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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アヤシキコト
1993年 東京都
赤坂伝馬町で、夜な夜なあやしいものが現れた。まるで池袋の怪のようである。ある夜、筆をおいて置いたら、字のようなものを書いた。

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ユウテンジョウニンノレイ
1975年 東京都
大伝馬町で、煙管屋の字が読み書きできない娘に祐天上人の霊が乗り移り六字名号を書いた。
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(ウブガミ)
1983年 東京都
練馬在池袋村出生の女子が、池袋の産神氏子を惜しみ、他に出て密通などした場合、必ずその家に怪があるという。ゆえに大方は村内で縁組みをして他に出さなかった。
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ウマレカワリ
1980年 和歌山県
死者の掌に字を書いておくと、生まれ変わりの子の掌に字が現れる。
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スマボウズ
1956年
家の怪。
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タヌキ
1984年 埼玉県
むかし、長慶寺の住職だった牧厳和尚は、お経を読むのも字を書くのもたいへん下手だったが、ある時、狸に化かされて狸の葬式に出かけて以来、お経もうまくなり、狸の毛で作った筆でたいへん上手な字を書くようになった。
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キツネ
1979年
野中游光兄弟8人は、常に人々の中にいて怪害をなし、多くの場合美男子となって婦人に通じる。それの所為は池袋村の狐に似ている。
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タリ
1960年 三重県
タリに憑かれて動けない時は、米という字を手に書くと歩けるようになる。
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フッテキタジュウモウ
1993年 東京都
糀町で暴風雨の夜、獣の毛が降ってきた。麹町あたりでは、獣が馬のようなものを食べながら飛んでいるのを見た人もいる。『山海経』の天馬のようなものか。
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キツネ
1975年 静岡県
赤坂おひさという名前のキツネが人を化かしたという。
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ノブスマ
1974年 神奈川県
4月頃、鎌倉河岸辺にあやしいものが出ると言われていたところ、ある時鳶の伊兵衛がそれを打ち殺した。それは身体がイタチのようで、眼は兎のようで、羽のようなものがあった。だれも知る人間がいなかったので、近くに住む浪人に聞いたところ、これは野ぶすまといって、普段は奥山にいるという。
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タヌキ
1989年 静岡県
小河内のある家に富士宮から和尚が来た。飯の時に人を寄り付けない。安倍川の渡しで一もうずの犬に食い殺されたとき、正体を現して狸になった。その和尚が筆を口にくわえて書いたという、絵とも字ともつかぬものが残っている。
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テング
1932年 富山県
文久の頃、越中の下新川郡大家庄村の光栄寺という寺で、燃えているものもないのに炎が見えることが続いた。そして天狗が大杉に隠れているという噂が広まった。そして畳をはがして積み上げたり、雨戸を一度にはずしたり、風呂を中に浮かせたりした。女のような声で紙を出せ、筆を出せと聞え、出しておくと字を書いてくれるという。
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ウマレカワリ
1944年 愛知県
足の裏に字を書いておくと生まれ変わりかどうかわかる。少々鈍い百姓が死に、足裏に字を書いて葬った。すると10里ほど離れた桑名に、やはり鈍い子が生まれた。足裏の字を消すには、もとの人の家の土をもらってきてそれで撫でると消える、と言われている。
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(ゾクシン),ウマレカワリ
1933年 長野県
死んだ人の手の平に字を書いてやると生まれ変わって来た子供はその字を掴んでいる。死んだ人の墓の土で洗わないと落ちない。
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キツネ
1973年 東京都
文政3年秋、大伝馬町二丁目の18歳のある娘に、祐天僧正がのりうつり六字名号を書いた。多くの人が訪れて名号や十念を求めた。しかし誤字があったので問い詰めると狐憑きであった。狐を憑けたのは娘の家の後家であった。
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(ウマレカワリ)
1982年 群馬県
7歳までの幼児を埋葬するときに、体に字を書くと同じ字や印のついた子が関係のない家で生まれる事がある。生まれ変わり。
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ユワタシガミ
2001年 鹿児島県
ユワタシ神は、怪を見るような人には見えるという。
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マド,マジ
1938年 徳島県
マドは人が歩く道に出てくる怪だという。マジというものも、マドのようなものだといわれている。
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ナナフシギ
1975年 高知県
岩本寺の七不思議。安産のお守りになる子安桜、三度実がなる三度栗、口なし蛭、磯の貝殻が桜の花片に化した桜貝、弘法太子が月を見て筆を投げたら筆に似た草が生えたという筆草、尻なし貝、戸たてずの庄屋。
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タヌキ
1973年 千葉県
下総国香取大貫村の藤堂家陣屋に仕える者の家に、文字を書く1匹の狸が住んでいる。この狸は天井にいて、主人が、筆に墨をふくませ机の上に置くと、白紙と筆は宙に浮いて天井に消える。後で主人が天井にのぼると「鶴亀」や「松竹」と書かれていて「田ぬき百八歳」とある。しかもこの書は、次の年になると「百九歳」と変わっている。
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ダレ
1976年 和歌山県
山で突然、腹が減って動けなくなったような状態を、ダレがついたという。手のひらに米の字を書けば治るという。
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