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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヤオヤノシチ
1978年 東京都
小石川円乗寺の八百屋お七の墓が新しくなっていたので理由を尋ねたら、ある夜同墓所を掃除に来た足軽が顔は小女、身体は鶏になったお七に弔うことを頼まれた為に、その足軽が再興したということだった。

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(バケモノ),テング
1982年
文政13年10月頃に、土井能登守領地の山里小屋に詰めていた豪傑の足軽が小便に立ったところ、32歳ほどの女が座っていた。足軽は女を捕らえようとしたが、逆に倒されて引きずられ気絶する。仲間が大勢来ると女の姿はなくなっていた。また女に掴まれた後の傷は最初紫色だったが、後には黄色になっていたという。これは天狗の仕業かと考えられた。
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モリサマ
1975年 山口県
上大田の山田家のモリサマは、昔先祖が、足軽が馬に水を飲ませようとしているのを上からばっさりと切った。それが祟るというので、祀ったという。
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オシチノボウレイ
1996年 東京都
大正の終わり頃、お七の亡霊が出るという噂が何度かたった。円乗寺の門前に毎夜現れるということが新聞に出た。昭和30年代まで亡霊が出るという噂があった。
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コウジン
1984年 島根県
田の中や家のへりに荒神藪というところがある。藪の中には石や大木、祠、土盛りなどがあったりする。これは尼子時代の武将を埋めた墓だといわれている。年に1度掃除をするが、入るときには「荒神さんよけて下さい掃除します」と断ってから入り、掃除する。掃除する人にはたたらないが、知らずに入った人などにはたたる。病気などになったときはそこを掃除したり、横屋さんに拝んでもらったりするし、荒神ヤブを切るときには塩を撒かねばならない。
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(ゾクシン),モウジャ
1933年 愛媛県
墓所を広くすると、亡者が迎えに来るという。
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ニワトリ(ゾクシン)
1990年 群馬県
鶏が夜鳴くと人が死ぬと言われている。
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キツネ
1930年 北海道
ある足軽が、老狐が蔵の上で寝ているのを見つけた。「神通力があるので撃たないほうがいい」というのを無視して撃とうとすると、鳥に化けて飛び去った。それ以来、撃った人は狐の祟りで不幸が続いたという。
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ジゾウ,シ,(ゾクシン)
1916年 福岡県
新墓に地蔵を立てると、七墓建てるまで死人が続くと言われている。
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(トイギキ),(ホトケオロシ),タマシイ
1984年 新潟県
ある家に悪いことが続くので「不動さん」にみてもらうと、前の山の中にある墓の魂が頼る人がいないので供養してくれといっている、といわれた。墓は何代か前にその墓から分家した先祖の墓で、現在その家族が住んでいる神奈川県下の家へ行きたがっているということであった。それで、古い家から一握りの土を持って帰り、居住地の新しい墓に入れて供養したところ、病気や悪いことがおきなくなった。
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(ゾクシン),カマ
1933年 岩手県
新しい墓には土を盛り傍らに鎌をさし立てる。魔除けの為である。
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バケモノヤシキ,アヤシキコトドモ
1974年 東京都
三年坂中程にあった屋敷は化け物屋敷であった。夜更けに仕事していると側にいた女の顔が伸び縮みしたり、恐ろしい顔になったり、座敷で火が燃えたり、病気で寝込んでいる女が掃除しているので寝込んでいる部屋に行くとやはり寝ていて、戻ってみると掃除していた女は消えていた。
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ヤオヤオシチ
1940年 秋田県
大正7、8年頃、「キチサンオリマセン」と書いた紙片を門口に逆さに貼らないと、八百屋お七の亡霊に憑かれて死ぬと言われ、浅舞町付近では皆そうした。その前後に悪性流行感冒がひどく流行った。
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ニワトリ
1953年 鹿児島県
鶏が夜なきすると、火事があるという。
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ユウレイ
1930年 愛媛県
夜毎に飴を買いに来る女がいる。後をつけると墓地で消えた。その新しい墓から嬰児の泣声がしたので墓を掘り返すと、棺桶の中で赤ん坊が死んだ女に抱かれていた。和尚はその子を拾い上げ、母親の菩提を弔わせるために僧にした。後に名僧になった。
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ザシキワラシ
1974年 岩手県
ザシキワラシはほうきでよく掃除をする、と聞いたことがある。
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バケモノ
1972年 鹿児島県
慶応年間のことである。安山松之丞等がカライモ畑で黒い人影に遭った。近在の足軽の姿だったが、行動に不審な点があり、松之丞の方でも持ち帰った鰯が翌朝見ると頭だけになっていたりした。また翌日当人に話を聞いてみるとそんなところには行っていないということであった。正体は狐か狸であろうか。
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ジゾウ
1916年 福岡県
新墓に地蔵を立てると、七墓建てるまで死人が続く。
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コジョロウビ
1933年 大阪府
高槻安満間の八町畷という松原では、昔から雨の夜に必ず小女良火という火が必ず出た。これは、昔、小女良なる女がここで害されて死んだその妄執であるという。通行人の傘や荷物の上に止まるが、念仏題目などを唱えたのでは逃げず、小唄や浄瑠璃の類を唄うと逃げ出すという。
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ツキモノ
1991年 愛媛県
神がかりになることを「憑き物がしとる」という。拝み屋に頼んで拝んでもらう。値段は2000円から30000円ぐらい。憑き物の家系というものはない。
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ウジガミ
1943年 静岡県
氏神が鶏を嫌うので、飼わない。飼ったら鶏が病気になったり、その家に不思議なことが続いて良くないという。
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(ゾクシン),ニワトリ
1936年 栃木県
夜、鶏の鳴きまねをすると火事になるという。
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