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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1976年 東京都
江戸の御瓜畑に狐が現れ瓜を食い荒らすので吏が困り、吉川惟足に祈祷を頼んだ。しかし惟足はそれには及ばないと、書付を与えた。その書付を畑に建てておいたところ、狐の被害が無くなった。書付には、おのが名の作りを食ふ狐かなという発句が書き付けられていた。

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ウリヒメ,カヤノネモト
2001年 青森県
お婆さんが水汲みに行ったところ、瓜が流れてきて桶に入った。その瓜から赤ん坊が生まれてきたので、瓜姫と名づけたが、あるとき、その瓜姫がアマノジャグという鳥に食べられてしまった。今も茅の根元が瓜姫の血で赤くなっている。
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ウリコヒメコ
1981年 鳥取県
お婆さんが川で洗濯をしていると瓜が流れてきたので拾って帰った。すると瓜の中から女の子が生まれ、瓜姫と名づけて育てるが、天邪鬼が悪さをして瓜姫になりかわってしまう。瓜姫が花嫁さんになるときに、鳥の知らせでそれがばれる。
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ウリヒメ,ヌシ
1939年 長崎県
お婆さんが川から拾ってきた瓜から女の子が出てきて、瓜姫と名づけられた。ある日、主が瓜姫を縛って瓜姫に化けたが、お爺さんとお婆さんはそれを見破った。
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ガワイロ
1987年 岐阜県
ガワイロは瓜が好きなので、瓜を食べて川に行ってはいけない。
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カッパ
1968年 岩手県
中屋敷のご先祖は、河童が謝罪の証文を書いたので許してやった。河童は瓜だけは食べさせてほしいと言ったので、ご先祖は川端に瓜の種を播いて歩き、至るところに小瓜畑ができた。
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フタゴイケ,オイケメイケ,リュウ
1931年 長野県
蓼科山の東にある大嶽の北側に二子池と呼ばれる池がある。男池女池ともいう。旱魃の時にはこの池の水を汲み下して雨乞いをするが、その際には井出氏に書付をもらわないと山が震え、水が湧き返り、池の岸に近づきにくいが、書付を池の中に投げ込むと池は静かになるという。ここには雌雄の龍が昇天するまでにいたといわれる小穴もある。
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カッパ
1979年 岐阜県
カッパは川で泡が吹いているところにいる。瓜を持って川に行くと、カッパが瓜をとる。
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ウリコヒメコ
1934年 兵庫県
昔、婆さんが川で大きな瓜を拾った。その瓜の中から女の子が出てきたので、瓜子姫子と名づけて育てた。瓜子姫子は大きく美しくなったが、婆さんが川へ洗濯に出ている間に悪い者に誘われて、とうとう殺されてしまった。
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タナバタ,イヌカイ,アマノガワ
1949年 熊本県
七夕の養子である犬飼が七夕の作っていた瓜畑の瓜を真二つに割ったため天の川が生じた。
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アヤシキウリ
1976年 京都府
御堂関白が物忌みの時、解脱寺の僧正観修、陰陽師清明、医師忠明、武士義家朝臣が傍らに侍っていた。5月1日、南都から瓜の献上があったが、物忌み中であるからと清明に占わせた。すると1つの瓜に毒があるという。僧正が念誦加持したら瓜が動き出した。忠明が瓜に針を2本刺すと瓜は止まり、義家が刀で瓜を割ったら中に小さな蛇がいて、両目に針が刺さり首が切れていた。
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カッパ
1979年 岐阜県
瓜を食べて川に入ると、河童に尻をとられる。
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ウリコヒメコ,オニ
1930年 岩手県
昔、ばあ様が川で洗濯しているときに拾った瓜から女の子が生まれ、瓜こ姫と名づけられた。あるとき、爺様と婆様が畑にいっている間に鬼がきて、瓜こ姫をだましてがりがりと食べてしまった。爺様と婆様が帰ってきたとき、姫はおらず、鬼が火棚の上に大の字に寝ていたので、家に火をつけて焼殺してしまった。
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テンセイ
1933年 山口県
オシヤリオセキという娘がいて、不思議な力を持っていたが、死んでしまった。その後能登守の家に娘が産まれたが、右手を握り締めたままだった。お告げがあり、その通りに長州の砂をかけると手が開き、前世を書いた書付が出てきた。
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アマノサグ
1955年 青森県
老婆が川で拾った瓜から女児が生まれ、瓜姫子と名づけられる。成長して一人で機を織っていると天邪鬼が来て、瓜姫子を食べた後、彼女に成りすます。丁度縁談が整い先方へ向かったが、婚礼の御馳走を全部平らげてしまうなどしたため馬鹿嫁だと追い出されてしまった。
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キツネ
1974年 大阪府
曽根崎で親を殺されたという狐を譲り受けたが、餌を食べないので困っているところに狐の叔母だという女が現れ、狐を養うかわりに狐を保護した人を助けたいので金が欲しいというので与えた。しかし女は狐を自分の乳で育てていた詐欺師であった。
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キツネ
1959年 宮城県
飼われている狐は人の言葉を聞き分け、命令に従い人を取り殺す。狐は人の尻から入りはらわたを食い荒らす。狐を操る専門の女もいる。狐に憑かれたら海の深みに入るとよい。狐は溺れ死ぬ。
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ガワイロ
1987年 岐阜県
夏、瓜または胡瓜を食って川に水浴びに行くと、ガワイロが出る。ガワイロは瓜が好きで、尻の穴から人の臓物を喰う。
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カッパ,ガーランベー
1979年 岐阜県
ガーランベーは瓜が好き。水を油のように粘り気あるものに変えて、瓜を食べた子どもを水中に引き入れ、子どものシンノコ(内臓)を食う。
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ガオロ
1958年 岐阜県
瓜を食べてすぐ泳ぐと、ガオロが尻を抜く。
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オーサキ
1983年 東京都
キツネをオーサキと言う。昔の人の話では、それが畑へ行くと、そこのうちの畑の石ころを拾っては畑に投げるという話を聞いたことがある。
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キツネ,クダギツネ,クダンギツネ
1915年 愛知県
狐にはクダ狐またはクダン狐という狐がいる。形が小さく、鼬のようである。
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