国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(カキノキノモジ)
1977年 滋賀県
比叡の横川のある小坊主が僧坊の前にある柿の木を切って、薪にしようと割ったところ、中が黒っぽいので、師の僧に見せると、「南無阿弥陀仏」という文字であった。

類似事例(機械学習検索)

(カキノキノモジ)
1977年
柿の大木が真ん中から裂けており、そこに天下という文字がある。この木はある寺の渋柿で、切って薪にしようとしたところ、文字があったため、めでたいものとして、薪にするのを止めて、京から送ってきたという。
類似事例

(カキノキノモジ)
1977年
蓮養房という法師が、柿の木を植えて愛好していた。彼が亡くなった後、弟子の僧がこの木を切って、風呂の薪にしようとしたところ、割っても割っても「蓮養房」という文字が出てきた。
類似事例

バケモノ
1989年 鳥取県
念仏岩に彫ってある南無阿弥陀仏の文字が消えてしまったら、化け物が出るといわれていた。
類似事例

カキ
1916年 山口県
柿の木から落ちると、死ぬ。
類似事例

〔センニンノモジ〕
1982年
慶長3年に大樹公(徳川家康)が狩りの時、鶴の羽裏にあった4つの文字を書いたという。この文字を天狗に遣われたという虎吉に見せると、仙人が常に唄う符字のようなものの中にある文字であるといった。
類似事例

〔ハンソウボウ〕
1957年 愛知県
半僧坊という等身大の地蔵の前で、子供は転ぶと起き上がれないという。
類似事例

キツネ,タヌキ
1989年 鳥取県
旧道に狐と狸の化け物が出たので、和尚が岩に南無阿弥陀仏の文字を彫り付けて、化け物を閉じ込めた。
類似事例

サイノカワラ
1956年 宮城県
関の東から長老沼に向かう途中の横川の沿岸、横川橋のところ右岸の砂原。亡者がここを通るとき、悲しいものは泣き、楽しい者は笑う声がして、亡者の足跡がある。
類似事例

(カキノキノモジ)
1977年 愛媛県
文化11年の春、伊予国大州領宇和川村の、がらがらという土地の畑に大きな柿の木があった。作物の邪魔になるので、畑の持ち主がその木を切ろうと、根本を斧でまっぷたつにしたところ、文字があった。「太王左月(右の旁は不明)」と読めた。文字は濃藍色であった。
類似事例

ツトヘビ
1937年 愛知県
薪を切っていたら、上のほうから大きな木が落ちてくる。よく見るとそれは大きなつと蛇だった。
類似事例

(ゾクシン),カキノキ
1933年 栃木県
柿の木から落ちると3年しか生きられないという。
類似事例

タマシイ,(ゾクシン)
1935年 大阪府
タマシイが柿の木にかかると、人が死ぬ。
類似事例

シノヨチョウ(ゾクシン)
1975年 静岡県
柿の木から落ちると、三年経って死ぬ。
類似事例

(ゾクシン),カキノキ
1933年 栃木県
柿の木から落ちると3年以内に死ぬ、という。
類似事例

カキノキ,シ,(ゾクシン)
1915年 東京都
柿の木から落ちると3年経って死ぬといわれている。
類似事例

ケンナンサイナンヨケノモジ
1982年 和歌山県
紀伊国に住んでいた男は弓を射るのが好きで、常に百発百中であった。しかしある時鶴を射たが当たらず、2射目もはずれた。不思議に思った男が鶴を捕らえて見てみると羽に文字が書いてあった。その文字を他の鳥に付けて矢を射ると、やはり一矢も当たらなかったので文字の守りなのだろう。この文字を所持する時は剣難や災難はないらしい。
類似事例

(カキノキ)
1943年 奈良県
嫁に子供が出来ないので占い師に見て貰った処、原因は庭に柿の木を植えている為だという。この柿の木は伐ったが、嫁は何も知らないで柿の木を火にくべた。この嫁には結局子供は出来なっかたそうだ。
類似事例

カキノキ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
柿の木から落ちると3年たたないうちに死ぬ。
類似事例

コボウズ
1960年 愛媛県
50年前までは小坊主という妖怪がたびたび出た。出たときは大変小さいが、みるみるうちに大きくなる化け物という。
類似事例

カキノキ,ヤクシサマ,オツゲ
1964年 福島県
北会津村のある部落では、薬師信仰から柿の木をうえてはならない禁忌があった。大正11、12年頃、耕地整理を機にこの植栽禁忌をとりやめようという提案があった。村の古老は反対したが、僧をたのんで薬師様に祈祷をしてもらい、「植えてもよい」とお告げをもらったため、柿の木を植えることにした。
類似事例

カワッパ
1937年 福井県
カワッパが出てきたら、割り箸を割り、もう割ってしまったと言うと騙される事はないという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内