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検索対象事例

カミキリ,キツネ
1976年
髪截が流行し、知り合いが夜寝ていると髻を切られた。しかし枕に付いた部分は切られてなかった。切り口は涎滑でとても臭かった。ある人が言うには、狐が噛み切ったのだと言う。

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カミキリ
1975年
筆者が幼かった頃髪截が流行した。その後も何度か流行した。道士が狐を駆役してそのようにさせるのであるが、大抵婦人女子の髪を切り、男子の髪を切ることは聞いた事がない。
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コビ
1975年
狐媚が人の髪を切る話があるが、男子の髪を切るだけで婦人の髪を切るのことは聞いた事がない。
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カミキリ
1975年
元禄のはじめ、夜中に往来の人の髪を元結から切る。切られた人はいつ切られたかすらわからない。このことは国々にあるが、伊勢の松坂に多い。江戸で切られた人もいる。
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カミキリ
1975年 三重県・東京都
元禄のはじめ、夜中に往来の人が神を元結の際から切られることがあった。切られた人はいつ切られたかわからない。伊勢の松坂が多かったが江戸でもあった。紺屋町のある下女が夜買い物に行ったときに髪を切られたが気づかず帰り、人に言われて気付いて恐怖で気を失った。
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ハカノオマツ
1974年 兵庫県
雄松が大きくなりすぎたので、切ろうとしたが、切る人がいなかった。あるお坊さんが切ったが、病気になって死んでしまった。その松をあまりいじめてはいけないと、言われている。
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(ゾクシン),キツネ
1933年 神奈川県
夜に爪を切ると狐が入る、という。
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(シャッコウ),カミキリ
1979年
中夜に赤い光が現れ部屋の中を照らした。皆それを恐れていると、気がついたら多くの人が髻を切られていた。
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(タタリ),マツ
1985年 愛媛県
切ると島から水がなくなるという一本松を切った人が怪我をした。
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カミキ
1958年 香川県
神屋敷にある木はカミ木なので切ってはいけない。切る時はお伺いをたててから切る。手斧を木の根元に打ち込み、切ってもよい時はそのまま根元に打ち込まれたままになっている。斧が一夜のうちにはずれていると切ってはいけない。切った後は必ず杉一本、檜一本を植えることを約束する。
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ヤマノカミノケヤキノキ
1973年 福井県
現在山の神を祀ったところに、昔ケヤキの木があった。それをある人が切ろうとすると大きな音がして「切ってはいけない」といった。さらに「切るとおまえの妻がケガをする」ともいった。かまわず切るとその人の女房がケガをした。
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キビョウ,カミ,チ
1976年 東京都
江戸に髪の長い女がいた。毎月3,4尺切るのだがすぐ元に戻ったので、髪を剃って尼になった。また、夜になると髪がひとりでに動く婦人がいた。この髪を切って熱湯に入れたところ、髪は忽ち血になった。
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〔ハシタメカミキリ〕
1975年 東京都
下谷のある家の婢が、朝起きて玄関の戸を開けようとした所、しきりに頭が重くなり、突然髪が落ちた。このように髪が切られた場合は粘り気があり、臭気がするものだが、そうではなかったという。また去年髪を切られた別の家の婢は、宵よりしきりに眠気があって切られたのだという。
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カイオン
1958年 香川県
ネゴヤで寝ていると向かいの山で、大勢で木を切っている音がする。しかしだれもその夜木を切った者はいなかった。
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サンボンマツ,タタリ
1950年 千葉県
市川の三本松を切ると、切った人は必ず死ぬ。
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イタチ,マジナイ,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
イタチが道を横切ったとき、「イタチが道切る 血道切る おれがさき切る アビラウンケンソワカ」と言うといわれている。
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カミキリ
1979年
明和8年に髪きりが流行した。切られたところは粘りがあり、とても臭いという。修験者が多く捕まって吟味をうけた。
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クビナシ・クビキリジゾウ
1986年 埼玉県
人の身代わりになって首を切られた。
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クビナシ・クビキリジゾウ
1986年 埼玉県
人の身代わりになって首を切られた。
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オオスギサン,タヌキ
1978年 愛媛県
荒神様の裏の大杉が勝手に燃え出した。消そうとしても消えず、三日後の夕方そうっと消えてしまった。荒神様に移っては大変と大杉を切ろうとしたが、なかなか切れずようやく半分ほど切ったら次の日にはもう切り口がわからなくなっていた。狸の仕業だろうということで切るのをやめた。
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カミキリ
1975年
4、5月の間に髪切が流行した。人々の髪が、切られたように自然と抜け落ちることを、髪切という。
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ヤマノカイ
1991年 香川県
山で木を切るため山小屋に泊まっていると、夜に向かいの山で木を切っている音がして眠れないので翌朝文句を言ったが同じ言葉を返された。恐らく山の怪のしわざであろうと言われている。
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