(ゾクシン),カガミ,レイ 1998年 静岡県 鏡が割れると、悪い霊が来る。
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カガミ 1998年 静岡 鏡が割れると、悪い霊が来る。
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カゼノカタマリ 1970年 三重県 天候が変わる時に、風のかたまりがみたいなものを見ることがある。
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リュウランセキ 1938年 新潟県 日照りの年だが突然暴風雨となった。この最中に卵石が寺に降ってきた。重いので移動できず、小さく砕こうとしても割れなかった。夜、地響きと共に真っ二つに割れ、中から閃光が散り、卵石は消えたが翌日には元のところに戻っていた。
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モチ 1964年 福島県 正月に神に供えた餅が割れるとその一年は悪いことがある。
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オッパショイシ 1911年 徳島県 村の入り口の近くに名のある力士の墓があるが、いつかから前を通ると「オッパショオッパショ」と墓は喋りだすようになった。そこで、ある強い人がそれなら負ぶされと言って石を負うと徐々に重くなった。それを投げたところ二つに割れてしまい、それ以来この怪異は絶えて、長い間割れた石が残っていたという。
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リュウセキ 1976年 新潟県 越後国蒲原郡勝屋村のある百姓が、山で径5、6寸ぐらいの丸い石を拾ったところ、ある日、石が二つに割れて中から煙が立ち昇り、にわかに雷鳴大風雨がおこった。割れた石の中には丸い穴があったという。
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マエシラセ,メシチャワン 1964年 福島県 飯茶碗が二つに割れて、なにかあるぞと心配していると、人が死んだことを知った。
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オッパショイシ 1938年 徳島県 道端の石が背負ってくれと言う。土地によってはウバリオン・バウロ石などともいう。徳島郊外のオッパショ石は、ある力士がそれなら負ぶされと言って石を負うと徐々に重くなった。それを投げたところ二つに割れてしまい、それ以来この怪異は絶えて、長い間割れた石が残っていたという。
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ボーコーノオドリ,ヒトメニュウドウ 1948年 新潟県 下男が毎晩連れ出されるので、後をつけた婆さんは、海に半分足をつけて一人踊る下男を見た。周りで踊る多くの人には足がなかった。何とか下男を救おうと熊野に願掛けをすると、下男に憑いた亡霊は離れて助かった。熊野さんが大入道になって助けてくれたのだという。
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キツネ 1977年 福島県 鳥羽天皇の時代、シナから来た白い狐が天皇の妾になっていたが、祈祷で正体がばれて那須へ飛んだ。山狩りをして狐を打つと流れた血が黒い大きな石となった。石の上を飛ぶ鳥が落ちて死ぬので、源翁和尚が石を割ると三つに割れて飛んだ。そのうち一つが常在院にある。
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(ゾクシン),シニン 1933年 神奈川県 死者の魂は、墓の茶碗が割れるまでは成仏しないという。
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ウマイシ 1974年 岐阜県 美濃国の郡上の西に穴馬村の山に穴があり、その中に馬石がある。日照りの時にはこの洞窟に入って馬石に鞭を打つと、必ず雨が降るという。しかし鞭を打った者は3年以内に死んだという。
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ミョウケンサン,オオイシ 1972年 長崎県 余所の偉い人が行き倒れて亡くなったので、命日にダゴーを作って供養した。大石を死体を埋めた上に置こうとしたところ、近くの大石がびくともしないので、ある人が一発殴るとその石が2つに割れた。死んだ人の力で割れたのだと考えて、偉い人だろうということで、妙見さんとして祀った。
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ホトケオガミ 1965年 岩手県 下男、下女を家人の居るところより上(「上居」)におくと、よいことはないという俗信がある。
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サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが杭を打つ音が聞こえると、近所の誰かが死ぬという。
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(ゾクシン) 1986年 埼玉県 夕方にあぶが出ると天気が変わる。
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アマメハギ,(ゾクシン) 1978年 石川県 囲炉裏に足をつっこむと、アマメハギが来るといわれている。あるいは大根が割れるともいう。
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タヌキ 1982年 宮城県 炭焼きの人が月夜に山の炭窯で寝ていたら、大きな狸が出て腹鼓を打ち始め、小さな狸もたくさん出てきて月の出ている間中腹鼓を打っていた。
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バトウカンノンノヤマイシ 1971年 鹿児島県 シンブシイッチョンという人がオロン山の馬頭観音の石で打たれ、石の打った箇所が腐った。夜になるとその石がグズグズ語る。昔は本村では9月9日に馬頭観音の石とかかわりがある祭りをやっていたが、日付が関係あるかはわからない。
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ヤナセノオキチ 1975年 高知県 郷士の家の若い下男と女中が相愛の仲になったが、主人は女中を、奥方は下男を好いていたので、叱られた下男は自殺した。女中は下男を殺した罪で死罪とされた。それ以降その家では不思議なことや不幸が続き、祠を建てたが一家は他国に移った。
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