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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

イジュウ
2000年 新潟県
山中で石に腰掛けて焼飯を食べていたら、髪が長く猿のような顔をした者が現れた。焼飯をあげたら、お礼として荷物を持ってくれた。

類似事例(機械学習検索)

ネザサヲオシワケテクルモノ,サル
2000年 新潟県
山中で焼飯を食べていたら、猿のようなものが現れた。猿に似ているが猿ではなく、毛が長く垂れ、身長は並みの人よりも高かった。眼は大きく、光っていた。焼飯を乞うたので与えると喜んで食べ、お礼に荷物をもってくれた。
類似事例

サル
1974年 滋賀県
猿を撃ったら、猿のような顔の子どもが産まれた。
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ボウレイ
1980年 神奈川県
お盆に舟で荷物を運んでいると、突然、櫓が動かせなくなる。何とか荷物を送り届けて和尚に話をすると、運んでいた荷物の中にありがたい経文があり、それに海にいる亡霊が付いたのだろうと言う。
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オニ
1991年 愛知県
立岩の山中に住む鬼が運んできたという大きな石がある。この岩の上で鬼は腰掛けて休んだという。
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サル
1939年 和歌山県
猿屋が許してくれと拝む猿を撃ち殺したところ、妻が猿の子を産んだ。
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サル
1941年 愛媛県
田の水のことで困っていた老人に、猿が三人の女の子の中から嫁をくれれば水をかけてあげると言った。娘のうちの一人が猿のところに嫁に行ったが、猿をだまして殺してしまい、家に帰った。
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サイノカワラ,カミ,オンナ
1975年
賽の河原に、髪の長さが100丈ばかりで、髪の裏は火焔が燃えている女がいた。これは、人の髪が長いのを羨んだためである。決してこのようなことを思ってはいけない。罪深いことだ。
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キビョウ,カミ,チ
1976年 東京都
江戸に髪の長い女がいた。毎月3,4尺切るのだがすぐ元に戻ったので、髪を剃って尼になった。また、夜になると髪がひとりでに動く婦人がいた。この髪を切って熱湯に入れたところ、髪は忽ち血になった。
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サル
1926年 茨城県
猿のたたりの話は多くある。山で孕み猿が命乞いをするのを無視して殺したところ、猿と寸分違わぬ顔の女の子が生まれた。また、3人までもが唖の娘であった。猿殺しの祟りだといわれた。
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サル
1941年 秋田県
若い狩人(マタギ)が生け捕った猿を逃がしてやった。すると、猿は大勢の仲間と共に苺や栗をお礼に持ってきた。
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サル
1978年 石川県
ある老人が働きに行っている間に、猿が蓑や笠を着て化け、家に先に帰ってしまった。老人が家に帰ると猿がいた。猿に化かされると、猿は葬式が嫌いなので、葬式の着物を着て、灯籠を持って泣き真似をすると、猿は抜けていったという。
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サル
1941年 愛媛県
ある人は猿に笑われてその猿を捕まえて妻に調理してもらうことにしたが、妻は猿に騙されて釜に入れられて、夫がそれを食べたという。
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サル
1976年 福島県
奥州会津の黒沢の山中に大きな猿がいて、200匹ばかりの群れを率いていた。その猿は、いつも大きな丸い物体を持ち歩いていたが、ある人がそれを見て怪しんで、銃で猿を撃ち殺した。猿が持っていたのは、短刀が曲がって朽ちたもので、それは藤蔓で何重にもくるんであった。
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サル
1973年 香川県
百姓が田んぼで仕事をしていたところ、仕事が残ってしまった。困っていると猿が来たので「娘をやるから仕事をしてくれないか」と言うと猿が代わりにしてくれたので、娘を嫁にやった。後に正月か節供に餅を持って里帰りしてくるとき、娘が大きな柿の木の下で柿を取ってくれと猿に頼んだ。猿は柿を取ろうとして下に落ち、溺れて死んだ。娘はそのまま家に帰った。
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オタイシサマ
1975年 山口県
火事があった際、子供姿のお大師様が荷物を運び出してくれたという。
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キカイ,キジョ,イケイノモノ
1974年 京都府
京都叡山の北の山の山中の岩の上に恐ろしい異形の者が立っていた。女のようで長い髪を振り乱し、両眼は光り、左手に亀、右手に蛇を持っていた。目撃者はその後、熱病になったが、薬を飲ませて邪気を退けるとやがて治った。
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カッパ,サル
1953年 東京都
猿回しは河童の住む川を渡るときは猿の顔を包んだという。昔江戸でも河童の災いを逃れるには猿を飼うのがよいといわれた。猿は河童を見ると捕まえずにはいられず、河童は猿を見ると動けなくなるという。
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キツネ
1938年 長野県
山道で狐に化かされ、石だと思って腰掛けたらそのまま谷底へおちた人がいる。
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ヤマノカミ
1982年 新潟県
山の神の祭りの日には、山で髪をすくきれいな女をみたといい、山中で髪をとかすことを禁じている。
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サル
1973年 三重県
猿が人間の嫁をもらった。その娘は長い草履を作ってくれといい、また水瓶を一つ買ってくれと言った。買ってもらった水瓶を猿に背負わせ、長い草履を履かせて、板橋を渡ろうとしたときに娘は長い草履を踏んだ。そうすると猿は転んで、川の水が水瓶に入って流れていってしまった。娘はそのまま家に帰ったという。
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コウボウダイシノテヌグイ
1974年 宮城県
水を飲ませたお礼に、弘法大師がくれた手拭いで顔を拭いたら、美人になった。
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