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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヒイラギヅカ
2000年 神奈川県
お婆さんの店が泥棒に入られた。泥棒の1人はお婆さんが知っている人だった。その人は、お婆さんに喋られると困るので、お婆さんを殺してしまった。それで土地の人は、屋敷の入り口に災難避けのためにヒイラギの木を植えて、ヒイラギ塚を作った。

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タヌキ
1991年 奈良県
山で炭焼きをしていたお爺さんの所に、毎晩狸がお婆さんに化けて訪ねてきた。そこである日お爺さんはお婆さんに絶対訪ねて来ないようにと言い、その夜に訪ねてきたお婆さんの頭を斧で叩き切った。お婆さんは声を出して逃げたので、本物のお婆さんは切ってしまったのかと驚いて家に帰ると、家にはちゃんとお婆さんがいた。そして軒下で古狸が死んでいた。
類似事例

タヌキ
1992年 奈良県
山で炭焼きをしていたお爺さんの所に、毎晩狸がお婆さんに化けて訪ねてきた。そこである日お爺さんはお婆さんに絶対訪ねて来ないようにと言い、その夜に訪ねてきたお婆さんを刃物で殴った。お婆さんは声を出して逃げたので、本物のお婆さんは殴ってしまったのかと驚いて家に帰ると、家にはちゃんとお婆さんがいた。そして軒下で古狸が死んでいた。
類似事例

サル
1939年 長崎県
お爺さんが悪さをする猿を捕まえてお婆さんに預けていたが、猿はお婆さんをだまして殺してしまった。その後、猿はお婆さんに化けてお爺さんにお婆さんの肉を食べさせた。
類似事例

タヌキ
1992年 奈良県
大雨が降ったので、お婆さんが川につけてある楮を提灯をもって取りに行った。けれどもいつまでたっても帰ってこない。怖くなり、川に行ってみたがお婆さんはいなかった。お婆さんは、狸に騙されて道を間違えていたのだった。
類似事例

ネコ
1982年 宮城県
皆が祭文語りを聞きに出て、目の見えないお婆さんとトラという猫だけが残されたとき、トラがおばあさんに祭文を語った。猫は口止めしたがおばあさんは喋ってしまい、猫はお婆さんを睨んでいなくなってしまった。お婆さんもその後しばらくして亡くなり、その家の人も死に絶えたという。
類似事例

オハカノヌシ
1983年 香川県
あるお婆さんが山の中で墓石を見つけ、まわりを掃除してお花をあげた。しばらくするとお婆さんが病気で動けなくなった。拝んでもらったところ、お墓の主がお婆さんにお花をあげてもらった事がうれしくて憑いたのだという。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
お爺さんが狐に化かされ、お婆さんを狐だと思って殺してしまった。
類似事例

ユウレイ
1983年 新潟県
住職が夜寝ていると、寺によく来るお婆さんが十二単を着て出てきた。電気をつけると消えた。お婆さんが亡くなったと悟った住職は読経をして、行ないすました午前1時ごろ、告げ人がお婆さんの死を知らせに来た。
類似事例

カエル
1934年 栃木県
百姓が蛇に、娘を嫁にやる約束をした。娘は知恵を絞って、蛇から逃げ、あるお婆さんに助けを求めたら、お婆さんは、娘が殿様の嫁になるようにした。そのお婆さんは、百姓が以前助けた蛙であった。
類似事例

ネコマタ
1936年 石川県
ある侍が猫又を退治しようとした。猫又に矢を放つと腰に当たり、猫又は木から落ちてどこかへ逃げた。その頃、お菊というお婆さんが死にそうになっていた。侍が着物をはぐと、矢で打たれていた。お婆さんはまもなく死んだ。13年前、猫又がお婆さんを食い殺し、そのお婆さんに化けていたのだった。
類似事例

ネコ
1973年 岩手県
京津畑集落のある家で、お婆さんが一人で留守番をしていたら猫がやって来て義太夫を語り、このことは人に漏らすなと口止めして出て行った。あまりにも面白いのでつい人に話してしまったら、猫が怒ってお婆さんを食い殺した。
類似事例

オバアサン
1986年 東京都
夜中の2時ごろ、団地の戸をノックする人がいる。ドアの穴から覗くと、お婆さんがいる。お婆さんは中に入ると、大きな鎌を持って襲いかかってくる。その時「ババサレ」と言わないと殺されてしまう。
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コウボウダイシサマ
1983年 山梨県
お婆さんが川でじゃが薯を洗っているところへ弘法大師様がきて、芋をくれないかといったが、お婆さんが小さすぎてあげられませんという意味で言ったのを、弘法大師様が「石芋で食べられませんよ」とうけとって石にしてしまった。しかし、その後で、お婆さんがわけを話すと食えるようにしてやるといった。
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キツネ,ネコ
1996年 京都府
だいぶ昔、一人暮らしのお婆さんが飼っていた猫がいた。毎晩、その猫は手拭で頬被りをして出て行く。ある晩、お婆さんは不思議に思い、猫の後についていった。そこには狐が待っていて、狐の音頭で踊り始めた。お婆さんは急いで家に戻り、猫を家から追い出した。
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イシジゾウ
1961年 岩手県
昔、石地蔵の前で泥棒が金持ちを殺して金を盗んだ。泥棒は地蔵に口止めしたが、自分で喋ることになると言われた。3年後、果たしてそうなり、3年前に殺した金持ちの息子にそうとは知らず喋ってしまって敵を討たれたという。
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キツネ
1998年 奈良県
墓の中で何かがむくっと立ち上がった。狐か狸かが騙しているのかと思い、手に持っていた傘で殴った。そうしたら、小便をしているお婆さんだった。後で饅頭を買ってお婆さんに持って行った。
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ヒョットコ
1979年 鳥取県
お爺さんとお婆さんが、子供が欲しいと願かけすると、大晦日の晩にひょっとこづらのみっともない男の子をもらう。子をかわいがるお爺さんには福がきて、かわいがらないお婆さんには福がこなかった。お婆さんが逆恨みしてその子を追い出すと、家はさびれていった。
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ニオウ
1977年 神奈川県
仁王様が夜遊びに出かけ、ある家でお婆さんが糸をつむいでいるのを覗いたところ、そのお婆さんが大きな屁をした。仁王様がおかしくてくすりと笑ったところ、お婆さんが「におうか」と言ったので、仁王様はびっくりして逃げ帰った。
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アンバサマ
1939年 千葉県,茨城県
あんば様という神様は、お婆さんのようにも考えられていたらしい。だから、病人が現の夢に、お婆さんが来た夢を見ると軽く治り、山伏が来た夢を見ると重くなったそうである。若い綺麗なお坊さんになってきたという人もいた。
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キツネ
1972年 千葉県
昔、狐がご馳走をするといってお婆さんを誘い出し、おいしいソバをご馳走してくれた。お婆さんがよく見ると、ソバはみみずだった。
類似事例

ヌスビトカミサマ
1984年 長野県
ある人の家に泥棒が入ったので、追いかけていくと、山の神様の辺りで見失った。この神様が泥棒を隠したのではないかということになり、盗人神様と呼ばれるようになった。
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