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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ブナガヤ
1985年 沖縄県
10歳の頃、川岸で芋を洗っていたら、ブナガヤが現れ、それはまるく真っ赤なものであった。驚いて芋をほったらかしたまま逃げ帰ったが、姉は信じてくれなかった。それで姉と2人で川に行ったら、姉もブナガヤを見てびっくりして、芋を置いて家に戻ってきた。

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ニチレンショウニン,イシイモイド
1977年 神奈川県
昔、1人の女が井戸端で芋を洗っていたところ、みすぼらしい旅の僧がそれを恵んで欲しいといってきたが、女はそれを聞き入れなかった。すると、帰ってこの芋を火にかけても半煮えで石のようにかたいままであったため、女は芋を捨ててしまった。芋は井戸に落ちて芽を出し大きな葉をつけた。女はそれを自分のものだと言って掘ったのだが、芋は1つも出てこなかった。それ以来、井戸からは清水が湧き出してこなくなってしまった。
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ヘビ
1974年 埼玉県
武州板橋から1里ほどいった処の西戸田村に、2人の娘を持つ寡婦がいた。その姉の方も不孝者で、母に食事を与えなかった。姉の夫が隠れて食物を与えたが姉に見つかり、食物を奪い取って蹴散らした。それもあって母が病気にかかり、泣く泣く寝屋から出て井戸に身を投げた。姉の夫は驚いてハシゴを降ろそうとたところに姉がやってきて、姉は誤って井戸に落ちた。すると母は半身が蛇となって姉に巻き付いたが、夫の志が忘れがたく、やさしさを気にかけて許すと言って姉を放し、母は死んだという。姉もしばらくして死んだ。
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コウボウイモ,イシイモ
1987年 長野県
昔,弘法大師が沓掛温泉を通りかかったとき,老婆が芋を洗っていた。大師が芋を所望すると,老婆は「この芋は堅くて食べられない」と答えた。以来,ここでとれる野生の里芋は堅くて食べられなくなってしまったという。この芋を「石芋」という。
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〔オオウチノミズナシガワ〕
1986年 大分県
弘法大師が田代の川で芋を洗っていた老婆に芋を所望した。老婆が洗っていない芋を渡したので,大師は川に杖を刺して水を枯らした。一方その下流の新屋敷では洗った芋を与えたので,水の無い川底に杖をついて水を湧き出させた。
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オニ
1965年 高知県
節分の夜、姉が鬼に連れ去られて舟に連れ込まれた。姉が豆を投げたら、豆が鬼の目に入り、鬼が暴れて舟が沈んで、姉は泳いで逃げ帰ることができた。姉が山仕事に行った時にさらわれて、弟が助けに行った、という話にもなっている。
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(フカクナッタカワゾコトエグイイモ)
1986年 大分県
(所望した人に)芋を与えなかったため川底が深くなり,芋がえぐくなった。
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オニ
2000年
芋の子うりの綺麗な娘が小坊に芋の子を好きなだけ食べさせてやるから家に来いと行った。
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ゴウロクイモ,コウボウダイシ
1956年 宮城県
下愛子の老婆に芋をもらえなかった弘法大師は、今の大梅寺門前に来かかり、いよいよ腹が減ったので、とある家で一飯を請うと、その家の老婆は貧しいながらも親切にもてなしたので、大師はよろこんで、この家の芋だけうまい芋にした。これを郷六の弘法お授け芋といって仙台第一の美味と称される。
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コウボウ
1931年 東京都
昔、乞食のような風体の旅僧がきて、畑の芋を求めたが、芋をやるのが惜しくて「この芋は固くて食えない」といって断った。旅僧は「そうか」と言ってさっさと帰ってしまったが、それ以来、その土地には固くて固くて食えない芋ができるようになったという。
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〔タキオノミズナシガワ〕
1986年 大分県
貧しい身なりの旅僧(弘法大師)が,芋や大根を洗ったり洗濯をしている老婆にそれらを所望したが,断わったり,洗わない芋を与えたので,その川の水が無くなった。
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〔ソウダノミズナシガワ〕
1986年 大分県
貧しい身なりの旅僧(弘法大師)が,芋や大根を洗ったり洗濯をしている老婆にそれらを所望したが,断わったり,洗わない芋を与えたので,その川の水が無くなった。
類似事例

〔イマタワラノミズナシガワ〕
1986年 大分県
貧しい身なりの旅僧(弘法大師)が,芋や大根を洗ったり洗濯をしている老婆にそれらを所望したが,断わったり,洗わない芋を与えたので,その川の水が無くなった。
類似事例

ダイコンガワ
1986年 大分県
貧しい身なりの旅僧(弘法大師)が,芋や大根を洗ったり洗濯をしている老婆にそれらを所望したが,断わったり,洗わない芋を与えたので,その川の水が無くなった。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
家の裏に大きなジックンの木があった。旧暦8月のシバサシーの日の前後には、その木を根城にしてブナガヤがよく出没した。ブナガヤは時々、お粥鍋の飯粒だけを食べ、水だけにした。そこでブナガヤにウンダ山に移住してくれるように頼んだら、それからはブナガヤの被害はなかった。
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ユメ
1928年 愛知県
ある女が20歳のときの話(20年前)である。姉の病気が重くなり見舞に行こうと思っていた晩のこと、誰かが戸を叩くので声を掛けると、それは患っているはずの姉であった。中に招き入れたが、姉は黙って土間に立っているだけであった。そのとき、戸を激しく叩く音が聞こえたが、気づくと自分は床に寝ていた。しかし、まだ戸が叩かれているので戸を開けると、飛脚が姉の訃報を知らせにきたのだった。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
ブナガヤが出没する近くの野原にはブナガヤの巣があるという伝承がある。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
おじいさんが岩の穴に落ちたら、中からブナガヤが出てきた。ブナガヤは足を捻挫したおじいさんにいたわりの声をかけてくれた。そしてブナガヤは家に帰る途中までおじいさんを背負ってくれた。
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オニ
1991年 鹿児島県
姉弟二人のうち弟がいなくなった。集落の人が弟は鬼になって山にいると言うが、姉は信じようとしない。握り飯に針をさしたものを作り、それを食べるなら鬼だと教えられその通りにすると、全部おいしいといって食べた。姉は本当だと信じ、逃げると鬼が追いかけてきたが裏白のしげみにかくれて難を逃れた。また、ススキの根の赤いのは鬼の血だともいう。
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オトヒメ
1977年 徳島県
貧乏な姉と金持ちの妹がいた。姉が門松を海中に投げると水神が現れ、門松の礼に狆をもらう。狆が米3合を食べて小判3両を出し、姉は金持ちになる。妹がチンを借りていき、死なせてしまう。姉が死骸を埋めるとエノミの木が生え、実の代わりに小判が成った。
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コウボウダイシ
1943年 岡山県
長根芋をくれといわれたのに、嘘を言って差し上げなかったので、それ以来この地の長根芋はえぐくなって食べられなくなったという。
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カガミガイケ,ヤマアラソイ
1956年 宮城県
船形山の女神が姉神と山争いをして姉神に追われ、ここで水鏡をし、乱れ髪をなおしたといわれている。
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