ブナガヤ,キジムナー 1985年 沖縄県 ブナガヤやキジムナーは、赤毛で丸々と太って金玉をぶら下げており、赤ん坊のようだったり男の子のようだったりする。火玉を放ち、ところかまわず焼く。魚釣りをし、水面を歩く。三味線を担ぎ遊女の家に行ったりもする。
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ブナガイ,ブナガヤ 1985年 沖縄県 ブナガイ・ブナガヤは海と山に住む。火玉を放ったり、骸骨を歩かせたりする。魚取りを断ると人家を焼く。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは海や山・人家に住む。魚や貝を取る。山の珍味をくれる。屁を嫌う。
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(ゾクシン),イタチ 1935年 山口県 いたちに屁をかまされると馬鹿になる、という。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは女の子の姿をしており、海や山に住む。魚取りをする。男の人を背負って川を渡る。消えたりもする。屁を嫌い、約束を守らないとほっぽり出される。
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ブナガヤ,キジムン,キノセイ 1985年 沖縄県 ブナガヤやキジムン・木の精は縮れた赤毛をしており、山や人家・大きな老木に住む。山仕事の手伝いをしてくれる。樫の木の炭に藍を混ぜたものやタコなどを嫌う。住んでいる木を倒したりするといたずらをし、タコをぶら下げたり水をかけたりする。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは人家や海に住み、魚を捕る。暁の鳥の鳴き声や屁を嫌う。
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ヘッピリヨメゴ 1956年 宮城県 屁っぴり娘が年頃になり嫁にいったが、屁をこらえていたので顔色が悪くなった。心配した姑が話を聞いて、「心配せず屁をたれろ」と言ったので、嫁は「炉ぶつにつかまって」と言ったので姑は言うとおりにした。嫁が屁をやらかすと姑は向い山までふっとんだ。腰をさすりながら帰ってきた姑に追い出されて、嫁は実家にも戻れず、街道をずっと歩いていた。途中木綿屋の前で木いっぱいになった梨を落とせなくて困っていた。嫁が全部取ると言うと、木綿屋のおやじが「取れるもんならとってみろ、とれたら反物をうんとやる」という。嫁が屁をやらかすと梨は大風にあったようにすべてもげた。約束どおり反物をいっぱいもらい家に戻ると、姑ガガも喜び、「お前の屁はそんなに役に立つのなら家にいろ」と嫁はまた家に戻れたという。
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カッパ 1986年 大分県 河童は赤毛である。
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タケキリジイ 1981年 鳥取県 よいお爺さんが竹薮で竹をきっていると、殿様がそこで竹をきるのは誰だと問うので「日本一の屁こき爺」と答えた。すると殿様がそれなら屁をふってみろ、と言うので言われた通りにしてたくさん金をもらった。それを聞いて悪い爺さんがまねをしたが、たくさんに糞をしてしまい、殿様が腹を立てて尻を刀で切ってしまった。
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キジムナー,ブナガヤ 1985年 沖縄県 キジムナー・ブナガヤは昼は山に住み夜は人家に住む。山仕事や魚釣りをする。タコを嫌う。
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キジムン 1989年 沖縄県 ある人がキジムンと友達になった。キジムンが望みをかなえてやるというので、大和見物をしたいというとキジムンは「早速連れて行ってやるが、屁だけはしないように。私は屁がこわいから」と言う。彼は屁をへまいと用心しながら、キジムンに連れられ千里の波涛を越えて大和を見物して帰った。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは赤い顔の木の精である。大木のあるところや、人家・海に住む。潜るのが上手く、魚を取り、片目を食べて残りを人にくれる。屁を嫌う。
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ブナガヤ 1985年 沖縄県 川沿いの野原でブナガヤが踊っているのを見た人がいる。赤毛で裸の男の子で、川の石の上で「シッチョイ、シッチョイ」と尻を振っていたという。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは海や村里に住む。悪い者がわざと屁をしたら、その人は海に放り投げられて死んだ。
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ヘビ 1937年 愛知県 蛇を半殺しにしたまま放っておくと取り憑くという。
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カッパ 1935年 熊本県 河童の屁は猛烈なものかはわからない。初夏になると川から山に行く河童は、その途中で放屁をしながら進むという。
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ブナガヤ 1985年 沖縄県 家の裏に大きなジックンの木があった。旧暦8月のシバサシーの日の前後には、その木を根城にしてブナガヤがよく出没した。ブナガヤは時々、お粥鍋の飯粒だけを食べ、水だけにした。そこでブナガヤにウンダ山に移住してくれるように頼んだら、それからはブナガヤの被害はなかった。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは海辺の岩の下に住む。口笛を吹く。金玉をなで、金玉を借りたり返したりする。
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カッパ 1991年 滋賀県 河童が出てきて、「相撲取ろ」といって「金相撲しよか、張り相撲しよか」という。金相撲は金玉を張ること、張り相撲というのは張り倒すことだ。「金相撲しよ」というと金玉を握られて尻のだっこを抜かれるので、「張り相撲しよ」といって頭を叩く。そうするとかっぱは皿が割れて弱る。
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オニ 1941年 秋田県 鬼が屁をひって死ぬのは怖くて、可笑しくて、悲しい話である。
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