国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

コクソンヤマノダイジャ
1991年 高知県
山で蛇を見たら大雨になるという話があるが、20年も前、黒尊の山へ枝打ちに入った人が大きな大蛇と出くわしたといって、ほうほうの態で逃げ帰ってきた。そのとき黒尊山は大雨になったという。

類似事例(機械学習検索)

クロソンブチ,クロソンフチ
1964年 高知県
黒尊神社の祭神である竜王(大蛇)が棲むことを由緒とする黒尊淵(別名竜王淵)と、それに対応する奥黒尊淵がある。
類似事例

(コクソンノカミノタタリ)
1991年 高知県
黒尊様は肉が嫌いだという話がある。黒尊の酒井玉喜家は黒尊神社のオタビヤシキがあったところに建っているが、道路工事の人夫たちに「入らずの間」を貸した。人夫たちはそこで肉を焼き、その時はなんともなかったが、しばらくしてその入らずの間から家が腐ってしまった。
類似事例

(ゾクシン)
1991年 高知県
蛇に関する俗信。黒尊のガマ(大きな岩)の下には蛇がいることがあり、黒尊様といわれている。蛇体は金物が嫌いだから川で鎌や刃物を砥石で研いではいけないという。蛇を指してたら指が腐るという、など。
類似事例

コクソンサマ
1991年 高知県
黒尊の酒井玉喜氏が黒尊様の前の畑を耕していると時折鍬にあたるものがある。何かと思ってみると永楽通宝だった。
類似事例

(コクソンノカミノタタリ)
1991年 高知県
黒尊様は肉が嫌いだという話がある。愛媛の宇和島から魚の行商にやって来ていた加賀城庫治郎という人が、牛肉を運んできたところ転落した。黒尊の神の祟りと思って昭和7年に手水鉢を奉納した。
類似事例

コクソンノカミノタタリ
1991年 高知県
目黒の方から山の木を伐りにきた人が、山で黒い大きな蛇を見たが、その後、山が火事になって焼け、木を伐った人は病気になった。黒尊様の御神体をみても大丈夫だが、御神体の宿る山の木を伐ったために祟りが生じたのだろうと思われる。
類似事例

コクソンサン
1991年 高知県
黒尊さんに関する俗信。黒尊さんは山の神でもあって、山の8合目から上には雷が落ちない。神輿を出す時には、神輿が通りそうもないところの木が動いて神輿を通す。
類似事例

(コクソンノカミノタタリ)
1991年 高知県
黒尊神社は霊験あらたかで、雨乞いに行った人の隣の家の人がその御利益のことを聞いてけなすと、雨乞いをした人の田にだけ雨が降って、けなした人の田には1滴も降らなかったという。今ではもう黒尊の人々はやらなくなった。
類似事例

タヌキ,ジゾウソン
1933年 大阪府
ある長老は火除け地蔵に参ってから帰宅した。その夜、隣家が火事になったが、長老宅は全く無事であった。きっと、地蔵尊のおかげだと喜んだ。なお、地蔵尊の傍らには黒さんの祠があり、共に合祀してある。黒さんとは狸のことである。
類似事例

(コクソンサマ)
1991年 高知県
黒尊神社の奥宮の側の大きな淵に、半分だけ水にひたった大きな岩があったが、ある人が潜ってみると山葛が注連縄のようになっていた。
類似事例

シロイシカ,ヤマオニ
1956年 東京都
日本武尊東征の際、御嶽山付近を通りかかった折、深山の邪神が白鹿に化けて、散々尊を悩ました。尊は占いして、鹿が山鬼であることを知り、山蛭を鹿に投げつけると、目に当たって死に、鬼神は正体を現した。深山で道に迷った際に尊を導いた白い狼には、山に留まって火災盗難を防ぐよう命じ、以後、狼は御嶽山の大口真神として祭り上げられたという。
類似事例

ケンムン
1977年 鹿児島県
ある人が夜釣りをしながらケンムンの悪口を言っていた。するとその人は夜通しケンムンにつねられた。その夜はまんじりともできず、ほうほうの態で家に逃げ帰ったという。
類似事例

ヤマブシ
1991年 高知県
黒尊では病気になったら十和村の中平さんという山伏に御祈禱を頼む。すると病気は治ってしまう。
類似事例

ミズガミ
1933年 岡山県
山にある大きな池の側に水神を祀ってある。この池で魚を獲ると大雨が降るという。
類似事例

(ヤマノカミサマ)
1987年 岐阜県
これまでには、山に入ってはいけない日に山に入って死んだ人が2、3人いた。
類似事例

イケノヌシ
1973年 石川県
蛇の池には、池の主として蛇が住んでいるという。池に石を投げ入れると、必ず大雨になるといわれている。
類似事例

アマゴイジゾウソン
1987年 長野県
昔,雨が降らないときには村の四辻に座っている大きな丸い黒石をがんじがらめに縛って千曲川に放り込み,雨を降らせてくれるよう祈った。するとその夜更けから大雨となったという。黒い石は引き上げられて丁重に祀られ,「お助け地蔵尊」とか「雨ごい地蔵尊」とか呼ばれた。今でも農家の人たちが「水神様」として祀っている。
類似事例

ダイジャ
1987年 山形県
蛇が山に棲んでいて、狭くなったので海に出たくなり、大雨を降らして山を崩してそこを出た。大蛇が山を崩しているのを見た人もいるという。そこをいま、蛇くずれという。この大蛇は鮭川のあたりで死んでしまい、その死骸から毛ダニが生まれた。その鮭川のあたりには毛ダニが多いので、そこを通ったら厚い湯に入らなくてはならない。
類似事例

(ゾクシン)
1972年 長崎県
正月16日に山に入った人が山の神に殺されて帰ってこなかったので、山に入ってはいけないという。
類似事例

カミサマ
1985年 福島県
12月8日には山から神様がやって来るという。だからこの日は山に入ってはいけない。もし山に入ると雷にあうという。
類似事例

タジヒトイウマムシ
1959年 千葉県
日本武尊が太地非という蝮を見つけたが、蝮は穴に隠れた。尊が石を投げて「この蛇、出るなかれ、この地に住むなかれ」といったので、以後この地には蛇がいなくなったのだという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内