ビョウキ 1956年 宮城県 正月に病気をすれば、五月・九月にも病気になるという。
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フドウサマ,ヤマイヌ 1949年 静岡県 病気の犬は不動様を祀る村へは入らない。これは不動様が犬を連れており、その犬の綱を握っているからである。病気の犬の危険性のある村では不動様を祀る。
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ヤマブシ 1991年 高知県 黒尊では病気になったら十和村の中平さんという山伏に御祈禱を頼む。すると病気は治ってしまう。
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ゴリントウ 1987年 広島県 ある人が病気になったとき、裏山の五輪塔の頭が落ちていたのを直したら病気も治った。
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ヤマノカミ 1982年 群馬県 山の神を山から麓へ下ろしたところ、病気が流行ったので元の場所に戻した。
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(ゾクシン) 1977年 福島県 子供が病気になったときは、小豆を煮て砂糖菓子を作り地蔵さんに供える。そしてそれを下げて、子供に食べさせると病気の治りが早いという。
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ウジガミノタタリ 1970年 福島県 A家では昔、家人が病気になったのでワカ様に拝んでもらうと、前にそこに住んでいたウジガミの祟りだといわれたので、祠を作って祀ったところ、病気が治った。
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ヤコウ 1976年 熊本県 妊婦が病気になったので、祈祷師の言うように不動を祀ったが病気は重くなった。祈祷してもらうと病人はピョンピョン飛んでヤコウ(狐)の真似をした。この祈祷師はヤコ使いといわれている。その後よくなって、頭の良い子ができたという。
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カミサマ,ユメノオツゲ 1943年 愛知県 村外れにお智重様という神様が祀られていた。子ども達の遊び場になっていて、井戸の垣根を壊したり、絵馬を持ち出したりしていた。村の者がこれではいかんと、入れないようにしたところ、病気がはやった。夢で神のお告げがあり、「私は子どもの神様なので、子ども達が近寄れなくされたのが嫌だ。元通りにしてくれたら、病気を治そう」といわれたので、入り口の戸を外したら、病気はおさまった。
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(ゾクシン) 1982年 山形県 病気と植物・食物に関する俗信。土用餅を食うと夏負けしない。3年前の病気もしょうぶ湯に入ると治る、など。
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ケシ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 けしの中に子供を入れると病気を起こす。
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カンノンサマ 1986年 埼玉県 人々の病気を治すために歩いた。
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ヤマノカミノキ 1942年 三重県 木を切っているときに、山の神の木にあてると、病気になる。
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オツゲ,ワカサマ 1964年 福島県 父の病気が悪かったとき、母が会津若松市のわかさまに病のよってきたるところと回復するか否かの占いを依頼した。話者(山口)が代わりにお告げを聞いてきた。なにかのたたりで病気になっているといわれた。
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カメノゴトキモノ 1978年 京都府 京なる婦人が病気で死んだとき、亀のようなものが腹を破って出てきたという。
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ハヤリガミサマ 1974年 宮城県 一迫の真坂に、女性のはやり神様がいた。子供が病気になると、子供を連れて行って病気を追い払ってもらうという。
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キツネ 1988年 長野県 きつねが人についたことがあり、つかれた人は病気になった。
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ヤマブシイシ 1982年 群馬県 2メートルくらいの石で、さわると病気になるといわれている。
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チンジュサマ,ゴフ 1964年 福島県 病気になると、鎮守様に祈願する。重い病気になると、内川の法印様に祈祷をしてもらう。法印様がこられないときは祈祷護符だけを送ってもらう。
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(ゾクシン) 1979年 徳島県 御手水の神様は盲目なので、何も言わずに入ると驚く。「ごめんなさい」とか「お願いします」と言って入ると、下の病気をしないという。
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タチモノ 1935年 長野県 筆者の父親が瀕死の重病に罹ったとき、祖母が一番の好物であった梨を一生口にしないことを神に近い、病気が治ることを祈ると父親の病気が治った。
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