アメ 1946年 香川県 産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
類似事例 |
|
キツネ 2001年 青森県 雨が降った暗い夜に道を歩いていたところ、汽車の音がした。
類似事例 |
|
モーレイ 2002年 鹿児島県 モーレイは生魚を嫌うので,病気で古仁屋に行く時などは生魚を舟につんでおく。モーレイ除けの呪いである。
類似事例 |
|
アマツボ 1939年 和歌山県 雨引山には「雨壺」があり、その蓋を取ると、どんな旱魃の時でも雨が降るといわれている。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1984年 山梨県 怖がっていると天狗が出るといった。
類似事例 |
|
モーレイ,レイ 1968年 鹿児島県 海で死んだ人をモーレイという。モーレイの指にはアカリがつき、その光で船頭は舵を取られ、霊の力に引っ張られるので、これより先に船にアカリをつけなければならない
類似事例 |
|
オト 1980年 静岡県 雨の日に山へ行ったときに、ガシャンガシャンと音がする。音のするほうに石を投げると音がしなくなるが、また少し離れたところで鳴り出す。それが繰り返される。
類似事例 |
|
モーレイ 1940年 大分県 日和の悪い雨の降る日に大分沖へ漁に出ると、向うにチロチロと船の灯りが見えることがある。これは海で死んだモーレイで、「船をよけんか」というと消える。
類似事例 |
|
ソガノアメ 1956年 宮城県 5月27、28日ころ降る雨を「ソガの雨」という。曾我兄弟が仇討ちをして地の雨を降らせた、または殺された日なので必ず雨が降ると県内で広く語られている。日照りの時はこの日が待ち望まれている。
類似事例 |
|
モー,モーモ 1977年 富山県 モー、モーモモはお化けの話のことである。「モー出るぞ」というように脅しに使われた。
類似事例 |
|
ソガノアメ 1956年 宮城県 5月27、28日ころ降る雨を「ソガの雨」という。曾我兄弟が仇討ちをして地の雨を降らせた、または殺された日なので必ず雨が降ると県内で広く語られている。日照りの時はこの日が待ち望まれている。トラ御前が手引きしたので「ソガの雨、トラが雨」ともいう。
類似事例 |
|
モーレイ 1969年 鹿児島県 海で死んだ人をモーレイという。モーレイの指には明かりがつく。その光で船頭は舵をとられ、霊の力に引っ張られる。その明かりより先に船に明かりをつけなければならない。
類似事例 |
|
ツクレバカナラズアメガフルタ,オニ 1970年 長野県 ある田は作れば必ず雨が降るといわれ、昔ここで鬼が首を切られたところだといっている。
類似事例 |
|
テングサマ 1956年 山梨県 炭焼きに行くと天狗様が出ることがある。夜、山に小屋掛けをしていて、木を伐る音がしたら、勇気を持って怖がらずに「承知している」と言えば出て来ぬが、怖がっていると出て来る。
類似事例 |
|
モーレイ,(イマジョウ) 1999年 鹿児島県 イマジョウという言葉を口にしてはならない。これは残酷な殺され方をした女の名前である。白い着物を着たモーレイである。嘉徳にはこの話とゆかりのある道があり、ある人がそこを夜遅くに通ると、白い着物を着た女のモーレイがおり、近づくと消えたという。
類似事例 |
|
テング,ヒノタマ 1956年 群馬県 川にも天狗がいる。川で漁をしている男がいて、ある日、ばかに魚がとれる日があった。男が薄気味悪くなって来た時、ゴロゴロッと石の落ちる音がして火の玉が転げてきた。それと同時に網が急に重くなり持ち上げられなくなった。男は「天狗が出た」と叫んで逃げ帰り、2,3日寝込んだという。
類似事例 |
|
キツネノヨメイリ 1979年 岐阜県 雨が降っているのに日が差すと、狐の嫁入りがあるという。
類似事例 |
|
タヌキ 1989年 長野県 蚕飼いへ行った帰り道に、小川路峠で日が暮れた。峠から家の方へ向かって来るときに、誰かが酒盛りして伊那節を歌っていることに気づいた。その辺りには人が大勢で騒ぐようなところはなかったのでおかしい、これはたぬきが歌って騒いでいるんだと言っていると、ふっと消えてしまったという。
類似事例 |
|
スナマキ(ダヌキ) 1931年 岡山県 砂マキという妖怪がいるといわれる。
類似事例 |
|
ミサキ 1939年 大分県 ミサキは心残りがある人の亡魂で、ミサキ風に当たって苦しむことがある。沖に出て船が近づいてくる幻を見た時は「モーレイにつけられた」「ミサキに引っ掛けられた」等と言って船の火所の灰を撒いた。「柄杓貸せ」と言ってくるのも水死したモーレイである。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1972年 長崎県 雨乞いのために、部落の若者が峯岳に登って「雨よ降れ降れ三日さんよ、云々」と歌いながら、部落中を踊って廻るという。踊り終えて帰ってくる頃には、もう雨が降っているという。
類似事例 |
|