タヌキ 1985年 高知県 母親の声が聞こえたので息子が探したが見つからない。帰宅すると母親は家にいて、バラがきになっている息子の姿を見て驚いた。おそらく息子が狸に騙されたのだろう。
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タマシイ 1989年 岐阜県 一人息子を戦地にやっている母親が川で菜を洗っていると、軍服の息子がこちらを向いて敬礼して笑っていた。母親が道まで上がるともういなかった。そこへ、息子の戦死の知らせがきた。
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カッパッコ,カッパ 1985年 福島県 12月1日をカッパレ(川入り)の朔日といって、昔この日にある家の息子が毎日海に行くのでお母さんがかっぱっこ(河童)に食べられてしまうと心配して、ぼた餅をつき、息子はそれを河童に食べさせた。お腹いっぱいにさせて、息子は命びろいしたということからこの日にぼた餅を食べる。
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イノチヲトリニキタモノ 1973年 香川県 3月3日の花見節供には、正月のシメに使ったワラを残しておいて、これでチマキを巻くという。昔、命を取りに来た者にワラでしばったチマキを出した。するとそれをむくのに時間がかかり、その間に逃げて命が助かった。だからチマキを作るのだという。
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(ゾクシン) 1982年 新潟県 3月15日の釈迦涅槃の日にはダンゴまきをするが、これで拾ったダンゴまきで拾ったダンゴに関する俗信。ダンゴは家内一同で焼いて食べ、それによってかぜをひかないとか、蛇にくいつかれない、狐に化かされないなどといわれている。
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シラガノオジイサン 1957年 東京都 川口の坂口家で8日節句のとき、息子が1人で留守番をしていた。急に眠くなり眠ってしまうと、白髪の老人がやってきて「何故俺の言うことを聞かない」と息子の足を引っ張って怒った。これは8日節句にカラギッチョを燃やさなかったせいだということになった。
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バケジゾウ 1932年 三重県 長い刀をさして夜歩きをする息子を心配して、母親が地蔵に祈願をしていた。地蔵が「刀が一寸長い」と言うので、母親は息子に意見して刀を縮めさせた。息子が夜遊びをしていたら、怪異があったので斬りつけたら、地蔵が袈裟がけに切られていた。
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キツネ 1930年 兵庫県 鉄砲うちの老母が狐に憑かれ、油揚げや赤飯を毎日いくら食べさせてやっても腹が減ったといっていた。息子がいくらでも食わせてやるから早くのいてくれというと、狐は油揚げ50枚と赤飯5升を要求してきた。息子がそのとおりにしてやると狐は母親から離れた。息子は腹を膨らませてひょろひょろと歩いている狐を一発のもとに撃ち殺したという。
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ユメ 1966年 愛知県 ある母が船頭の息子の夢を見た。のちに息子は遭難していたことが分かった。
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カッパ 1988年 長野県 川には河童が出る。
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トノサマノムスコ,コウシンサン 1960年 京都府 後妻をもらった殿様は先妻との間の息子を隠したが、後妻は見つけ出して息子につらく当たったため、息子は池に身を投げて死んだ。殿様が池に行くと息子が自分を祀ってほしいと現れ、以後庚申として祀られた。
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ヘビ 1993年 岩手県 ある日、ヘビが殺されるところを息子が見ていたら、殺した人でなく息子がサラワレタ(具合が悪くなった)。祈祷してもらって治った。
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