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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1927年 岐阜県
白山神社の森では、1年に2度くらい夜分に大木の折れるような音を発することがある。天狗様の仕事と言われる。

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(ゾクシン)
1942年 岐阜県
箸が折れるのを忌む。2本持って、外側が折れると他人が死に、身に近い方が折れると自分か近親者が死ぬという。
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ヘビ
2003年 愛知県
加賀の新田氏の落人が産土神を分霊して祀ったのが白山神社である。白山神社の御分霊は蛇を従えてくるという。よって白山神社の近くには小蛇が多く、その親蛇は非常に長い上に太いという。
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ハクサンマイリ
1978年 石川県
白山は昔、女人禁制だった。あるとき、ある女性が白山参りをしようと思って白山に行ったが、そろぞまで行ったところでどうしても足が前に出ず、後ろにしか出なかったという。
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オト
1930年 兵庫県
牛頭天王の境内に一本の老杉がある。10月から冬になる頃までの夜、太鼓の音を聞くことがある。大木の折れる音がすることもある。旧11月3日の夜は丑満ツ頃に風が吹いて森の樹々が騒ぐ。神が出雲から帰るしらせだという。
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テング
1957年 山口県
八合目に桂の大木の森があり、これを山の神の森という。桂木山は日本三大天狗霊場の一つで、天狗はここで修業する。ここでは天狗が山の神なのだ。
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スナカケババア
1956年
夜分、淋しい森で、砂をバラバラと降らせて人を嚇す。姿を見た人はないらしいが「婆」という。
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オト,テングノキダオシ
1937年 福島県
夜中に斧の音が聞え、バリバリと大木の倒れる音がする。天狗の木倒しと呼ばれている。
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コテング
1954年 三重県
伊賀の西拓植には、樵が山から大木を川に流すとき、小天狗様に持ってもらって愛田神社を作ったと言われている。大木の長さは五十間もあったという。
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テング
1967年 福島県
天狗の森というところでは、夜になると怪しい青い火が燃えたり、この森に入って帰らなくなった人もあり、天狗の仕業だといって近寄る人もなくなったという。
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タタリギ
1983年 静岡県
赤宮神社(オシャモツ様)の境内の木は祟り木で、伐ることも折れることもしない。
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テング
1975年 和歌山県
午後三時以降に白山の山頂へ登と天狗にさらわれる。深夜に頂上の松から天狗の笛の音を聞く人もいる。
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キジンヅカノタタリ
1963年 福島県
貴人塚は埋平の入り口の大木の下にある。南朝の偉い人の墓だという。その大木をいじるとたたりがあるといわれているため、1度も枝を切りこんだことがない。
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キツネ
1981年 和歌山県
呼ばれたときに1度目で返事してはいけない。人なら2度3度と呼ぶが、狐は1度しか呼ばない。それに返事すると化かされる。
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ツキモノ
1991年 愛媛県
10年に1度くらいは憑き物の話を聞く。
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テング
1931年 埼玉県
山で木を伐っていると、天狗が真似をして楔を打つ音を響かせる。大木の倒れる地響きを立てたりする。山へ仕事に行ったとき、天狗が共に来た小僧の名を呼び笑い声をたてたことがある。
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ミヤシタノナナフシギ,タカネバヤシノホラガイシ
1987年 長野県
諏訪神社の森の北方にある法螺貝のような形の石は,村にかわったことがあると大きな音をたてて鳴った。そばに地蔵様があったので「地蔵のほらが石」とも呼ぶ。
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テング
1979年 滋賀県
甲賀郡土山町の黒滝部落では、村人は1年を通して山仕事、特に炭焼きをして暮らしていた。ある時炭小屋で仕事をしていると、昼間から太鼓の賑やかな音が聞こえてきた。いっこうに止む気配はなく、誰かが天狗の仕業だと言いだした。その翌日も太鼓の音がしたが、音がする方に煙草の吸殻を投げると、忽ちその音が止んだ。天狗は煙草好きだと話題になった。
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テング
1991年 島根県
よそから来た木挽きが山に木を伐りに行って、首を抜かれて死んだ。その首はとうとう見つからなかった。天狗さまの仕業だろうと言われる。また、天狗の羽音をよく聞くことがある。大木の倒れる音がしたり、山に行って昼寝をしていると大きな岩のまくれる音がしたりするが、起きてみると何事もないということがよくある。
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カタメノカミ
1941年 新潟県
白山神社の神が片目を怪我したので、麦とゴマは作らないという。
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ホトケサマ
1975年 新潟県
春彼岸の中日(ナカンダチ)には、仏様がごちそうを1度に持って帰れないので、1度帰る。
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(カミノタアソビ)
2000年 新潟県
畑野町大久保の白山神社では、1月3日に田遊神事が行われるが、昭和初期に大雪で神社へ行くことが出来ないので行事を止めた。すると村中に聞こえる程の大きな音が神社から聞こえた。これは神自身が田遊びをしたのだと言い、その年は村に病気が流行った。
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