オオビトノアシアトダトイワレルタ 1969年 福島県 大人の足跡だといわれる田は、肥料は入れられないという。
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オオヒト 1926年 福島県 マンゴロウというところに、大人の足跡と言われる約1反歩のヤチボがあった。
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オオキナアシガタ,オトナ 1926年 福島県 大人の足跡と言われる8畝歩ばかりの大きな足形の田がある。いつ見ても水が絶えたことのない湿田である。
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キョジン,オオヒト 1927年 島根県 大人の田というものがある。昔、巨人が通ったときの足跡と伝えられている。足跡は東から西のほうへ向いている。
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オオヒト 1926年 福島県 大人の足跡と言われる沼がある。
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ヤマノカミノタ 1969年 福島県 肥料や馬を入れてはならないといわれている田がある。その田は山ノ神の田といっている。
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イミダ,イミバタ,ボンデンダ,サカサダ,ジャンボンタ,ソコナシダ,イハイダ,トリイダ,ハラキリバタ,タタリバタ,カカトリバタ 1982年 群馬県 耕作すると不幸があると言われる田や畑がある。忌み田,忌み畑,ぼんでん田,さかさ田,ジャンボン田,底なし田,位牌田,鳥居田,腹切り畑,たたり畑,かかとり畑などと呼ばれる。
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アクタ,キツネ 1998年 奈良県 悪田にいるキツネは人を化かすし、悪田には拝んでから入らないと事故があるといわれていた。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 田の草取り前後に鉦・太鼓で田を回る虫送りの行事を行う日は、田の神が田へ入る日なので田仕事をしてはいけないという禁忌がある。また、田に入ると稲で目をつくともいう。
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オオヒトソクセキ 1927年 山口県 昔、大人が内海を跨ぎ越そうとしたが、そのとき褌が海中に浸って死んだ。そのときの足跡があり、1反歩ばかりある。
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オトナ,ヤチボ 1926年 福島県 沼ノ原というところは、大人の足跡といわれてい約1反歩ばかりのヤチボでいつも水がじみじみしている。
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ビワタ 1989年 長野県 村の最西端の天竜川のそばに、びわ田と呼ばれる田がある。この田を所有した家では、必ず死者が出る。
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オオヒト 1926年 福島県 くぼ地でいつも水がじみじみしている大きな足形のハイザクという池があり、大人の足跡と言われている。
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ヤミダ 1949年 静岡県 昔、万法師という人がいて、自分の田の見回りを楽しみにしていた。死んでも田の見えるところにいたいという遺言で、田の西に面した丘に埋められた。それよりこの田を万法師というようになった。この田を作る人に病人が出るといい、迷信を信じない人の手に渡り続けている。現在はそこに小さい祠が立ち信心する人もいる。
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マンホウシトイウタ 1970年 静岡県 萬法師という人が自分の田を見回り眺めるのを楽しみにしていたが、死んでも田のよく見えるところにいたいと遺言して、田に接した丘の上に埋められたというが、この田を作る家には病人が出るといい、持ち主が次々変わっている。現在は小さな祠がたっている。
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アザタ 1975年 秋田県 あざ田(カカアネグス田)の説明。道端に馬頭観音が立ち、その周辺三反歩程は奥さんを不幸にするといわれる。奥さんが死んだことは実際あったらしい。
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ヤミダ,ヤメエダ 1961年 静岡県 病田とかヤメエ田とか言われる田の話は日本の各地にある。それはいつも田で、相応に美田であるので、この欠点のために放棄され、荒地になることはなく、気にかけながらも毎年耕作されているのが通例である。
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タノカミサマ 1984年 新潟県 7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田から上がって田におられない日であるといって、田圃の仕事をしない。
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キツネ 1933年 長野県 お日待の晩、田の中から悲鳴が聞こえた。駆けつけると他の村の男が田の中にいた。わけを聞くと、きつねにとられないように油徳利を手に結び付けていたら、狐に田へ引き入れられてしまったのだった。
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アグドタ,ウシトノアシアト 1971年 宮城県 三角形の田をウシト(大人)の足跡だとする伝説がある。これをアグド田(アグドとは踵のこと)とも呼んでいる。
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ワザワイヲナストチ 1956年 宮城県 病田(ヤマエーダ)と呼ばれる場所。田を作る人が病気になる。
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