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検索対象事例

カンショバノカミサマ,ベンジョ
1950年 富山県
大便所の事をカンショバという。便所の桶をフセコムとき、その下に牡丹餅と男女一対の着物を着せた藁人形を入れる。これをカンショバの神様という。

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カンショバノカミサマ,ベンジョ
1950年 富山県
子どもが産まれるとカンショバの神様が一番早く来る。
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カンショバノカミサマ,ベンジョ
1950年 富山県
カンショバの神様は綺麗好きな神様なので、いつも掃除をしておかなければならない。特に妊婦は産が重くなる。
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ダイベンジョ,ツバ,カミサマ,タタリ,(ゾクシン)
1915年 滋賀県
大便所で唾を吐くと神様の祟りがあるという。
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ワラニンギョウ,ジョコンボ
2002年 石川県
虫送り用の藁人形。大きさは3尺前後。頭・胴体の区別はあるが。着物も着せず。目鼻もつけない。
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カッパ
1985年 熊本県
ヒダノタクミという人が藁人形を作りその人形の頭を切って水に入れ、魂を入れたものが河童になった。水があるために千人力だという。
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(ゾクシン)
1980年 岐阜県
便所の神に関する俗信。歯が痛いときや下の病のときは、便所神様を拝むと治るといわれている。便所神様は煙草好きなので、皿の上や木の葉にきざみ煙草を供えるという、など。
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ベンジョノカミ
1957年 岐阜県
便所の神様は、本来最も位が高い。便所の神様はきれい好きなので、妊婦は便所へ入るごとに掃除をすると美しい子が生まれる。また便所の神様に憎まれると重い病気にかかる。蕗の葉、黍の葉を便所の中に落とすと便所の神に叱られる。
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ベンジョガミサマ
1982年 東京都
便所神様も女性には大切な神様で、便所をきれいにすると良い子が生まれる。
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ベンジョノカミサマ
1982年 宮城県
便所に入るときは咳払いをしてからにしないと、便所の神様が出る。話者の叔母は紫の着物を着た女の人の後姿を見たという。
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ワラニンギョウ,ジョコンボ
2002年 石川県
葬送の際に用いられた藁人形。お棺の中に入れる。
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カッパ
1992年 熊本県
名工が寺普請の際に人手のかわりに藁人形を作った。寺が完成し、仕事のがい藁人形に親方が、人間の尻をとって食べろと言った。そうして藁人形は河童となり、尻をとるようになった。
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キモノ
1956年 宮城県
子供を丈夫に育てるために麻の葉模様の着物を着せたり、男児には女児の着物、女児には男児の着物を着せるなどする。
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ワラニンギョウ,ジュソ,(ゾクシン)
2001年 福島県
藁人形二体を作り、村外れに縛りつける習わしがある。また、他の村でも立木の高い所に藁人形を縛り付ける習わしがあるという。
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ベンジョガミサマ
1982年 東京都
身重の人が便所の掃除をきちんとすると、器量の良い子が生まれるという。お産に立ち会う便所神様がきれい好きなので、喜ばれるのだ。箒神様という神様も、やはり女の神様だという。
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ヒブセノマジナイ
1964年 福島県
家を新築するときは、木製の男根、ときには男女両性を一対つくって屋根裏にそなえる。火伏せのまじないだという。
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セッチンノカミサマ
1948年 青森県
ヘンチ(便所)の神様には手足がない。神様が口で受けることになるので、便所で涎をたらすものではない。また、便所の神はお産の神でもある。産が重いときは家人が背負い帯を持って便所へ行き、神様を背負ってくる。しばらくすると、不思議に産が軽くなる。
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ベンジョガミ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
午後六時に便所に入ると、便所神様に尻を引っかかれるという。
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ウツクシイチイサナオボウサン,キツネ
1975年 愛知県
ある人が、永太郎にある山の神経痛の神さんところで大便がしたくなった。大便をしていると、決まってペタペタと音がすることが2・3回続いた。通りがかると大便をしたくなり、何者かがそれを食べている。決まって前を美しい小さなお坊さんが歩いていた。ある日股の間からのぞくと、後ろで狐が逆立ちして尾をふらふらさせていたという。
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ベンジョノニンギョウ,(ゾクシン)
1974年 宮城県
虫歯のときは便所に飾った人形を噛むと治る。
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コウジンサマ,ベンジョガミサマ,ホウキガミサマ
1982年 東京都
お産の時には荒神様、便所神様、箒神様の3人の神様が立ち会ってくれる。だから女性は特に、荒神様と便所神様に普段からちゃんとしておかなければならない。
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ベンジョガミ,(ゾクシン)
1973年 香川県
便所神に関する俗信。便所神はオチョウズノカミという。盲目の神様なので、ぶつからないように便所に入るときには必ず一言咳などをする。黙って入ると、手をつきだすなどといわれている。泉の神さんと便所の神さんを祀っていると目を病まないという。また、便所を汚くしておくと、目が悪くなるという、など。
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