国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

アクマ,ジョウトウシキ
1949年 福井県
上棟式のことをさんばわらという。これが済んで屋移りするまで、悪魔の侵入を防ぐため、家の中央に大工の使用する道具を吊す。

類似事例(機械学習検索)

スベテノカミサマ,アクマ
1964年 秋田県
10月10日はすべての神様は出雲に行っているので、その留守を狙って悪魔が来る。しかし、前もって出入り口のすべてに餅をはっておけば悪魔はそれを食べて腹いっぱいになって帰るため、その侵入を防ぐことができる。
類似事例

テング
1973年 富山県
タチマイ(上棟式)の日にはヤマカギをつるしておく。これは家移りの日までつるしておかないと天狗が入って住む。
類似事例

(ムスメトハシラ)
1943年 秋田県
昔大工が寺を造った。ところが柱を短く切ってしまった。大工の娘がその過ちを指摘したが、大工はそれが漏れることを恐れて娘を殺した。以後大工が建てた家は娘の霊に潰される為、大工は娘の霊を祀った。
類似事例

ザシキワラシ
1983年 岩手県
座敷わらしは曲がり家にいる。座敷わらしには男も女もいて、絣か縞の着物を着ている。それがいる家はカマドが栄える。座敷わらしは姿は見せずに、しかし戸を開けて移動する。その姿が見えるようになるのは、家を出て行く前兆という。
類似事例

アクマ,ジョウトウシキ
1949年 福井県
化け物は二つ目であるから、それより目の多いもので悪魔を防ぐ意味で目籠やふじ籠を吊す地域がある。これは法名を貰うまで、遺骸の上に剃刀や刀剣を置くのと同じ意味であるという。
類似事例

ヒトツマナグノアクマ
2003年 福島県
磐城地方では、12月8日はシワスヨウカという。この日、悪魔が家の中に入るので防止のために目籠をたてた。悪魔は、一つまなぐの悪魔なので目の多い籠を見ると逃げるという。
類似事例

ザシキワラシ
1980年 青森県
座敷わらしは大きな旧家にいる。
類似事例

シ,ハナゾノ,シンダアニキ
1990年 福島県
大工が山道を歩いているといつのまにか花園に立っていて、死んだ兄貴が呼んでいたが、いつまでたっても追いつけない。冷たい水を飲むと周囲は元に戻った。かついでいたという道具箱や道具は見つからなかった。
類似事例

ワラニンギョウ,ダイク
1932年 岡山県
ある大工が1人でお宮を建てていた。不思議なほど作業がはかどるので、ある夜覗いてみた所、その大工と寸分違わぬ大工が30~50人も働いていた。眼の所にほくろがあるのが本当の大工だという。お宮が出来上がると外の大勢の大工は谷間へ落ちて死に、そこには沢山の藁人形が重なっていたという。
類似事例

キツネ,トウカミ
1985年 埼玉県
トウカミ(稲荷神)と言い、1人が目隠しをし幣束を持って中央に座る。周囲から般若心経を繰り返し唱えると、神様がのり移り体中が震えてくる。そこで夜更けまで質問をした。皆、自分の生活にとって大切なこと、特に田畑の計画を質問した。
類似事例

(ゾクシン),カガミ
1998年 静岡県
合わせ鏡をすると、悪魔が出てくる。
類似事例

カガミ
1998年 静岡
合わせ鏡をすると、悪魔が出てくる。
類似事例

ハブ
1943年 鹿児島県
波布は山の神の使いで、神事やアソビ日、斎いを怠ると必ず顕れるという。ある大工が正月二日の大工斎いを怠ったところ、大工道具の上に二匹の波布がとぐろを巻いていたという。
類似事例

アクマ
1980年 和歌山
暴風雨の時には悪魔が来る。
類似事例

ザシキワラシ
1993年 岩手県 
座敷わらしの正体は野猿。樵が3人、座敷わらしの出る家に泊まりに行ったが、真夜中になると枕もとで火の燃えるパチパチという音がして、眠れなかった。
類似事例

キツネ
1970年 岡山県
豪溪寺では病気祈祷、年祝いの祈祷、同族神のお祭りでの祈祷、家の上棟式の祈祷、正月の家祈祷、そして憑いた狐などを落とす祈祷などを行っていた。
類似事例

キツネ
1977年 東京都
夜、江戸の護持院の原を大工が通っていると、女の骸を借り遊女と化した狐が言い寄ってきたので恐ろしくなり逃げ帰った。その後大工は結婚して独立し、裕福になった。しかし狐は妻となった女にのり移っていた。離縁しようとしたら正体を現し、責められた大工は狂死した。
類似事例

ダンダラボシ
1978年 三重県
わらじ曳き祭は、ダンダラボシという大入道が波切に侵入するのを防ぐため、畳2畳ほどの大わらじを作り、このような巨人が波切にいるぞと脅したことに由来する。
類似事例

(ゾクシン),キツネ
1935年 栃木県
熊蜂の頭を持っていると、狐に騙されずに済むという。
類似事例

ヘビ
1988年 長野県
蛇が人についたことがあるのだという。これをはらうためには祈祷したりした。
類似事例

ザシキワラシ
1983年 岩手県
座敷わらしは裕福な家にいる神様で、姿は眼に見えない。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内