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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ゾクシン)
1938年 栃木県
妊婦が3月にまいた牛蒡を食べると、難産するといわれている。そのため、3月には牛蒡をまかない農家が多く、妊婦は三月牛蒡だと聞くと嫌って食べないという。

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ゴボウダネ
1936年 岐阜県
上洞、中洞、中宿等には牛蒡種という人がいる。牛蒡の種子が衣服に付くように人に取り付く人として、牛蒡種の人に取り付かれると語音動作等が牛蒡種の人に似る。世の人は牛蒡種の人を嫌い、その血統の人と結婚することを嫌う。
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ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統の娘が嫁に行くと、その子供も牛蒡種の筋と言われるようになる。
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サクモツキンキ,ゴボウ,シ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
牛蒡を作るとその家の者が必ず死ぬと言われている家がある。
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ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の人は生活や婚姻で差別を受けている。牛蒡種は男には憑かないという。牛蒡種が憑くと、御嶽行者に落としてもらう。
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ゴンボダネ
1917年 岐阜県
牛蒡種の者は愛憎の念によって相手に病的な発作を生じさせることができる。牛蒡種の者が自分から牛蒡種を捨てようとする場合には、牛蒡種を財布につけて捨てる。そうすると拾った者につくという。
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ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統は牛蒡種同士での婚姻を余儀なくされている。
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ゴンボダネ,イヅナ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統はイヅナも使うという。
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ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統は部落に一戸くらいいる。この人に恨まれると病気になる。この家筋はハチブ(のけもの)にされて、嫁にもいけない。
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ヘビ
1956年 宮城県
妊婦が蛇を見てはならないという忌が多いと言う。
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(ゾクシン)
1974年 滋賀県
婚姻に関する俗信。嫁どりは2月・3月が多いが、一方で「2月は逃げる」「3月は花が散る」と言って、祝言をしてはいけないともいう、など。
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(ゾクシンヒトタバ)
1992年 宮崎県
妊婦に関する俗信一束。
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サンガツミッカ
1939年 熊本県
旧暦3月3日には、農家では青草を一握り切って馬に食べさせる。天から薬が降るからだという。
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(ゾクシン)
1984年 新潟県
産前産後の禁忌。うさぎの肉を妊婦が食べると3つ口の子どもが産まれる。妊婦がふたごのくりを食べるとふたごを産む、など。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
妊婦の禁忌。妊娠中に酒を飲んだり、兎肉を食べると、兎口の子供が生れる。妊婦がケモノの肉を食べると「四ツ足の子が産まれる」など。
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ゴボウダネ
1916年 岐阜県
牛蒡種という家筋の人は不思議な力を持ち、家筋の外の者に対し憎いとか嫌だと思って睨むと、その相手は発熱し精神に異常をきたす。
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ニワトリ,ボラ
1956年 宮城県
松島地方の妊婦の禁忌として、鶏を食べると乳が出なくなるので食べないと言う。また湾内で取れるボラも食べないと言う。
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(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
鍋敷きに妊婦が座ると、痣のある子供が生まれるといってこれを嫌う。
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(ゾクシン)
1977年 福島県
妊婦が兎を食べると、みつくちの子が産まれるという。
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ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統をゴンボウスジといい、いい頭をもつ俗人でない人と考えられている反面、結核やライ病の血統よりも恐れられ、避けられている。
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(ゾクシン)
1942年 山口県
家に妊婦がいると、トビやヒラメの漁獲が多いという。
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(ゾクシン)
1939年 愛知県
妊婦は火事場へ出ることも、遠くから見物することもしてはいけないといわれている。妊婦が火炎を見て驚いて腹を押さえると、その指の跡が胎児のアザになるといわれている。だから、こういう場合は鏡を懐に入れて気を沈めなさいという。
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