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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミナリイワ
2003年 愛知県
昔、中洲西部海岸に大落雷があった。いつになく大きな雷鳴で、近所の人が驚いて火柱が立った場所をくわしく見ると大小の石があって、岩の上には大きな足跡と爪の跡が残っていた。この岩を雷岩という。

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カミナリイワ
1972年 愛知県
昔、中州西部の海岸に大落雷があり、いつになく大きな雷鳴がとどろいた。火柱の立ったところを調べてみると大小の石があり、その下の岩には大きな足あととつめのあとが残っていた。
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キツネイワ
1991年 奈良県
山へ行ったまま帰ってこない人がいた。探しに行ったところ、岩で押さえられて死んでいた。転げ落ちた岩に押さえられて死んでいたという。動くはずのない岩だったので、その岩を狐岩と言った
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イワ,フドウサン
1932年 兵庫県
物部川を2町程上ったところに切石というところがある。岩があちこちにあり、大きいのが立岩・双子岩、小さいのが島岩と呼ばれている。子供の頃よく泳ぎに来たが、双子岩・島岩のところには誰も近付かなかった。山の真下の岩と岩の間に向かって不動が立っており、参らずに泳ぐと死ぬと言われていた。不動の岩を割った子は気が変になった事実もある。
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ヘビ
1937年 愛知県
山の上にあるタチ岩という大きな岩に蛇が住んでいると言われていた。また、道端に蛇岩という3尺ばかりの岩があり、蛇がタチ岩と蛇岩の間を通うと言い伝えられていた。
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キイノガンセキ,サルイワ
1975年
猿岩という岩があり、婚姻の際この岩の近くを通ると不縁になるという。
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ザイモクイワ
1956年 宮城県
飛騨の工匠が、一夜で不動堂を建てようとしたところ、夏の夜は短く、あと一息のところで夜が明けたので、木取りをした材木を全て捨てて去った。それが岩に化して、柱岩、桁岩、染岩、ヌキ岩、角柱岩、敷板岩、萱岩として、白石川の左岸に残っている。今も山の神が惜しんで洪水があれば村境で留めるという。
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ヘビトウマノアシアト
1956年 福島県
滝で蛇と馬とが喧嘩をした。岩にその足跡が残っている。
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ヨウカイ,カムロ
1922年 京都府
もとはある庭にあった岩の付近で、妖怪が禿童となって夜通る人を恐がらせるという噂になり、岩は場所を移された。その岩に祈ると乳がよく出るようになるという。
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イワ
1976年 大分県
粟島神社の下には、注連をはった岩がある。元は海岸にあり1つの岩だったが、今は2つに割れている。海岸にあった頃は、毎晩その上に燈明が灯ったという。神の石で、乗ると腹を下すという。
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ヨバリイワ
1927年 愛知県
ヨバリ岩という2つの岩がある。年越の夜に岩と岩が交互に呼び合う。ある女房が谷に落ちて死んだが、ヨバリ岩の咎を受けたものと噂されている。
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キヌカケイワ
1990年 長野県
二子持に衣かけ岩という岩がある。岩の下から竜宮まで道が通じており、着物を借りたいときに頼むと、一式岩の上にかけてあった。ところが借りた不届き者が着物を返さなかったので、以後は貸してくれなくなったという。
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ナリイワ
1983年 岐阜県
小那比川に面した山に大きな岩がある。岩の下を通りかかると「ザアー」と鳴るので、鳴り岩といわれている。
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スモトリイワ
1985年 愛媛県
すもとり岩は2つの岩が相撲をとっているようなかたちで組み合った岩。離そうとすると火が出た。
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メオトイワ
1990年 長野県
昔、旧道にめおと岩という大きい岩と小さい岩が並んでいた。ある旅人が小さい岩を通行の邪魔だと足で谷底へ蹴落とした。すると「上げてくれ」と声がするので元に戻してやった。すると静かになったという。
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(ハチマンタロウノアシアトガノコルイワ)
1982年 山形県
八幡だては八幡太郎が阿部貞任と戦った場所で、弓を引くときに足を踏ん張った足跡が岩に残っている岩がある。
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オオイシ
1936年 兵庫県
昔、大岩を割ろうと石工が割目をつけていると、突然、岩から血が出た。驚いていると、岩が真っ二つに割れて、その石工を呑み込んでしまい、岩は元に戻ったという伝説がある。
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(ゾクシン)
1977年 和歌山県
ノヤマ谷に、乳の形をしたものがついている、乳岩さんという岩がある。その岩の上に小さな祠があり、女性がお参りに行くと、乳がよく出るという。
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ヒバシラ
1933年 愛知県
火柱が立つと必ず火事がある。
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オニ,イワ
1990年 長野県
ある家の庭に、鬼が手で撫でた岩である鬼なで岩がある。指の形がついている。手を拭いた手ふき岩もあったが、今はない。
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フクイワ
1933年 京都府
福岩という岩があり、正月元旦に羽織袴の礼装でこの岩の上に座って鶏の鳴き声を聞くと幸運が舞い込むという。
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ホートガー,ホートイワ
1973年 沖縄県
津堅島海岸、ホートガーと呼ばれる泉にある鳩形のホート岩。この岩は九つの子の岩を大切に守っていたが、ある時小岩が全て盗まれてしまい、親岩は泣き暮らした。盗んだ者のボートは全て神の罰により海中に沈んでしまった。それ以来ホート岩は子供を求めて泣いている。
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