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検索対象事例

カラスヘビ
1992年 愛知県
大きな烏蛇が南知多におり、粗末に扱うとのたうち回って田畑を荒らした。百姓が困って、烏蛇を現在の場所に祀ると、以後は田畑に災害が無く、また干ばつの年には雨を降らせてくれるなどして作物がよく実ったという。

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カラスヘビ
2001年 愛知県
昔内福寺に大きな烏蛇がいて、粗末な扱いがあると田畑を荒らした。村人は困り、山の中に祭り、大切に崇めると、それ以後は田畑に被害もなく旱魃の時などは雨乞いを聞き入れて雨を降らせ、豊作をもたらせてくれるようになった。山に祀った烏蛇は烏蛇明神と呼ばれ、金色の光となって姿を現したこともある。
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カラスヘビ,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
烏蛇に馬の糞を投げるとどこまでも追いかけてくるという。
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カラスヘビ
1915年 愛知県
烏蛇に馬の沓を投げつけると、どこまでも追いかけてくるという。寺の小坊主が烏蛇に馬の沓を投げつけたら、追いかけてくるので須弥壇の上に避難した。そこに現れた住職が蛇を箒で叩くと、頭は飛んでいった。その晩から小坊主は発熱し、渇を訴えるので水瓶の水を飲ませてやったが、ついには死んでしまった。翌日、その水瓶をみてみると、烏蛇の首が水の中を泳いでいたという。
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キツネ
1986年 茨城県
老人が狐を助ける。その晩狐が若い娘姿で家を訪れ、息子と結婚し子を成す。ある日子が鷲に攫われそうになり、狐は正体を知られ山に帰ってしまう。だがその後も人知れずその家の田畑を耕した。この狐を祀ったのが女化神社で、神社の砂を田畑に撒くと作物がよく実る。
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ダイジャ
2001年 新潟県
池の大蛇が田畑を荒らしたので傑堂和尚が成仏させた。
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コイ
2001年 愛知県
妙心寺の、彫刻の鯉が田畑を荒らした。
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(ゾクシン)
1978年 石川県
よそから来た人を粗末に扱うと、出世できないといわれている。
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ウマ
2001年 山梨県
鬼子母神堂の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、祈祷して封じた。
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ウマ
2001年 岐阜県
天神神社の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、鋤で打った。
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アマンシャグメ
1929年 長崎県
昔、あまんしゃぐめが草の種を袋に入れて、百姓の困るように田畑へ蒔いて歩いた。ところが新城の辺で種をうちかえしたので、あの辺りは田畑に草が多い。
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ツル
2001年 群馬県
双林寺の彫刻の鶴が田畑を荒らして、猟師に撃たれた。
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カラスヘビ
1916年 香川県
烏蛇に馬の糞を投げつけるとどこまでもその人を追いかけてくるという。その時は竈の上まで逃げれば、荒神様の力で蛇は危害を加えることができないという。
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ウマ
2001年 石川県
観音堂の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、手綱を描き添えた。
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リュウ
2001年 福島県
専称寺の彫刻の竜が田畑を荒らしたので、目玉を抜いた
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トラ
2001年 埼玉県
安楽寺の彫刻の虎が田畑を荒らしたので、後ろ足を切った。
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ウマ
2001年 東京都
浅草寺の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、手綱を描き添えた。
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ウマ
2001年 埼玉県
真観寺の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、前足を切った。
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ウマ
2001年 茨城県
羽黒神社の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、手綱を書き添えた。
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シマヘビ,シロヲロチ,カラスヘビ
1915年 愛知県
縞蛇をシロオロチと言うことがある。烏蛇とシロオロチは夫婦だともいう。
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ウマ
2001年 岡山県
吉備津神社の、巨勢金岡の絵の馬が田畑を荒らした。
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リュウ
2001年 愛知県
松林寺の彫刻の竜が田畑を荒らしたので、眼を釘で打ちつけた。
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