セキノオバサマ 1977年 千葉県 姥石と言われる周囲1.5メートル、高さ1メートルあまりの八角形の石は大女の石臼だと言われる。この大女は別名関のおば様と呼ばれる。
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ヒトトリイシ 1967年 福島県 高さ2,3メートル余り、円周20メートル近いというほどの石がある。これは毒石で、道行く人がこの毒にあたって死んだことがあるという。
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タテイワ 1987年 長野県 立岩の川際には高さ60メートル,直径10メートルほどの大岩があり,およそ三等分に当たる場所に割れ目がついている。これは昔,鬼が岩を3回に分けて運んできて積み重ねた跡だという。
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ヤマブシイシ 1982年 群馬県 2メートルくらいの石で、さわると病気になるといわれている。
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カキノタネ 1980年 石川県 文化11年(1814)の秋に旅人がやって来て、正院のほとりにある柿を見るとその種が尽く逆さまに立っていたので、今年の冬は大雪になるだろうという。実際大雪が降って6メートルほど積もった。
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チドメノマジナイ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 血止めのまじないに「2・2が4、2・4が8(付) この血は父と母がこしらえた血 アビラウンケンソワカ」と言うといわれている。
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ヒトダマ 1992年 奈良県 近くの家から人魂が出てきた。10センチメートルぐらいの青い火の玉で、尾を引きながら4・5メートル飛んだ。半月ほど後、その家の人が死んだ。
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ホネ 1979年 宮城県 仙台柴田郡にある古骨山で人骨が出土したが、その長さは1丈(約3メートル)以上あった。
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ウミボウズ 2005年 愛知県 ある男が晩に海岸通を歩いていると知人にあい,声をかけた。男が「この辺は海坊主が出るという。頭が丸く,背が3メートルもあるという。」と言うと,その知人は「このくらいか」といって3メートルの海坊主になった。男が家に逃げ帰り,息子にその話をすると,息子の背もやはり3メートルほどになったという。
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ツチノコヘビ 1974年 長野県 ある人が2度捕まえ、1度は食べた。長さ54センチ、太さ4,5センチ、尾は4,5センチ。銭型模様は7つくらいで肋骨が尾のほうまでなく、横に大きく張っていた。マムシより脂っぽかった。
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(ナマズ) 1980年 福岡県 小倉あたりでは、夏のとても晴れた時に、1丈(3メートル)のなまずが、10丈(約30メートル)ほど空を飛び交っているのをよく見るという。
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ユルギイシ,ナナフシギ 1974年 高知県 四国遍路八十八ヶ所の三十八番、土佐の蹉跎寺に七不思議があり、動揺石というものがあり、高さ4尺あまり、大きさ6尺あまりの大石の上に小さな丸い石がある。大石を押してしばらくすると、小石が揺れて転び回る。
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キョジン 1978年 新潟県 大峰には幅40メートル、長さ60メートルほどの足形の池がある。ここは、雨季には水がたまる。名立川をまたいだ同じ方向に同じ足形があり、大男が川をまたいで洗濯をしたといわれている。
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(ブツバツ) 1974年 東京都 延宝8年8月28日、大仏の入仏供養があった時、大日如来の背中から釘が4本出ていたのを道心者抜こうとしたが抜けなかった。腹を立てていると材木が落ちてきて両手の指合わせて4本を怪我した。
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ジョロウガブチ,オニ,オオキナクモノヨウナドウブツ 2001年 奈良県 今はダムに沈んでしまったところに、女郎が淵と呼ばれる淵があり、鬼が出るといわれていた。多くの死人が出るのでお坊さんに護摩を焚いて拝んでもらうと、淵の岩の底から眼が光る、蜘蛛のようなものが上がってきて、川を泳いで向こうの山に逃げた。それから人は死ななくなった。その蜘蛛が人を食べていて、大きさは5メートルとか、10メートルあったとかいわれている。
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コヘビ,リュウ 1928年 新潟県 大石の中から小蛇が4匹出てきた。ある寺の和尚はそれを殺さず、河へ放してやった。やがてそのときの小蛇が龍となり、今でも山奥には4匹の龍がいるという。
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ジョロウイシ 1976年 神奈川県 三河国宮地山の麓の三頭山長福寺の境内に、女の形の高さ4尺程の石がある。それは昔、男を恋い慕って死んだ女の魂が石になったものだという。
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カッパ 1929年 秋田県 雨上がりの朝に3~4才くらいの子供の様な足跡があり、同行の者から河童の足跡と説明された。
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カヅマノドウ 1956年 宮城県 牧山の南の岩山の洞窟。間口12メートルばかり、数10人が入れる。昔、牝鹿が牡鹿に会った所とされ、長さ1メートルほどの鹿石が二つあり、神鹿が化したという。踏まずの石とも。
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ベンザイソンテン 1966年 愛知県 享保14年酉春15日の夜、弁天女が夢の中に現われ、3日のうちに火事があるが私が火災を除けるので心配するなと言った。18日に隣町で火事があり、隣家まで類焼してきたが、そこで火は消えた。
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シカ 1971年 長野県 8匹の鹿の群れがあり、1匹とった次の日でもまた8匹になっている。2匹とっても同じである。このことから、中山の八ツ鹿といって語り伝えられている。
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