セコ 1985年 熊本県 冬は山にいて夏は川には入る。
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カッパ 1985年 熊本県 冬は山に登り、夏は川に下りる。
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セコ 1985年 熊本県 日暮れに山へ登って行き、夜明けに山を下って来る。
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メン 1956年 鹿児島県 春、メンが山から下ると川の水が濁る。秋、山にのぼると水が澄む。
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ヤマワロ,カワタロウ 2000年 鹿児島県 深山に山わろがいる。握り飯を与えると、大木を運ぶのを手伝ってくれる。山わろを殺そうと考えると、病気になったり発狂したりするので、恐れ敬っている。冬は山にいて山わろと言い、夏は川に住んで川太郎と言う。
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ヤマンモン 1985年 熊本県 旧暦8月から冬の間山にいるが、毎日夕方峰に上り夜明けにまた下る。夏の間は山にのぼらない。
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エンコ 1985年 愛媛県 エンコは冬になると山に入ってセコになる。
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カッパ 1949年 熊本県 河童は、冬の間は山におり、六月に山から下りて水辺に行く。
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カッパ,ヤマ 1916年 宮崎県 山で友を呼ぶ際は必ず名前を呼び、「おーい」とは呼ばない。「おーい」と呼ぶと河童が返事をするという。この地方では、河童は冬は山に棲み、夏は川にいると伝えられている。
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カッパ,ヤマワロ 1953年 福岡県 河童は春から秋にヒョイヒョイと啼いて歩き、子供の足跡のようなものが残る。冬は川から出て山に登り、川の水が澄む。山に登った河童は山ワロになり、クモを捕って食う。
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ゴライボーシ 1957年 和歌山県 夏は川、冬は山に住んでいる。道に立っているのを見たら頭が三角だったと言う人がいる。とてもよい声で呼ぶ。近くで聞こえると遠くに、遠くで聞こえると近くにいる。人のつばを嫌う。
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ヤマワロ 1985年 熊本県 春の土用に川へ下り、秋彼岸に山に登る。
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ツキモノ 1978年 和歌山県 山へ行って憑物に取り付かれたときは、「山の者は山へ行け、川の者は川へ行け」と唱えてみをふって追い払った。
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ガラッパ 1989年 鹿児島県 ガラッパは夏や川の神様、冬は山の神様であり、ピーピーと啼く。夕方遅くに川に水をくみにいくとガラッパがいる。
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カッパ 1989年 鹿児島県 年に2回、お彼岸のころに朝早く山から川筋を通って「ピーヒョロー」という河童の声が聞こえてきた。河童は夏に川へおりて冬は山へもどるという。
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ヤマオバケ 1988年 長野県 山には山お化けが出る。
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カッパ 1952年 熊本県 山北村では、河童が冬に山に登るという信仰がある。村出身の若い婦人の話では、八朔の節供の日に河童が山に登るので、その日に子供が川で泳いでいると、山に連れて行かれてしまうといって、川泳ぎを戒めるのだという。
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ゴウラ,ガシャンボ 1981年 和歌山県 ゴウラとカシャンボは同じもの。夏はゴウラといい、川で人の尻を抜く。冬になるとガシャンボになり、山で人を化かす。
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ダイジャ 1981年 和歌山県 山に行って獅子頭くらい大きな頭の蛇を見て病気になり、死んだ人がいる。
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(ナツカレルヤマ),[ヤマンバ] 2001年 静岡県 夏焼村は、夏になると草木が枯れる山があるのでその名が付いたという。またこの山には山婆が住んだ跡があり、本来は亀の甲山であるという。
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カッパ,セコ 1986年 大分県 一部県南地方以外では,河童は秋に山に登ってセコ(山童)となり,春には川に下って河童になる。
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