国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

タマガイ
1995年 沖縄県
タマガイ(火玉)を見るのはたそがれどきが多い。戦後間もない頃、未明に洗面をしていると浴衣姿の若い女性が目の前に現れてスッと消えたという話がある。妖怪の出現するのは夕方から午前0時かあたりまでで、鳩が鳴き始めると人間を恐れて帰っていくという。

類似事例(機械学習検索)

アヅキドキ
1931年 岡山県
小豆どきという妖怪がいるといわれる。
類似事例

ハト(ゾクシン)
1990年 栃木県
鳩が夜鳴くと人が死ぬと言われている。
類似事例

(ハトナキ)
1986年 埼玉県
夜に鳩が鳴くと女が死ぬ。
類似事例

ヨウカイ
1931年 沖縄県
妖怪は鶏の鳴き声を恐れるのだという。
類似事例

(ゾクシン),カガミ
1998年 静岡県
夜の十二時に洗面所の鏡の前で洗面器に水を入れて包丁を入れておくと、別の世界に行くことができる。
類似事例

タマガイ
1970年 沖縄県
屋根の上にタマガイ(火玉)が上がった家は、不吉とされ死人が出るといわれた。それでタマガイを寄せ付けないためにヨーカビーといって8月9日、10日に門口とおのおの四隅の角にシバをさす習慣がある。
類似事例

ヨウカビ,ヨウカビ,サンガイビ,ヒダマ
1998年 沖縄県
火玉は年中出没するが、旧暦8月10日前後に出る火玉をヨーカ火という。戦前までは多くの村落で見ることができた。火玉の出た屋敷からは死、もしくは何らかの不幸がある。出生などの吉の前兆と見る村もある。
類似事例

ハト
1973年 東京都
御先手頭である山本源八郎の家紋は鳥居に鳩であるが、吉事がある前には鳩が集まるという。元は新御番という役目だったが、鳩が家に入ってくる度に出世していったという。
類似事例

キツネ,タヌキ
1981年 和歌山県
昔、雨の夜中に白と青の浴衣を着て蛇の目傘を差した女の人が目の前を通ってぱっと消えた。狐か狸の仕業。
類似事例

ヒトダマ
1983年 東京都
話者の父上が若く病院で亡くなられた時、3時頃だったが、その日の夕方頃世話をしていたお菓子屋のおばさんが、こくや(中島屋の屋号)から人魂が出るのを見たと話していた。20年くらい前のことであった。
類似事例

ユウレイ
1988年 長野県
幽霊が出現する理由も姿も出現場所も分からない。
類似事例

ヒダマ,(ゾクシン)
1935年 大阪府
死ぬ3日前に火玉がとぶという。
類似事例

センメンキ,ショウライノアイテ
1999年 栃木県
夜12時ちょうどに、洗面器に水を入れて、剃刀の刃を口にくわえて洗面器を覗くと、将来の相手が見えるらしい。
類似事例

ヒノタマ
1966年 群馬県
昭和20年ごろ隣の家が火事になった翌晩から3晩くらい続けて、焼け跡の地上五間くらいの所に、茶呑茶碗くらいの大きさの青赤いような球が、夜8時頃から12時頃まで動かず、消えずに出ていた。火事があったので火玉が出たのだろうということであった。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
幽霊は女性の姿で出るという。
類似事例

(シュッサンノヨチョウ),ヒノタマ,タマガイ
1933年 沖縄県
子の産まれる前には、タマガイといい、火の玉が上る。(今歸仁)
類似事例

ショウトクタイシ
2002年 石川県
大正15年3月、聖徳太子さんの石碑に出現したお太子さんの姿が一旦消えて、また出現した。
類似事例

タチナキ
1940年 福島県
犬が長く尾を引いて鳴くことをタチナキという。犬が何かの魂をみたときに鳴くのだといわれている。また、人魂を見たり、死ぬ人の魂が飛んでいくのを見ると鳴くともいわれている。
類似事例

シカタ
1976年 鹿児島県
小父が病気のとき、夜の2時頃箱を釘づけする音が聞こえる。その後卵を割ってからを庭先に投げる音と人の声がする。午前4時頃には屋戸を開いて洗面器の水をこぼす音と、親戚や近所に知らせに行く人に注意する声がした。翌日の昼ごろ病人は亡くなった。
類似事例

ヒノタマ,ヒトダマ
1985年 愛媛県
明治41年に筆者が小学校に入学したが、若宮方面から来る生徒から時々火玉を見たという話を聞いた。曇った日の夕方や雨の宵など、しぶ草あたりを飛ぶのを見たという。理科の先生が「人や動物の体内の燐が出るのだろう」といって実験をしてくれた。
類似事例

タマガイ
1963年 沖縄県
タマガイは赤い球形をしていて、それが出た家には不幸が起こると言われている。8月9日から15日にかけてよく見られ、その間は、屋敷内の木の上に小屋を作り、見張りをする。タマガイが出た家には禍が起こるので、ノロが火の神に祈願する
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内