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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ガキ
1998年 富山県
箸で皿のへりを叩いたりすると、餓鬼が来るぞといわれた。妖怪が食器の音を聞きつけてやってくる。

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ガキ,チャワン
1916年 和歌山県
茶碗を叩くと餓鬼がやってくる。
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ガキ
1939年 大分県
茶碗を叩くと、餓鬼が来るというので叩かせなかったという。
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チャワン,ガキ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
茶碗を叩くと餓鬼が集まるといわれている。また、餓鬼になるともいう。
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ガキ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
茶碗をたたくと餓鬼が集まる、もしくは餓鬼になるといわれている。
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メシワン,ガキ,(ゾクシン)
1916年 岐阜県
飯椀を叩くと餓鬼が覗くという。
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オヒツノフチ,ガキ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
お櫃の縁を叩くと餓鬼が寄って来るという。
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オキクバア,ガキ
1985年 高知県
物乞いをする際、餓鬼が憑いていると言っていた。亭主を取られた相手の女の事を餓鬼と呼んでいる。餓鬼が来ると口走ったり、川で全て洗う癖がある。
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ショッキ
1943年 香川県
諏訪神社の祭日にお客が多いので食器に困っていた。祭日の前日神社に参ってそのことを告げると、祭日の日には神社の洞穴の前に食器がちゃんと出してあった。使い終わるとその夜返しにいくことになっていたが、ある家が食器をこわし、わびもしないでそのままかえしたので、それからは食器が借りられなくなった。
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ヨウカイ
1929年 大分県
山で弁当を食べたとき箸をそのままにしておくと、妖怪が来て尻を拭う。そうされた者は病気になるので、箸をふたつに折って捨てなければならない。
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ビンボウガミ
1991年 兵庫県
茶碗を叩いたり、お箸をもんだりすると貧乏神が来ると言ったという。
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ガキ
1974年 三重県
伊勢から伊賀へ行く道の途中、後ろから来ていた男が、自分は餓鬼に憑かれたので動けない。何か食べるものがほしいと言ってきた。話を聞くと、このあたりに限らずところどころで、餓死した乞食の怨念が餓鬼となり、通行人に取り憑くという。餓鬼に憑かれるとしきりに飢えて、歩く事もできなくなるらしい。他日播磨の僧に聞くと伊予で餓鬼に憑かれたとも言った。
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ハシ
1943年 山梨県
野山で箸を作って食べたら、その箸は折り捨てないと祟る。
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テング
1981年 香川県
金刀比羅宮の祭りが終わった11日は膳具を全て観音堂から庭に捨てる。参詣人も寺の僧俗の人々もみなこの夜は登山しない。この日に用いた箸を拾えば幸福になるというが、翌朝参詣しても箸は1本もない。箸は夜に阿波の箸倉谷へ守護神が運ぶのだという。一般には天狗が箸を運ぶのだろうと言われている。
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シツケノウエノキンキ(ゾクシン)
1956年 宮城県
小豆めしに汁をかけると結婚の時に雨が降る、茶碗をたたくと貧乏の神がその音を聞きつけてやってくる、箸移しにやり取りすると無実の罪を着るなど。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
食事に関する俗信一束。箸で茶碗を叩くとオサキがくる、釜の蓋をたたくとムジナツキになる、山で箸を折らずに捨てると狐に化かされる、など。
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(ゾクシン)
1960年 愛媛県
子供が生まれてから100日目に「箸ぞろえ」を行うという。この時には、お皿に石を入れてから食べる。こうすると、歯が丈夫になるという。
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ガキ
1980年 和歌山
茶碗をたたくと餓鬼が寄ってくる。
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サラカンジョウムジナ
1984年 新潟県
「皿かんじょうムジナ」といって、道を通ると定まった場所で、皿を数えるような音を聞かせることがあるという。
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ジョチュウ
1982年 宮城県
皿を割って殺された女中が水屋で皿を数えるので、地蔵を祀って供養するが、この地藏の頭には皿が乗っている。
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タヌキバヤシ,マタヤマカグラ,テングバヤシ
1938年 石川県
深夜にどこからともなく太鼓を叩くような音が聞こえてくる。笛の音もするといわれている。
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ショウガツノカミサマ
2000年 徳島県
正月15日の小正月は、朝に粥を炊き、たづの木の箸を添えて神棚に供える。そして正月の神事が終了した事を告げて、家中の柱を粥につけた箸で叩き、正月の神様を送る。箸は門柱に立てる。
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