キンキ,チャ 1981年 山形県 茶を一服しか飲まないのはよくない。
類似事例 |
|
ワカガエリノミズ 1981年 鳥取県 爺さんが山へ行くと、小鳥が谷の水を飲めば若返ると鳴くので、飲んでみると若返った。それを知った婆さんも飲んでみるが、たくさん飲みすぎて赤子になった。
類似事例 |
|
ダイジャ 1960年 三重県 村人たちは、虹が立つのは大蛇が淵や池の水を飲みに来ているのだと言っている。そして時雨が降るのは、大蛇が水を飲むときに小便をして行くからだと言っている。
類似事例 |
|
ボウサイ,マヨケ 1981年 山形県 防災、魔除けのためには朝茶と朝せんべいは三里戻って飲めといわれる。
類似事例 |
|
ノヅチ 1974年 和歌山県 ノヅチという蛇がいる。鹿を一飲みにするともいうし、ゴトヒキを一飲みにするくらいの大きさであるという。
類似事例 |
|
ダイジャ 1968年 高知県 大蛇に飲まれそうになった男は斧をふるって逃げてきた。この道には同じような話があり、大蛇は木の上から降りてきて飲まれる人もいる。金毘羅のお守りに守られたと言う人もいる。
類似事例 |
|
キツネ 1955年 静岡県 狐が憑くのは、人知れず狐が水桶に小便したのを飲んだためだという。
類似事例 |
|
ヘビ,イケノヌシ 1928年 石川県 娘がぶらぶら病で衰えて死にそうになったとき、老僧が来て、医王山の池の水を飲ませよと言った。飲んだところ本復したが、お礼参りの折にふたたび飲むと、娘は池に入り蛇になった。池の主に嫁いだと言われている。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1942年 北海道 葬式はかえって漁に縁起がいいとされる。
類似事例 |
|
オオキナヘビ,ジャ,リュウ 1991年 高知県 昔の話だが、山へ夫婦2人で木を切りに行って、昼頃嫁さんが谷川へ水を汲みに行った。すると戻らないので旦那さんがみにいくと、嫁さんは大きな蛇に飲まれていた。すぐに助けたからよかったけれど、飲まれないように蔓を巻いた木を持たせたが、気が緩んで飲まれてしまった。
類似事例 |
|
キツネ 1980年 秋田県 狐が酒を飲んだ人に馬糞を「団子だ」と勧めて食べさせた。狐は酒を飲んだ人しか化かさない。
類似事例 |
|
アクブツ,(ゾクシン) 1932年 沖縄県 水を飲むときは「フーイ」といって3度水を吹いてから飲むと、水中の悪物を吹き飛ばすことができる。
類似事例 |
|
マショウノコダネ 2000年 青森県 2月9日に八皿酒といものを飲めば魔性の子胤は堕ちるという話を聞き、娘に飲ませたので、その娘はなんともなかった。
類似事例 |
|
トソ 1983年 嵯峨天皇の弘仁年間に始まったとされる屠蘇は、一人が飲めば一家に病がなく、一家が飲めば一郷みな病がないとして、井戸の中につり下げて元旦に飲んだという。
類似事例 |
|
(ダイジャ) 1980年 滋賀県 近江国甲賀あたりの子供が森林に入り遊んでいた時、木の上から大蛇が下りてきて、12歳ほどの子供を丸飲みした。飲まれた子の父親が、大蛇が谷の水を飲んでいる時に襲いかかり、子供を腹から救い出した。その蛇は長さ3丈ほどあった。子供は命は無事だったが、頭が歪み潰れて、髪の毛が抜けてしまったという。
類似事例 |
|
タイラノマサカド 1963年 福島県 将門を斬った俵藤太が朝にお茶を飲もうとすると、首のない死体がうちかかってきたが、お茶を飲むと死体が倒れた。
類似事例 |
|
キツネ 1976年 東京都 初午の日の4つ(午前10時)前に茶を飲んではいけない。昔、お狐さんが出雲から稲穂を持って逃げてきた。茶の木の下に隠れて4つ前に難を逃れ、お陰で当地に米が伝わった。それで4つ前に熱い湯を茶にさすと、お狐さんが熱くて気の毒だ、もったいないというのである。
類似事例 |
|
タヌキ 1987年 奈良県 夜の12時ごろ、酒を飲んだ帰り、狸に化かされた。いくら歩いても同じ所を回ってばかりいて着かない。朝になってみたら、自分の家のずっと奥に行っていたという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1983年 茨城県 動物と縁起に関する俗信。朝蜘蛛は縁起がいい、夜蜘蛛は泥棒の先がけといい、夜は外へ捨てる。イタチに横ぎられると縁起がよくない。
類似事例 |
|
チャ,オヘンロサン,(コウボウダイシ) 1977年 和歌山県 昔、茶があまりなかった頃にお遍路さんが来て茶を一杯くれと言った。村人がにんどうの葉でも良いかと尋ねると、なんでもいいと返した。お遍路さんは去るときに杖で地面を三度ついた。次の年から茶に不自由しなくなった。この辺りの茶は「弘法さんのくれた茶」といわれていて、おいしいという。
類似事例 |
|
チャヲノンデハランダハナシ 1932年 富山県 川沿いの家に旅の僧が立ち寄り、茶を飲んで去った。家の娘は、眉目美しい僧に心引かれて慕うあまり、僧の飲み残した茶を飲んだ。やがて娘は身に覚えのない子を宿し、女の子を産んだ。3年後、僧が再び訪れたが、女の子を見ると呪いを誦し、頭から踵まで3度撫でた。女の子は泡となって消え、僧は泡を川に捨てた。以来、その川は子撫川と呼ばれたという。
類似事例 |
|