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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1982年 宮城県
狐が人間に化けて医者に往診を頼み、医者はオートバイで駆けつけて桑の木に注射をし、絆創膏を貼って帰った。礼金は桑の葉だった。

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キツネ
1971年 福島県
きつねに化かされた話であるが、お医者様が夜遅くに頼まれて往診に行き、患者に注射をしていると思っていたが、朝方ある人が通りがかって見たところ、大きな根っこに一生懸命注射をしていた。お医者様は狐に騙されたのだ。
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キツネ
1999年 佐賀県
夜の往診に出た医者に化けて、きつねがお産を手伝った。医者は葉っぱを着せられていた。お祝いの食事が一膳なくなった。それから、夜の往診はしなくなった。
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クワ(ゾクシン)
1938年 鳥取県
桑は不浄木として嫌って薪としない。桑の木の根に御産の時の穢物を埋める。女の月経を根にうめる不浄の木。桑の木で御飯はたけない。
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キツネ,イシャ
1976年 宮城県
丹野さんという医者が女を診てやったとき、注射を一本した。家に帰ると注射針が折れている。もとの場所へ行ってみると、大きな松の根っこに注射針の折れたのが刺さっていた。
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クワ
1974年 秋田県
桑の木から落ちると3年以内に死ぬ。
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クワノキ,シ,(ゾクシン)
1916年 滋賀県
桑の木から転落すると3年目に死ぬ。
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(ゾクシン)
1974年 滋賀県
初めての子のエナは、桑の木の下に捨てるという。なぜならば、桑の木の下には神さまがいないからだという。
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ヌケガラ,クワノキ,ヒトノカワ
1976年 新潟県
6月1日をムケの朔日ムケノツイタチという。この日は年内に死ぬ人の皮が桑の木に下がる。また、桑の木の下で人の皮を見ると死ぬ。それでこの日は朝早く桑の木の下に行ってはいけない。
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キツネ
1971年 福島県
化かされ話は戦争前にはあった。今の塙にAというお医者さんがいたが、夜にお産を頼まれて行ったら見たことないお嬢さんだった。そして、夜が明けてきたのを知らずに注射をした。そしたらよその人が大きな切りっこの上に乗って、注射針をこうやっていた。声をかけると気がついた。
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キツネ
1939年 京都府
夜、ある高名な医者のところへ狐がやってきて、妻が難産で苦しんでいるからたすけてくれと言う。医者は恐ろしくて頼みを聞かなかった。数日後、狐の親子が死んでいるのが見つかり、医者は祟りで没落した。
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タヌキ
1981年 福岡県
お産で医者を呼ぶと、医者が狸だったりするという。狸同士、木の葉でお礼をするという。
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カッパ,クスリ
1953年 群馬県
医者が往診の帰り、山道の途中の川橋で馬が動かなくなり、暗闇の中で医者は刀を振り、切り落としたものを家で見ると河童の腕だった。夜河童が訪れ、腕を返すとお礼に膏薬の作り方を教えてくれた。
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キツネ
1971年 岐阜県
ある人が桑摘みに行って道に迷い、仕方なく道端で藤を切ってまた桑摘みをしていた。そういうときは狐は足もとにいて化かしているという。
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クワ
1931年 岩手県
桑は落雷を避ける植物である。
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キツネ
1971年 福島県
アリガ医者がAさんの裏へ往診に行った。その医者は1人でいくと、青い馬が撥ねていった。そのうちに手綱をしょって手拭をちょっと被ったアネがやってきて「こちらに白馬来ませんか」と尋ねた。「白馬来ねけど、青き馬行った」と答えると、バラ藪の中に入ってしまった。そうしたら姿も何も見えなくなってしまった。いくらお医者様でもおっかなかった。
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ウマノヒ
1956年 宮城県
一月の午の日が二月の午の日より遅いと、桑の出来がよく、その反対に早いと桑が不足する。
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キツネ
1993年 岩手県 
マムシを捕まえてオートバイで走っていたらきつねがオートバイと同じスピードでついてくる。気にしているうちに岩にぶつかってしまった。
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キツネ
1991年 奈良県
ある晩遅くのこと、お産が重くて苦しんでいるというので、産婦人科のお医者さんを呼びに来た人がいた。お医者さんは山道を歩いて行き、お産を済ませると、ご馳走をもてなされ、たくさんのお札をもらった。翌日、お医者さんが便所に行ったら、杉の葉ばかりの大便が出た。実は狐のお産だったのである。
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ジャー,ナガモノ
1968年 奈良県
昔、ある医者が、子供たちになぶられている蛇を助けてやった。翌日、綺麗な娘が医者の家に来て、嫁になった。男の子も生まれたが、ある時医者が家に帰ると、嫁がジャーになっていた。正体を見られたジャーは家を去った。
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カミナリ,クワ
1916年 宮崎県
昔、鎌がかかっている桑の木に雷が落ちた。雷はその釜に切られて亡くなった。それから雷は桑の木を恐れて落ちなくなった。そのため雷鳴の時、桑原桑原と言うのである。
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ヌケガワ,クワノキ
1976年 新潟県
6月1日をムケの朔日ムケノツイタチという。この日は人間の皮の剥ける日で、その皮が桑の木に下がる。この皮はその年死ぬ人にしか見えないので、この日は朝早く桑の木の下に行ってはいけない。
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