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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1988年 茨城県
若い人が、馬で朝草刈りに行った。そうしたらネーソーカブリをしたいい姉さんが草を刈っていた。そこに行こうと思ったが、行き着けなかった。狐に化かされたと思って、足元の草を刈って帰った。

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ホトケサマ
1943年 長野県
8月16日は草刈りをしない。草を刈ると仏様の足を刈ってしまうという。
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キツネ,オトヒメギツネ
1971年 福島県
A氏の母が夕方草刈りにいったところ、ザーザー音がしてからだがゾクゾクした。そして、いくら草を刈っても草は溜まらなかった。そこで狐に化かされたかと思って帰ってきたら翌日から熱が出て下がらなかった。父親が油揚げなどを狐にあげてくると山へ行ったら母はよくなった。
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テング
1966年 鳥取県
天狗が山の草を刈るような音を出した。
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テング
1933年 長野県
坊主岩に天狗が住んでいるといわれた。その岩の近くで草を刈っていたら、鈴や半鐘の音、鶏の鳴き声が聞こえてきた。不安になって帰った後、刈った草を馬にやったが、馬は食べなかった。里人たちは天狗の仕業だと語り合った。
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ダイジャ,タタリ
1984年 長野県
大きな松の木があり、蛇が住んでいた。以前は大きな穴があったが、今では見つからない。そこには草を刈っていない部分があり、草刈りをすると祟りがあると言われている。
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テングサマ
1984年 埼玉県
むかしは白石でも草ぶきの屋根だった頃、ある家では雨もりがするのに忙しくて屋根をふくための草刈りをする暇がなかった。ちょうどその頃、近所の人たちは草を刈って干しておいた。ある晩のこと、その家の人が、庭でガヤガヤする音をきいたが、そっとしておいたら、庭に刈った草が積まれていた。近所の人たちはこれを取り返しに来たが、1晩のうちに運ぶことはできないので、天狗さまのしわざにちがいないということになり、近所の人も草をとり返さずに帰っていった。それで人並みすぐれている人のことをあの人は天狗さまだという。
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ワラノミヤガアルタ
1969年 福島県
藁の宮が田の中にあるので、そのまわりは草も刈らないというところがある。
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コンピラサマ
1991年 愛媛県
大久保橋のコンピラサマの山の草を刈ると、人が死ぬ。
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キツネ
1972年 千葉県
狐に化かされそうになったら、足元を見るといい。狐はばれたと思って逃げていく。
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テング
1972年 千葉県
天狗の腰かけ松の下で草を刈っていた人が、天狗に攫われて大怪我をした。
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ヘビ,タタリ
1986年 長野県
病人やけが人が続くので拝んでもらったところ、蛇の祟りだと言われた。あるとき、草刈りにいって草と一緒に蛇の頭を刈ってしまったことが原因だという。そこで、その蛇の祠を祀ることにした。
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ホトケサマ
1943年 長野県
8月の盆の前には、家の周りの草をきれいに刈っておく。そうしないと仏様の足に引っかかるという。
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ウワバミ
1979年 岐阜県
ある人が峠で草を刈っていたら、ザザアーと音がする。近づいてみたら、木の上にウワバミがいたので逃げ帰ったという。
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タヌキ
1995年 滋賀県
山の尾根で草を刈っていた人が、いつまでたっても帰ってこない。狸の仕業。煙管に火をつけたら狸は離れた。
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ノヅチ
1968年 奈良県
桧の枝を切りに行ったら、がさがさ草を分ける音がしたので、見たら大きな蛇がいて、びっくりして逃げ帰った。それから4、5日して、このいとこが草を刈っていたら、それらしい蛇を見た。太さの割には大変短かったから、たぶんノヅチだったのだろうという。
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ホトケサマ
1950年 山梨県
村人が湖水近くで草を刈っている時、仏様(死者)同士の会話を聞いた。
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クルリジョウヤマノカイイ
1939年 千葉県
谷に古い五輪塔があり、草を刈っているときに偶然目にしたりする。人に見せようと思って柴などを折って目印にしておくが、他人を連れてくると、もうどこにあったか分からなくなっているという。
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(ゾクシン)
1960年 愛媛県
5月5日の端午の節句には、薬が降るといって、朝早くに露のある草を刈ってきて、牛に与えると元気に育つといわれている。
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カラダノトケルクサ
1932年 兵庫県
蛇が蛙を飲んだ後、決まった草を食べて腹を元に戻すのを見ていた男が、餅を食べ過ぎた時、その草を食べて休んだ。家族が男を捜しに行くと、餅の塊が着物を着て座っていた。この草は、体を溶かす草だったのである。
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キツネ
1995年 愛知県
狐は今も人を化かす。茸採りに行って頭がボーっとして、松茸の生えているところまで行き着けなくなった。狐の仕業。
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キツネ
1979年 岐阜県
狐に化かされたと思ったら、棒だった。
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