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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ロクサン
1974年 山梨県
原因不明の痛みは六三の可能性がある。年齢を9で割り、余った数が六三の決まった個所と一致したら、それは六三の障りである。金神様に失礼なことをしたのであてられたので、3差路に段を作っておがんでわびる。

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ロクゾウサマ
1984年 埼玉県
六三さまという神様は人間の体にいつもくっ付いている。毎年くっ付く場所を変え、その場所が病気になりやすい。病気の時、六三の厄に気づかないと六三様が動き回りあちこちが悪くなる。だから病気のときは六三除けをしてから医者に行ったほうが良い。
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タタリ
1997年 長野県
中原の洞で旅の六十六部が行き倒れて亡くなったので、近くの人たちが葬った。しばらくして近くに災いが起こり、行者を頼んで調べてもらったところ、六十六部の墓を粗末にしている祟りだと教えられ、祀りなおした。
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キツネ
1986年 石川県
化け石のところで狐が化かして、六という駄賃持ちはいつも油げをとられていた。若い連中と協議して油げを買い込み、六の母親に化けて出てきた狐を縛って火で炙ってこらしめた。あくる日、六が町へ行こうとしたら、山から狐が「おぞーい、六、おぞーい、六、怖しい六」と遠吠えした。
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サンニンニサンドマワラレルコト
1915年 和歌山県
三人に三度回られると、死ぬ。
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ヒトヲマワルコト
1980年 和歌山県
三人に、三回回られると死ぬ。
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ロクブノタタリ
1982年 宮城県
六部は1人では歩かない。小金を持っているので、できるだけ2人1組で歩く。2人組の六部が泊めてもらって翌朝出ようとしたら、連れの六部は先に行ったといわれた。不思議に思って鍋の表面の油で占ったら、連れの六部はこの世にいないと出た。そして竃の灰の中にその六部の鈴があった。六部を殺した家は祟られる。
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ツキ,サンゾンノミエイ
1937年 秋田県
二十三夜に月が三尊の姿になった。
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ロクシャクボウズ
1996年 石川県 
六尺坊主が出たと言われる坂がある。
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キツネ,オンガエシ
1956年 宮城県
童子は六太夫に,国主が塩釜ノ崎,松ガ浜に出馬する日を教え,その時六太夫が名笛鬼一管を吹けば必ず吉事があると言い残して消え失せた。果たして六太夫がそのとおりにすると,海上三十里も離れた国主の所に笛の音が届き,感嘆した国主はほどなく六太夫を召し還した。
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(ゾクシン)
1975年 愛知県
「六部どうりん禅定」と書かれた石塔がある。ここまで来て死んだ六部の遺言に従って建てられた。女性の下の病に効くという。
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ロクボウサン
1993年 岩手県 
六坊さんを殺して品物を奪った家に悪い事が続き、六坊さんを殺した事がわかってしまった。
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サンキチサマ
1972年 山形県
六之丞という力持ちの男は諸国の力自慢が集まる場で相撲を取ることになった。六之丞は秋田の三吉を一旦は負かしたが、旅籠で不思議な声を聞き、風呂を片手で持ち上げる奴さんを見て三吉の影におびえ、相撲にも敗れた。
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ツルギミサキ,ロクジュウロクブ,マリシテン
1983年 岡山県
この部落の観音堂の前には、ツルギミサキが祀られている。これは、昔ここの城に泊まった六十六部が殺されて奪われた金の刀に摩利支天が祈りこめられていたため、これが祟るのを恐れてのことだという。
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ギョウジャ,ギョウジャサマ,(キトウシ)
1989年 長野県
祈とう師のことを行者あるいは行者様という。六三除けや生き霊呪を願うという。
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キツネ
1974年 栃木県
狐がいて、鉄砲や槍や火で攻めても死ななかったので祈祷をしたら、死んで石になった。そこから吹く風に当たると病気になる。六三を信仰すると治ると言う。
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ムソロクブ
1919年 徳島県
ある年の暮れに、川の渕で庄屋が、前の晩に泊めた六十六部を殺して秘蔵の宝物である金の鶏と蚊帳を奪った。血まみれになった六部の足は川へと滑り込んだ。その頃庄屋の家で下男が餅をついていると天井から血みどろの足がぶらさがり、1羽の黄金の鶏が現れ米を食い尽くした。その後片足と鶏は六部の笑い声と共にどこかへ消え。その後も色々禍が続いたので庄屋の主人は墓を建立した。
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ロクブノオンリョウ
1956年 宮城県
正保年間(1644~1648)の頃,同町の宿屋に一人の六部が泊まったが宿の主は六部の所持金に目がくらんで殺してしまった。数年後に弟分だという六部が来てその六部が泊まらなかったか尋ねたところ,主人は知らないと答えたが,灰の中から偶然見覚えのある笠の金具が出てきたので弟分の六部は全てを悟り,殺された友のために読経した。すると六部が幽霊となって現れ,この恨みに必ず報いる旨を告げ,弟分も呪法を結んで立ち去った。以後その宿屋には不幸が続いて子孫が絶え,その場所に住んだ者も皆不幸に見舞われたので幽霊屋敷,化物屋敷と呼ばれるようになった。
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カラス
1968年 青森県
旧正月十六日に烏が止まった家の人は死ぬ。
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ヒノタマ
1967年 茨城県
しばしば起こる堤防の決壊によって改修を行わなくてはいけなかった。工事もはかどらないので、やってきた六部に聞くと人身御供が必要だと言う。身寄りのない六部が生き埋めとなって以来、工事は順調に進んだ。人々は六部供養の為に墓を建てた。
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サツキヒメ,リュウジン
2003年 山梨県
六人の供に担がれた駕籠に乗って訪ねてきたさつき姫が、万沢郷の横沢の清水を味わってから池の山の大池に入水して龍神になった。そして大水が流れた。その後、六人の供が小久保に住み着いたので、いまでもそこには六軒しかないといわれる。
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キンキ,カレイ
2003年 山梨県
夕顔、キュウリ、十六豆などを作ると凶である。
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