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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ツチグモ,オニ
1935年 京都府
壬生寺では4月に大念仏会と称し狂言が行われる。これに用いる仮面を張子に模したお面の数々が売られる。牛若、弁慶、土蜘蛛、鬼、地蔵などがある。

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キリイシ,ベンケイ,ウシワカマル
1984年 長野県
弁慶と牛若丸がやってきた。道をさえぎる石を切ろうとして、弁慶は太刀を使ったが、石に傷をつけただけであった。次に金剛力がやってみると、石は見事に一刀両断にされた。
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アカオニ,アオオニ
1935年 京都府
太秦の広隆寺では10月12日の夜に牛祭という珍祭が行われ、当日紙製の仮面5枚1組が出される。摩多罹神、青鬼2、赤鬼2の組み合わせである。この仮面は門戸に吊るされ厄病余けの呪禁とされる。
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ウシオニ
1959年 愛媛県
牛鬼を出さなかった年には、疫病が流行したので、以来必ず出すようになったという。菊間の牛鬼はすべて牛面である。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
毎年大晦日に、牛鬼が出るといわれていた。けれども、その牛鬼を実際に見た人はいないという。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
じいさんが滝のあるところを通ったら、真っ赤な牛鬼が出てきたので逃げた。牛の鳴き声がするので外に出てみたら、牛鬼が牛小屋に入ろうとしているところだった。大きな声を出したら、牛鬼は何もしないで帰って行った。
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マツ,シトマエノマツ,ミナモトノヨシツネ,ナルコ
1956年 宮城県
平泉落ちの際、源義経の奥方が亀割峠で亀若丸を生むが、弁慶が「敵地ゆえ産声を立てないように」というと亀若は泣かなかった。尿前の関に出た時、弁慶が「ここは大口という平泉領だから安心して産声をあげてくれ」というと、初めて小便をした。これを記念して弁慶が松を植え、ここを尿前という。亀若が初めて産声をあげた地を鳴き子といい、鳴子の地名の起こりという。松は今はない。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
牛鬼は、頭が鬼で、首から下が牛のようになっている。淵によく牛鬼が出るというので、昔は暮れ方にになると、淵のある所を通らなかった。昔、牛鬼を見て寝込み、頭がおかしくなった人もいた。
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オメンサマ
1984年 福井県
例年2月16日に区長宅でお面様の祭りが行われ、ここでは4つのお面が拝観される。この祭りはインネンといわれ、面が笑顔に見える時は豊作であり、険しい顔に見える時は凶作であるといわれる。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
毎年、おおつごもりの夜に、牛鬼の滝に牛鬼が出るといわれている。
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モキチノメン
1928年 愛知県
茂吉面は祭りに使われる、大国主命を現したといわれる黒面か赤い鬼の面である。翁に取り憑かれた者が面を彫刻させて寄進したと言われる。。
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ウシオニ
1991年 島根県
牛鬼が寝ていると、漁師に鉄砲で撃ち殺された。それ以来、牛鬼は出なくなった。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
牛鬼は夜になると川から上がってきて、家の牛小屋に来ては牛を引くといっていた。牛鬼は音もなくやってきて、音もなく帰っていくが、来たことだけは分かるものであった。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
北向きの滝には牛鬼が棲んでいるという。昔は牛鬼が泣くということをいった。牛鬼がやってきたので、赤ん坊を臼に伏せておいて逃げたことがあるという。
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ウシオニ
1991年 島根県
ある男が海辺で寝ていると牛鬼が出てきて男の名を呼んだ。男は念仏を唱えると牛鬼は逃げた。その後、男の髪の毛が抜けた。
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オニ
1935年 愛知県
熱田東町の高蔵不動院では毎年正月5日の夜に修正会を行い、「大薬師の鬼祭」として盛大を極めている。鬼となるのは熱田付近の25歳、42歳の男で平年は12名、閏年は13名で勤める。この寺では鬼面を厚紙で作り開運厄除として領布するが、これは京都牛祭の仮面を模倣したものである。
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エビストダイコクノカメン
1984年 福井県
「エビス(恵比須)・大黒の綱引き」は、毎年1月15日に行われるが、42の厄年の男が年男に選ばれ、この年男が綱引きに先立って恵比寿と大黒の仮面をつけて町内を一周する。年男は精進潔斎をしているのはもちろんだが、それでも遠慮して仮面をまともには顔につけずに額に結いつけてうつむいて道を歩いている。これは、凡人がまともに面をつけると顔からとれなくなってしまうからだといわれている。
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ジゾウ
1966年 新潟県
昔、六部がやってきて何千貫もある石に3、4年かかって4m弱もある地蔵を彫って泉まで運び、集落には協力のお礼に小さな地蔵を残していった。小さい地蔵はお堂に安置したが、子どもがいじって遊ぶので格子の中に入れた。冬のある日、行って見ると地蔵はおらず、小さな子どもの足跡が点々と雪についていた。辿って行くと、清水の湧いているところに地蔵がいた。そこを地蔵清水と名付け、地蔵は谷泉寺に移した。
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ウシオニ
1965年 和歌山県
牛鬼滝には牛鬼が住んでいて、人をとって食うとか影を見られたら死ぬとかいわれていた。滝壺に木を落としたら、牛鬼はそれに当って死に、7日間その血が流れていたという。
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クモ
1975年
蜘蛛が人に化けて、源頼光をたぶらかそうとした。これを大きな穴の中で捕らえたところ、その長さは4尺ばかりであったという。古くは、世を逃れて山中の岩穴に住み、乱暴で道理に反し、王化に服さなかったものを土蜘蛛と称したが、それも故のあることだ。
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オメンサマ
1984年 福井県
例年2月1日に区長宅でお面様の祭りが行われ、3つのお面がまつられ、ムラの人が参拝する。この祭りはインネンといわれ、面が笑顔に見える時は豊作であり、険しい顔に見える時は凶作であるといわれる。
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オンバコ
1937年 佐賀県
竹崎観音堂の鬼祭で用いられる鬼箱は鬼の面が入っているといわれているが、開けると眼が潰れるというので、誰も中を見たことがない。この箱を出しておくとマラリヤのような激しい病もすぐ治る。
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