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検索対象事例

キツネ
1931年 奈良県
明治初年に郵便がはじめて行われたとき、お狐さんの飛脚の仕業だといっていたという。この地にある洞泉寺境内にある源九郎稲荷社は人々の信仰があつかった。

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ゲンクロウイナリ,キツネ
1988年 奈良県
日本三大稲荷の一つ源九郎稲荷は、白鳳年間、平群真鳥誅伐に出陣した大伴金持道麿の軍勢に白狐を送って助けた。源九郎という名前は源義経から贈られたもの。『義経千本桜』の狐忠信はこの稲荷の化身という。
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ゲンクロウギツネ
1988年 奈良県
日本三大稲荷の一つ源九郎稲荷は、山中で迷っていた静御前を白狐の姿で案内したことから、源九郎という名前を源義経から贈られた。『義経千本桜』の狐忠信はこの稲荷の化身という。豊臣・徳川の合戦の時には徳川方について諜報活動をしていたが、豊臣方に毒殺された。後の郡山城主が不憫に思い、今の場所に祀った。
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ゲンクロウイナリ,キツネ
1988年 奈良県
柳町の綿帽子屋に男が来て綿帽子を買い、「代金は月末、洞泉寺の源九郎稲荷に」と言って立ち去った。受取に行くと、社人は知らないという。問答していると、お狐さんが綿帽子を被って、眷族をズラリと連れて現れた。
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イナリ
1979年 鳥取県
揖屋村の百姓が、城内の新太郎稲荷と隔番に江戸にお供しているが、社が壊れたので楸田長屋の稲荷と同居しているという白頭の老翁から金幣と榊を受けたと洞泉寺の和尚に語った。洞泉寺から郡奉行へと報告したが、郡奉行は稲荷を流行させるための妄言であると取り上げなかった。
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キツネ
1992年 岐阜県
洞泉寺の稲荷大明神は、境内の辺りに住んでいた白狐を祭祀したものだという。火防・五穀豊穣・福徳円満祈願などにご利益がある。
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シロギツネ
1931年 島根県
江戸からの飛脚が走ったが帰ってこない。翌日、狐おとしにかかっている飛脚の姿を見つけたが、その正体は白狐だった。
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キツネ
1931年 奈良県
昔、柳3丁目の綿帽子屋にある男が綿帽子を買いにきた。言われたとおり、月末に源九郎稲荷社へ代金を取りに行ったが、社の人たちはそんなものは買っていないという。綿帽子屋と社の人が押し問答をしていると、お狐さんが眷属を連れてズラリとあらわれた。見ると、みんな綿帽子をかぶっていたという。
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キツネ
1984年 山梨県
郵便屋さんが上九一色村のほうに手紙を持っていくとき、狐に化かされておかしなところに持っていくことがあった。
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フルギツネ
1933年 兵庫県
明治初年、常源寺にある寺子屋に大きな古狸が現れた。腕白な子供が棒で追い出したが、縁の下から子供の課業の真似をする狸の声が度々聞こえたという。
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ゲンクロウ
1936年 大阪府
昔、源九郎という狐がいた。冬、食物を探しに出た時、ある家の竈の下で寝ていたら、火を焚かれて焼け死んでしまった。その魂が、その家の百姓にのりうつった。見てもらったところ、狐がついているというので、食物をやったら治った。
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アッコ
1976年 栃木県
玉藻稲荷の社は、九尾狐という悪狐の霊を祀っているのだという。
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ヒキャク,キツネ
1980年 和歌山県
葬式の飛脚は、狐にだまされないように、飯を食べて二人で出かける。
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センゲンサン
1988年 愛知県
堀田稲荷社の西に小高い山があり、そこに浅間神社がある。婦人病を治すといわれており、女性の間で広く信仰されている。
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ネコノタニ
1931年 兵庫県
猫の谷は猫の声が聞こえると化け物が出るといわれていた。ある飛脚が頭に鍋を被った化け物に襲われ、刀で切りつけた。「紺屋の婆さんを呼んで来い」といわれたのを不思議に思った飛脚が紺屋の婆さんを尋ねると頭に傷をして寝ているという。猫が婆さんを食って化けていると思った飛脚は逃げていくのを追いかけて退治したといわれている。
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イナリサマ,キツネ
1968年 佐賀県
各家の稲荷様は初午に祀る。稲荷様は作神様。赤木のある家の稲荷様は京都から来た。新調の着物に狐の毛が入っていたので、稲荷様は狐であるという。人は一生一度は稲荷様を目にするものだ、という。
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アンバサマ
1939年 福島県
あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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キツネ,タヌキ,ダンクロウ,サンキチ
1935年 新潟県
団九郎狐は、佐渡に住むたちの悪い古狸の三吉を憎んでいた。あるとき信濃川のほとりで団九郎は三吉と出会う。団九郎は三吉をおだてて酒屋の小僧や大入道に化けるなどさせる。団九郎はお礼に自分の芸も見せるといい、次の日に街道に来るようにいう。三吉が約束の場所で待っていると大名行列がやってくる。三吉は感心して行列の前に飛び出るが、それは本物の大名行列で、捕らえられて食べられてしまう。
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オイナリサン
1968年 群馬県
お菊稲荷さんといって、自分の体にお稲荷さんをおろして尋ね人などを教えてくれる女の人がいた。夜でないと乗り移らないものだといった。
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イナリ
1988年 岩手県
中雪屋にはお稲荷さんがあり、盆の16日にオミキアゲをした。雨乞いの時にもお神酒を持っていってお稲荷さんで飲んだ。稲荷は農神様で、外国から狐が稲穂を1つくわえてきたという。
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カッパ
1928年 島根県
明治初年、猿回しの猿が川へ飛び込んで、河童を抱えて上がった。
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カゲキヨサン,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
景清さんは、神社の境内に祀られている小祠で、俗にカゲキヨサンという。眼病の神様として信仰されている。
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