カミナリサマ,(ゾクシン) 1915年 岩手県 雷様に悪口を言うと蹴り返されるといわれている。
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ニジュウサンヤサマ,アキバサマ,トワダサマ,ジヌシミョウジンサマ,ブシノタマシイ 2001年 青森県 某家では、屋敷地の外の道路に面した所に二十三夜様・秋葉様・十和田様の石塔が並んでおり、その隣に地主明神様が祀られている。この地主明神様は、大正か昭和初期にそこに宿っている武士の魂を拝むようにとの民間宗教者の指示に従って祀られるようになったのだという。
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スミヨシミョウジン,ダイジャ 1974年 山口県 長州の大寧寺の祖師に、住吉明神が翁の姿で現れた。祖師は尊体を顕すように明神に言ったところ、明神は大蛇の形となったという。
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ウマ,イシ 1967年 福島県 古市という家の氏神の古箕明神は、昔、栗毛の馬に乗って日中に入ってこられた神様だと言い、この明神様が乗っていた馬が石になったという石が祠の下に残っているという。
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カミナリサマ,ワルグチ,(ゾクシン) 1915年 岩手県 雷様に悪口を言うと蹴り返されるという。
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ホトケサマ,(ゾクシン) 1931年 (不明) 仏様の悪口を言うと口が曲がる。
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ハチマン,カイジン 1977年 静岡県 遠州の日坂に八幡の祠がある。昔この明神の美しい娘を海神が妻にしようとしたが、明神はそれを許さなかった。怒った海神は大鯨を遣わして娘をとろうとしたので、明神は碁盤で打ち殺したところ、鯨は山にかわったという。海神はさらにむくりこくりを語らい軍を起こすも、明神はそれを戦って退散させた。海神はさらに明神の御方なる人が海辺に来たら仇なそうと考えた。これより現地の民は潮を焼く所がなくなったという。
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キツネ 1934年 兵庫県 寒施行の良いに、6匹の連れの狐が下りてきて祀れと言った。それが太郎大明神であり、三玉大明神である。
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ヒョウスボ 1965年 宮崎県 山小屋で、夜、ヒョウスボの悪口を言うと、わるさをするという。それでも悪口を止めないと、小屋を揺すってくる。
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(ゾクシン) 1970年 長野県 便所の神様ウッサムシ明神に関する俗信一束。
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イヌガミサマ 1991年 愛媛県 犬神様は昔あったが今は無い。
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アンバサマ 1939年 福島県 あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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ヒカルモノ,カミサマ 1983年 岩手県 話者は夜、光るものが天満大明神から白山様のほうに3回飛んでいくのを見た。神様が遊びに行くのだという。
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バンザブロウ,ニッコウサンノミョウジン,アカギヤマノミョウジン,ミズチ 2001年 栃木県 昔、日光山の明神と赤木山の明神が争った際、日光山の麓に住んでいた弓の名手・万三郎は日光山の明神に味方して勝利した為、以降、全国の狩猟を許されることとなった。
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バンザブロウ,ニッコウサンノミョウジン,アカギヤマノミョウジン,ミズチ 2001年 栃木県 昔、日光山の明神と赤木山の明神が争った際、日光山の麓に住んでいた弓の名手・万三郎は日光山の明神に味方して勝利した為、以降、全国の狩猟を許されることとなった。
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キツネ 1936年 秋田県 昭和9年の秋ごろから、松原で狐に化かされる人が多く出た。昭和10年に神降ろしをしてみると、十五野明神の稲荷が野之助明神の稲荷の娘を嫁にほしいからしていると言った。そこで狐の嫁入り行列を仕立てて結婚式をした。その後、深夜に老医師がお産に呼ばれたが、夜が明けると謝礼のお札は笹の葉に、提灯は鶏になっていた。明神様の狐のお産と噂になった。
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フドウサン 1983年 茨城県 村に何かあったときに、石で出来た不動さんが汗をかく。何もないときはさっぱりとしている。
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ダイジャ 1956年 東京都 大蛇が悪戯したので三島明神が家来に退治させた。大蛇の頭は八丈島に飛んで蝮に、胴体は御蔵島に飛んで青大将に、尾は大島に飛んで縞蛇になった。刀を作ったのが打出明神、私がやると言った家来が差出明神。
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サジカミミョウジン 1983年 東京都 子供たちが明神様の御神体を水に浮かべて遊んでいたのを、部落のおじさんが取り上げた。すると、2,3日後に熱病の病人が多数出た。水浴びしたかった明神様を取り上げてしまったのでこうなったという。御神体に水浴びさせると治った。
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リュウ 1988年 奈良県 池に竜が住み村人を食ったので退治することになった。池の堤でかがり火を燃やして騒いだが、竜は現れない。そこに通りかかった武士が池に矢を射込んだ。竜は武士をつかんで天高く昇って行った。やがて雷光がして真赤な雨が降り、竜の体がズタズタに裂かれて落ちてきた。村人は竜の屍骸を埋めて竜象寺を作った。武士はとうとう現れなかった。春日明神の化身であったと言う。
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テング,コウリンボウ 1995年 和歌山県 高野山には護法天狗高林坊がおり、空海を山上に導いた地主神狩場明神ではないかと言われる。伝説では815(弘仁6年)、狩場明神と会った大師は、明神の使者である黒白二匹の犬に導かれて高野山へたどり着いたという。
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