ヤマカガシ 1915年 愛知県 ヤマカガシが雷鳴のするとき天に昇っていくのを見たという話がある。また、神様のお使いだともいう。愛宕の使いとも、山の神の使いだともいう。
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トオトウミナナフシギ,ウナギ,カミノツカイ 1938年 静岡県 遠江引佐郡奥山村の鰻井戸は、遠江七不思議のひとつといわれる。夏冬を通じで井戸の中には鰻が泳いでいて、神のお使いといわれている。
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ウナギ,カミノオツカイ 1938年 茨城県 虚空蔵と鰻の関係の話は各地にある。丑年生まれ葉本尊が虚空蔵菩であるため、生涯鰻を食べないのだという。鎮守の池にたくさんいる鰻を神のお使いとしている地域では、決してこの鰻を捕らない。
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テング 1981年 和歌山県 天狗は秋葉の神のお使いである。
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ヤマカガシ 1937年 愛知県 山かがしは家の神様のお使いであるという。家の近くの土手や倉の側などにいるのは、家の神様のお使いだからかまってはいけないと言われている。
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イヌガミツキ 1922年 福岡県 人がしきりに他人のものを欲しがり、いやな目つきで人を睨む癖があると、あれは犬神ではないかというが、犬神系統の家筋はない。ある時女中の盗み食いが悪らしいからと、犬神が憑いた。握り飯と焼酎をくれれば退くというのでそれを使いに持たせ、慣例どおり川の向かい岸に行かせたが、犬神を信じない使いが握り飯を失敬したので犬神が怒った。使いが平謝りし、また送り届けると女中は本復した。
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トウビョウ 1957年 兵庫県 ミコ神は口寄せをする人が祀る神で、普通の家では祀らない。口寄せのことを、トウビョウ使いとか稲荷使いとかいう。トウビョウは白い小さな狐の姿をしていると考えられている。
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イヌガミツカイ 1936年 徳島県 阿波國では狐使いならぬ犬神使いが盛んに横行した。その起源は、人間に霊的なものが憑くという古来の思想が時を経るうち式神のようなものの存在を確信させ、やがて狐使いのようなものの出現となり、更にそれに類似したことによるのであろう。それが時の経過にしたがって勢力をなくし、「犬神筋だ」などと言うと、世間は過去に犬神使いのなした悪事・呪詛などを想起して無意識に侮蔑・軽蔑の念から忌み嫌うようになったと考えられるのである。
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ヤマノカミノツカイ 2003年 青森県 烏は山の神の使いだと信じられている。
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オオウナギ 1987年 埼玉県 越生町古池には昔大きな池があり、大鰻が住んでいて、鰻が暴れると地震が起こると言われた。村人は池に地震の神である鹿島様を祀り、要石を置いて鰻を鎮めたという。
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カラス 1931年 沖縄県 この地域では烏は神の使いの鳥であるとされ、女頭(婢、ブナジ)と呼ぶ。
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オコジョ 1959年 長野県 オコジョは山の神の使いである。水の近くにいて、群れになっていることもある。放すような声を出すこともある。人には平気だが、犬にも捕まえられないほどすばしっこい。山の神の使いなので、討ってはいけない。
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カラス 1935年 三重県 烏は熊野のお使いで、これを害さない。
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オオカミ,オオカミサン 1983年 香川県 海の神様として信仰される三崎神社と高屋の稲積社との間を、オオカミサンが神さんの使いとして走る。そのお姿を見てはいけない。轟くような声が聞こえるという。一匹オオカミは神さんの使いで、群がって来るのは危害を加えるから用心しなくてはならないという。
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キツネツカイ,ムジナツカイ 1922年 岡山県 狐使いは大抵貧乏で、世人に大変嫌われている。「狐憑かれ」が出ると問答の中でどこの狐使いの家から来たか明らかになる。狐には御馳走などをして機嫌をとり、その主人には使いをやって何か音物などを送る。その狐の数は一族で十匹前後という。形は鼬位か、それより少し大きいともいう。
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(キンキ) 1973年 富山県 オコジョは山の神の使いなので嫌う。
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(キンキ) 1973年 富山県 オコジョは山の神の使いなので嫌う。
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ドクジン 1983年 岡山県 土公神は火の神、イロリの神、カマド神、作神、牛の神、家の守護神であり、一家の中心的な神である。大黒柱や炊事場の付近で祀っている。
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ヘビ 1999年 佐賀県 神様のお使いの蛇は、島渡りをする。
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カッパ,ガラッパ 1971年 鹿児島県 ガラッパを獲った話がある。魚を獲る麻の網にかかったのだという。
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オエンナキ 1940年 富山県 犬が長く鳴くことをオエンナキという。これを聞くと、その近くで死人があるという。実際に近隣で死者が出ることが多かった。また、自分だけが聞いて、近隣の人が聞いていない場合は、自分の身内から死者が出るのだといわれている。
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