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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ガラッパ
1959年 鹿児島県
祖父が8歳の時、彼岸花を川の付近に取りに行った。そこは竹が長く生い茂り、昼間でも暗い所であった。ふと川面を見ると、一定間隔で子供のような手がヒョイヒョイと出ていた。それをみた祖父は一目散に逃げ帰ったという。

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ダイジャ
1941年 岐阜県
筆者の祖父が所用で松倉山へ登ったところ、たった今大蛇が通ったらしく笹原が2つに割れている光景を見た。祖父は青くなり家に逃げ帰ったが、そのまま寝込んでしまった。
類似事例

キツネ
1987年 岐阜県
話者の祖父が夜、油を買って帰る途中で、狐が化かして取ろうとして家に帰る道をわからなくしたが、盗めなくて諦めた。祖父は近くの家の人に送ってもらって帰ってきた。
類似事例

ブナガヤ
1985年 沖縄県
7・8歳の頃、女3人で川に水遊びに行ったら、土手に生えている阿旦の木の枝に真っ赤な子供が腰をかけて足をぶらぶらさせていた。ブナガヤだった。3人はしばらく見ていたが、怖くなって一目散に家に逃げ帰った。
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カワテング
1984年 山梨県
余沢の人が子供のころ、祖父が川の魚をとりに投網を持って夜中に行ったら川天狗が出てきて青くなって逃げたという話を聞いた。大きい人間のように見えたという。何回も見た。害をなすことはせずにただ姿を見せ、水の中(渕)に立つ。今の平山バンガロー付近でみたという。
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オッチモン
1976年 愛媛県
筆者の幼い頃、なかなか寝なかったり、泣いたりすると母に「オッチモンガカムゾーと言って来るぞ」と言われた。また祖父と共に寝たとき、カムゾーと声がするのでオッチモンが来ると思い母のもとに逃げ帰ったが、それは祖父のいびきであった。
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ノビアガリ,タカボウズ,カワウソ
1985年 愛媛県
明治末期、筆者の祖父が松山へ芝居を見に行った。夜中過ぎに帰っていると堀端へ出てそこに何か背の高いものが立っていた。友人が「カワウソかもしれん」と言うと、倒れ込むように堀の中に飛び込んだ。祖父は「カワウソが肩車をしていた」と言う。
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キツネ
1930年 長野県
夜中に人の呼ぶ声がするので表へ出て返事をすると、気持ちが悪くなり家へ入るなり寝てしまった。次の朝、上の家のお祖父がいなくなったというので探すと、下の家のところで寝ていた。狐にだまされたらしい。お祖父の足跡とともに狐の足跡がついていた。
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キツネ
1993年 岩手県 
話者の祖父が山へキノコ取りに行って道に迷い、割烹着を着て手拭をかぶった女の人を見た。不思議だなと思ったが、道を聞こうと近づいたとき、きつねだ、と気がついた。祖父は迷いながらも帰ってきた。
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シロヘビノタタリ,ナガモノヘビ
1979年 茨城県
祖父が病気で弱っているので祈祷師に見てもらうと、白蛇のたたりといわれ氏神として祀ると、祖父は全快した。裏の若者の気が狂った時も、見てもらうと、ながもの蛇の祟りと言われ加持祈祷をしてもらうと、正常に戻ったが、直後に戦場に行き戦死した。
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(イキカエッタヨメ)
1950年 山梨県
息子の嫁が病気で死にかかった。覚醒してから聞いてみると、嫁は大きな川を渡ろうとしていた、すると死んだ祖父が衣冠束帯で「こっちへ来るな」と言った。母は真っ黒な顔をしていた。川原には子どもがたくさんいて、石を積んでいた。遠くで呼ぶ声がして、その方に行ったら気が付いた。祖父は神葬祭で、母は火葬で弔っていたという。
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キツネ
1938年 福井県
祖父から聞かされた話には、狐の口から泡を吹くと、それが灯になるということだった。
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カッパ
1953年 鹿児島県
ある青年がヒョイヒョイという河童の声を追いかけ、翌朝その付近を見ると道にたくさんの足型がついていた。また昔飛脚が走っているとヒョイヒョイと河童の声が聞こえ、幾百もの者が追いかけてきて、飛脚はほとんど失神状態になった。
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カガヤイタヨウナスガタノヒト
1992年 奈良県
昼間、子供たちが薬師堂に遊びに行ったら、輝くような姿の人が出てきた。そして子供たちに「お前ら、来いよ、来いよ」と言った。子供たちは怖くなり、逃げ帰った。
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ムヌノマチ
1961年 鹿児島県
祖父が、工事現場の監督をしていると、人夫がつるはしで石をたたき、落石しないかを確認していた。祖父は危ないと注意したが、元の所に戻った時に、その石が落ちて、人夫が圧死した。カンテラを下げて現場に行くのが見えたという話もある。
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ムジナ
1972年 千葉県
話者の曽祖父が馬を買いに行った帰り、ムジナに化かされて道を間違えた。
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キツネ
1988年 茨城県
話者の祖父がカツオを馬に積んでの帰り道、きれいな女の人に乗せてくれと頼まれた。これは狐だと思い、ぐるぐる巻きにして家まで連れ帰った。狐が正体を現したので逃がしてやったら、後でお礼に来た。その後、祖父が仕事で災難に遭ったとき、命が助かり、代わりに狐が死んでいた。
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キツネ
1979年 岐阜県
女が子供を連れて毎晩風呂をもらいにきた。覗いてみると、狐がピチャピチャと手で音を立てているだけだった。火の付いた木を投げ込むと、子供は木の葉に変わり、一目散に逃げていった。
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キツネ
1980年 秋田県
山仕事に行った人が、昼間なのに急に暗くなって星が出たので帰ることにしたら、途中で田んぼの中を歩かされていた。狐の仕業。
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コリ
1951年 兵庫県
太山寺の裏は、昼間でも暗いように思う所である。山を削って道路にしたため、狐狸がまだ石を投げると言われている場所である。
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キツネ
1933年 兵庫県
子供が稲荷の垣に登って竹を取っていたら狐がちらと見て、すると何か光がさしたのでびっくりして家に逃げ帰ったらひどい熱が出てふるいがきた。
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メオトイシ
1930年 大分県
女夫石という白い丸石が1~2間くらいの感覚で向かい合っている小山がある。この石の間隔がせまくなり、くっついたとき、この辺りは海になるといわれている。十年ほど前はもっと間隔が広かったといわれている。
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