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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1977年 山形県
70年ほど前、狐に憑かれた女性がいた。不動院で祈祷してもらい、狐を男に移すと、座敷中をはね回り、口走る。その女性の姑が養蚕のことで願をかけ、叶えられたのに旗をあげなかったのが理由。

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ヤマノカミ
1986年 福島県
山の神は女性である。
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タフサギ
1974年 京都府
東洞院あたりで牛車をやり出した時に、30歳ほどの女性とすれ違った。すると牛が女性を見て動かず、また女性も動けなくなった。そこで牛飼いは女性のたふさぎを外して牛の目の上にかけた。すると牛が動き、女性も歩けるようになった。女性は家に帰ると息絶えたという。
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キツネ
1984年 福島県
狐に憑かれたときは、祈祷師に祓ってもらう。
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キツネ
1973年 三重県
昔、山仕事をしていた男性が、女性の家に柴を運ばせた。遅れて家に帰ると、女性がいない。狐にやられたと思い祈祷師に尋ねると四日市の方にいるという。数日後、男性は四日市に探しに行った。すると宿に巡査が女性を連れてきたという。
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ノラギツネ
1953年 千葉県
野良狐に憑かれると背中が重くなる。憑かれたら狐の好きなものをあげるとよい。
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キツネツキ
1954年 山形県
27歳の未婚女性が狐に憑かれた。行者とその弟子が4時間半かけても狐は落ちなかった。再び祈祷を始め、般若心経を経文の末尾から繰り返し読み、狐憑きに向かって四方から矢を射続けた。すると狐が落ち、女はまもなくすっかり元気になった。
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ユウレイ
1989年 長野県
幽霊は女性の姿で出るという。
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カミノケ,トリ,ス,キョウジン,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
女性の髪の毛で鳥が巣を作るとその女性が狂人になるという。
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イヌガミ
1996年 徳島県
犬神持ちの家筋は3年3月の間同じ釜の飯を食べるとうつる。嫁が持ってくればその家が筋になる。女性だけが持っている。持っている女性は1家に1人でその人が亡くなれば次の女性に受け継がれる。道筋の家ではそれをどこかにまつっている。感情の起伏によって憑く。持ち筋の女性にたけのこをくれと言われたが、あげることが出来なかった時に嫁に憑いた。その後子供にも憑き、熱が出てうわ言を言った。層や祈祷師に頼んで伏せてもらうのが普通である。予防の方法も伝えられる。
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シロネズミ
1975年 愛知県
田代に、50年ほど前、八卦見でネズミ使いのばあさんがいた。永太郎のある女性が病気になった際、祈祷師に見てもらうと、白ねずみが床の間から出て行った。しかし、女性は死んでしまった。
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キツネ,タヌキ
1975年 愛知県
狸は坊主に化け、狐は女性に化けると言われている。
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ナンテンノキ
1939年 島根県
十五夜の晩に、人に見られないように茶碗に水を入れてその水に月を映し、その水で墨をすって自分が思いをかけている女性の名前を書いて、南天の木に結びつけておくと、その女性にその晩、その男の夢を見せることができるという。男性限定で、女性にはできないという。
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キツネ,ヤコ
1972年 長崎県
狐が憑くことをヤコが憑くという。憑依された人は狐のような行動を取ったり、色んな事を口走ったり、病気になったりする。狐の足跡が肩に付いていることもある。狐は物知りや坊さんに落としてもらうという。
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キツネ
1928年 新潟県
50年近く前、嫁が姑と畑仕事をしているとき、石を投げたら狐に当たった。3月後、嫁は病気になり、巫女に占ってもらうと狐がついていた。狐が嫁の世話をして欲しいというので、姑は言われたとおりにした。2,3日後、夜中に狐の嫁入りがあり、その後、嫁の病気はよくなった。
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キツネ
1977年 山形県
奉公人の男が朝草刈りに出たまま帰らない。不動院に見てもらったら狐に化かされたという。裏山に小豆飯を供えたらなくなった。男は5日目ごろ、村はずれで見つかった。
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キツネツキ
1974年 和歌山県
昔はよく狐が憑いたという。とりわけ若い娘ほど憑かれた。狐に憑かれるのを狐にコカサレルといい、憑かれると犬をひどく恐がる。狐おとしには灸をすえたものであるが、そうするとひどく暴れた。
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キツネツキ,シロギツネサン
1949年
医師を稲荷を守る女性にみてもらうと、白無花果を食べろという。食べ続けると本当に治った。狐が憑いているかどうかを知るには、白狐さんという、この稲荷を守る女性にみてもらうのが一番である。
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イヌガミ
1936年 徳島県
精神に支障を来たした女性の衣服の下から子犬が走り出てきた。祈祷師が数回に分けて祈祷したところ、犬神筋である隣家の娘の母親が、女性の美しさと我が子の醜さとを比べて女性に嫉妬した結果、犬神が憑いたということがわかった。
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キツネ
1998年 福島県
男が母狐を殺した。そうしたら、その狐の子に男は化かされ、学校の前で寝ていたという。
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キツネ
1968年 佐賀県
昔は法印は、病人の原因は狐が憑いているのだといった。大工をしていた人で憑かれ易い人がいて、酒を飲んで隣村から帰って来るなどすると、憑かれることが多かった。落とすには湯立てをして、笹の葉で湯を撒くと、狐が湯に入れられると思って出て行く。また、憑かれた人の上に刀をぶら下げて、それを矢で射ると憑かれた人は飛び起きて走り出し、倒れると狐は落ちている。祈祷の最中に狐が「○○に憑いてくれ、と山で頼まれた」などと言うこともある。狐の好物は鼠の蒲焼と小豆飯。
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ヒトギツネモチ
1922年
人狐持ちから憎まれたらすぐに取り憑かれる。その使いは人狐で、取り憑かれた人は人狐そのものになり、種々のことを喋る。狐持ちが狐を通じて自分の考えを言わせるのだという。四つん這いになって狐のまねをし、狐の好きそうなものを喜んで食べる。
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