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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キシダケバッソン
1989年 佐賀県
草刈り中、急に悪寒がして足が動かなくなった。一緒に作業していた者が「キンダケバッソンの祟りだ」というので、急いでバケツ1杯にお茶を沸かして供えたところ、それまでの苦しみが嘘のようになくなった。

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ショーライサマ
1942年 岐阜県
昔は、盆に草刈りをすると、ショーライ様が草刈り場におられて足を切られなさるといって、盆の3日間は草刈りをしなかった。
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タヌキ
1975年 高知県
タヌキが夜に火を沸かす。
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テングサマ
1993年 埼玉県
昔は職人を頼むと帰る時にお茶を出したものだった。ある畳屋がお茶を飲まずに出かけていった。すると、木を切る音がして、道が見えないほど暗くなり、進むことができなくなった。いったん提灯を借りに戻ると、それは天狗様の仕業でお茶を飲まなかったからだと言われた。今度帰ったら、提灯がいらないほど明るかった。
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シチニンミサキ
1943年 高知県
七人みさきに逢うと、急に原因不明の悪寒がして寝付いたりする。
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ミズ,(ゾクシン)
1936年 兵庫県
「1杯2杯3杯目に甘なれよ」と唱え、手で3杯目にすくった水は甘いという。
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ホトケサマ
1943年 長野県
8月16日は草刈りをしない。草を刈ると仏様の足を刈ってしまうという。
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ヘビ,タタリ
1986年 長野県
病人やけが人が続くので拝んでもらったところ、蛇の祟りだと言われた。あるとき、草刈りにいって草と一緒に蛇の頭を刈ってしまったことが原因だという。そこで、その蛇の祠を祀ることにした。
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(ゾクシン),オニ
1936年 栃木県
嘘をつくと、鬼に舌を抜かれるという。
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(ゾクシン)
1999年 長野県
産屋明けは急いではならない。急ぐと一生血を病むという。
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オウゴンブツ
1973年 和歌山県
文政8年の春に、熊野本宮社に堤を築こうとして、境内にある大黒島という岩山から採石していた。作業者が休憩したら、巌上の土砂が崩れるが、作業中には崩れない。また多くの烏が集まってきた。心弱い人は逃げだしたが、強い人が作業を続けると、土中から甕が出てきた。その中には黄金の阿弥陀仏が入っていた。
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ツトヘビ
1988年 愛知県
つと蛇は太くて短いので、はって進めず横に転がって進む。それを見た者は悪寒に襲われたり、発熱したりした。
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アマサンノハカ
1975年 愛媛県
神子の森部落のカラスガケの谷に、尼の墓がある。100年ほど前の雪の日、神札を背負ったまま死んでいる尼を村人が見つけて墓を建てた。熱病が村に流行し、村人は墓に願掛けをするようになったという。コップ1杯の茶をあげて拝み、治るとまたお茶を供えるという。
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カマ
1976年 岡山県
備中吉備津宮で巫女が釜の下に火を焚いて、洗い米をひとつまみ入れ、水を入れて沸かすと、いつも釜が動く。神が受け入れれば、雷のように鳴り動くという。
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キシダケバッソン
1990年 佐賀県
「カゼにアタッタ」とか「キンダケバッソンに憑かれた」と言って、馬が道の途中で急に油汗をかいて震えだしたり、牛が使役している途中で急に暴れだしたりすることがある。その時は牛馬を休ませ、不敬を詫びたり英彦山のお札をちぎって食べさせたりした。
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(ヨツアシノヘミ)
1980年
母方のいとこに当たる下田もろふるという者の庭池には、1尺2寸(約30センチ)ほどの4つ足の蛇がいた。4つ足の蛇を見ると幸せになるというが、それは嘘である。
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カワウソ
1959年 島根県
川ぶちの家に、力の強い男がいた。牛を負って草刈りに行くと、途中で牛が動かなくなる。ドブンと川へ飛び込む音がすると、牛が動くようになる。カワウソの仕業だという。また、カワウソは、よく若い娘に化けて人をだました。
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タイラノマサカド
1963年 福島県
将門を斬った俵藤太が朝にお茶を飲もうとすると、首のない死体がうちかかってきたが、お茶を飲むと死体が倒れた。
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ザシキオボコ
1982年 宮城県
公民館の井戸を埋めたら、座敷おぼこが出て箒とバケツで掃除をした。
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オチャウリ,タタリ
1984年 愛媛県
来訪してきたお茶売りを殺して大金を奪った。その祟りにより餅を搗くと中に血が混じるようになったので、餅つきは廃止した。
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ダイジャ
1984年 長野県
池の付近で草刈りをしていると、女性が出てきてこの池にお世話になると言う。その後池は水でいっぱいになった。数年後また草刈りをしていると、並が高くなって大蛇が北へと消えていった。池の主は別の川に行った。
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フシン
1976年
父の家で病人が多く出た時、祈祷する者を呼んで占わせたところ、普請の際に何か変わった木を使ってないかと聞いてきた。家来の1人が、けんほのなしを使っていると言った。そこでそれを取り替えたところ、何事もなくなったという。祈祷者が言うには、その木が祟っていたのではなく、それにより家の気が変わったためであるという。
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