バケイシ 1993年 岩手県 化け石は、いたずらするものを懲らしめるために石にしたものである。
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タヌキ 1973年 岩手県 狸に化かされるということがある。
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キツネ 1938年 長野県 狐退治を頼まれた武士が狐に「仲人をすることになったが嫁を連れて行った先で風呂へ入れといわれると困るので、そのときだけ入れ替わってもらえないか」と頼まれた。継ぎの砒素の通り入れ替わって湯に入り、気が付くと野溜の中だった。
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セコ,ガアッパ 1985年 熊本県 毎月1日と15日に、セコとガアッパは山と川を入れ替わる。
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タヌキ 1981年 和歌山県 狸には穴にすむ狸と野に棲む狸がいて、人を化かすのは前者。
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タヌキ 1964年 高知県 狸が人間を化かす。
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ヤマンタロウ,カワンタロウ 1985年 熊本県 ヤマンタロウとカワンタロウは2月1日(太郎朔日)に入れ替わる。
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ヤマワロ,カワンタロウ 1985年 青森県 ヤマワロとカワンタロウは6月1日(氷朔日)入れ替わる。
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ヤマワロ,ガワタロウ 1985年 熊本県 ヤマワロとガワタロウは1日に12時間毎山と川を入れ替わる。
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エンコ 1931年 愛媛県 100年余り前、相撲取りが重箱に餅を入れて歩いていたらエンコが現れ、エンコと相撲をとった。家に帰ると体は血みどろにかきむしられ、餅は馬糞と入れ替わっていた。
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タヌキ 1943年 香川県 話者(広瀬)のうちの大松の下を夜通ると狸が化かす。それは、昔山の中にある権現さんに住んでいた正さんという女の狸が大松の狸へ嫁入りしたのだが、人が通るとその嫁入り狸を人が取りに来たと思って、男の狸が化かすのだという。
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タヌキ 1979年 三重県 1968年ごろのこと。大台ケ原で狸に化かされた人がいる。犬も狸には化かされると言い、狸が尻尾を振った方向に行ったりしてしまうという。
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タヌキ 1979年 徳島県 狸に化かされないためには、親指を隠して夜道を通る。狸が来たなと思ったら、袖の下から見ると、狸は逃げるという。狸が提灯に化けることがあるが、提灯の灯を消しに来るともいう。祝言の時、嫁が来る途中で、狸が大きな坊さんに化けたことがある。狸は綺麗な娘に化けるが、必ず足下がぼおっとしているという。
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ダイジャ 1967年 福島県 狸石とも蛇塚石とも呼ばれているものがある。昔、大蛇を殺してこの地に埋めたのだろうといっている。
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ムジナ,タヌキ 1990年 秋田県 くらんさという山にすむ狢(狸)を退治するために、狸の入っている穴らしきものをいぶしていたら、男の人が出て行った。それが狸だったという。
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タカニュウドウ,タヌキ(ゾクシン) 1923年 秋田県 狸は高入道に化けるが、もし狸に化かされると命を落とす。
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タヌキ 1993年 香川県 あるおじさんに狸が憑いていた。狸が、家族5人で食べるというので、うどんを7わ作ったら、その人は全部食べてしまった。その人は狸がもとで死んだ。狸は腹の中に入ると臓物を食べる。
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タヌキ,(ゾクシン) 1915年 愛媛県 一杯飯を食べると狸に化かされるという。
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タヌキ 1992年 奈良県 畑を荒らす猪を見張るために、小屋を作って毎晩泊まっていた。そうしたら、狸が名前を呼び戸を叩いて訪ねてきた。毎晩続くので、狸が騙そうとしていると考え、ある晩狸の手を鉈で切った。翌朝、落ちた血を伝っていったら、狸が死んでいた。それからその家は貧乏になり、狸の祟りだと言われた。
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タヌキ 1939年 香川県 背負ってくれ、手を引いてくれと言う狸がいる。砂をかける狸もいる。狸を打とうとすると自分の膝を打つという。また、火を取る狸がいる。
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タヌキ 1939年 長崎県 あるところに狸と仲のよい男がいて、狸と組んで金儲けをした。しかし、狸に礼を渡さなかったので、狸は怒って男の田に石を入れた。男は知恵を働かせて狸に馬肥えと入れ替えさせた。
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