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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ハレモノ,レイ
1985年 長崎県
農家の主婦の脇の下の腫瘍ができ、手術したが再発し3度手術した。ホウニンの所に行くと、「あなたの屋敷内に多くの霊がいる。先祖ではないが祀ってもらいたがっている」と言われた。伝承では、平家の子孫がその地に居住し、墓地があったと言う。

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イワヤヤマ,モクゾウ,ミガワリダイシ
1973年 愛知県
愛知県七宝村のある男性は、5歳の時耳病で入院、3週間目に骨膜炎の腐骨を取る切開手術をせねばならなかった。100日はかかるといわれ、蒼くなって病院の枕元に岩屋山身代大師の御木像を祀り、一心にお願いした。すると手術もせず腐骨も自然に取れて1週間後にはめでたく退院できた。
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ノウゼンカヅラ,(ゾクシン)
1915年 山形県
凌霄花を屋敷内に植えると主婦が死ぬ。
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ノウゼンカズラ,シュフ,シ,(ゾクシン)
1915年 山形県
凌霄花を屋敷内に植えると主婦が死ぬという。
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ヤマノカミ
1978年 静岡県
かつて焼畑をしていた所に祀っていた山の神の中には、祟るものもあった。ヤイガレの山で大石為一氏の先祖をはじめ、多くの人がなくなっているのはきっとお祓いをしてもらわなかったからと言われている。
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オトラギツネ
1916年 愛知県
友人の母が手術後病気の療養をしていたときに、おとら狐に憑かれた。病人の排泄物には与えていないものが混じっていた。修験者を招いて祈祷してもらったが効果がなく、9月の末に亡くなった。
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ジシン
1954年 山梨県
地神は屋敷内で祟りをする神。横死した人の骨が屋敷内にあるからだという。
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ミズガミノレイ
1985年 長崎県
旅館業を営む主婦は病気がちで、事業もうまくいかないので、ホウニンに相談した。すると、旅館内に古井戸があり、そこが、洗濯水や汚物で汚れるため、水神が怒って祟ったのだと言われた。
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ヘビ
1959年 山形県
屋敷内にいる蛇は屋敷神であるとして決して殺さない。屋敷内にある蛇のむけがらなども取り捨てることはせず、触れないようにする。
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ヘビノタタリ
1984年 新潟県
男の子が急に腹が痛み出し、手術を受けねばならなくなったが、どうにも原因がわからない。「八海山」にみてもらったら、どうやら蛇の祟りらしい。大事にしていた鳩を食った蛇を殺して腹を裂いて鳩を出したという。それで、祈禱してもらって、祟りを除いてもらったら治った。
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ワカミヤサマ
1985年 愛媛県
二軒の家に不幸が続き、若い人が死んだので、拝み屋に拝んでもらうと、平家の落人さんが祀ってもらいたがっているといわれたので、祠を建てて若宮さまといって祀った。
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(トイギキ),(ホトケオロシ),タマシイ
1984年 新潟県
ある家に悪いことが続くので「不動さん」にみてもらうと、前の山の中にある墓の魂が頼る人がいないので供養してくれといっている、といわれた。墓は何代か前にその墓から分家した先祖の墓で、現在その家族が住んでいる神奈川県下の家へ行きたがっているということであった。それで、古い家から一握りの土を持って帰り、居住地の新しい墓に入れて供養したところ、病気や悪いことがおきなくなった。
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タタリ,シチニンミサキ
1965年 高知県
病気上がりの婆さんが便所で倒れ、病は重くなった。見て貰うと、七人みさきがたっているという。団子を7つ握り、線香を焚いてみさき供養をした。そのとき、先祖が難産で亡くなっており、また先祖が他所から来た先祖と一緒に祀っているのも祟っていると言われた。先祖をねんごろに祀り、難産で死んだ先祖を供養すると、たたらなくなった。
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ヂコウジン
1983年 岡山県
地荒神は湯原町本庄のある株内の荒神で、竹藪の端に杭を打ち並べ、忌垣をめぐらせて祀っている。その呼称は、地面に祀るところからきたものらしい。伝承によれば、そこには、先祖がその地に土着する際に、背負ってきた石を土中に埋めてあるのだという。
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シレイ
1970年 高知県
具合が悪いので祈祷師に見てもらうと何かが憑いていた。突然墓場に走り出し先祖の墓の周りを3周回って、仰向けになって倒れた。正気になったのでわけを聞くと、1度も先祖に餅をあげていなかった事に怒っていた先祖が憑いていたのである。
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ヤシキガミ
1983年 岡山県
新見市西方では、屋敷内の椿の下などに屋敷神の小祠がある。この屋敷神はその屋敷が移転しても動かせないものだとされている。
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クチサケオンナ
1990年 宮城県
女。髪が長くすらりとしている。大きなマスクをしていて耳まで裂けた口を持っている。マスクを外し「私きれい」と聞く。怖がって逃げると殺される。ベッコウアメを差し出すと襲ってこない。ポマードを見せても逃げ出す。整形手術に失敗して口が裂けた。
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ウロコ,ウジコ
1992年 長野県
安曇氏の先祖を祭っている神社の氏子には、必ず脇の下に鱗を持って産まれる者があるという。
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カマイタチ
1974年 新潟県
佐渡国にかまいたちにかけられるという事があり、その気に当たると切れてしまう。この時縫合手術などすると、ことごとく死んでしまうという。ただ石菖根を煎じて洗えばいいという。またそのまま捨て置いても数日で治る。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
オシンメイサマを祀る3戸の家の主婦が旧暦11月15日の午後一つの家に集まる。呪言を繰り返すと3人の主婦の中にオシンメイサマが憑依するものが現れる。来年の作柄について尋ねると答えてくれる。
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クチサケオンナ
1990年 福島県
口裂け女。20歳代の女性できれいな人だが、口が耳まで裂けているため大きなマスクをしている。「私きれい」と通りすがりの人に尋ね、マスクを外す。対処法は逃げる以外ない。整形手術に失敗した。
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クチサケオンナ
1986年 東京都
整形手術が失敗して口が裂け、悩んでいる女がいた。その女はマスクをして、道を通る男の人に「私きれい」と尋ねる。ブスと言うとナイフでお腹を刺される。きれいと言うとマスクをはずして口の裂けた顔を見せる。男が逃げると追いかけ、男の口を裂いてしまう。
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