サンニンニサンドマワラレルコト 1915年 和歌山県 三人に三度回られると、死ぬ。
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ヒトヲマワルコト 1980年 和歌山県 三人に、三回回られると死ぬ。
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オヘンロサン 1973年 三重県 昔、弘法さんのお遍路さんが来たとき、よもぎもちを作っていた。「一つくれ」と言うのに、「これは苦くて食えん」と答えると、引き下がった。それ以来、そこのよもぎは苦くて食べられないという。
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(ゾクシン) 1963年 愛媛県 寝小便は、お尻にもぐさをすえると治るといわれている。
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ワラウチボウ 1956年 宮城県 一年に二人の死者が出た時、その家に三人目の死者が出ると言って恐れ、三人目の代わりに人形を埋め、または二人目の棺の中に藁打棒を入れて葬るという。
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カワタロウ 1978年 岐阜県 淵に里芋を食う川太郎がいた。子供に化けた川太郎を見た人が今もいる。
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ツキ,サンゾンノミエイ 1937年 秋田県 二十三夜に月が三尊の姿になった。
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カッパ 1977年 福島県 7・8月頃に川へ行くとき、子供たちはよくキュウリをもいで行ったが、「川へ行くときに食べるな、かっぱに引かれるぞ」などと言われた。
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ヨナキイシ,ソデモギザカ 1985年 愛媛県 この村にはごぜ石・ほろせ石・天狗岩・腰掛岩などがあり、夜泣き石もある。袖もぎ坂はこの坂で転ぶとよくないことがあるので、転んだときは必ず袖をもぎそこへ置いて帰らないといけないという言い伝えがある。
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キツネ 1954年 山梨県 今はもうない家だが、大きな旧家が、二階に狐を飼っていて人につけると噂されたことがある。嫁に来た人がそれを気にかけて自殺してしまった。1910年代の話。
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ヤマンバサマ 1964年 愛媛県 昔、山姥の社を廃棄する予定があった。社殿を取り壊しに来た三人が、庭まで入ったら、彼らの目の前に数人の白髪の老婆がいた。これを見て逃げ出した三人のうちの一人が間もなく亡くなり、残る二人は3日間も病んだという。
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キツネ 1971年 岐阜県 ある人が桑摘みに行って道に迷い、仕方なく道端で藤を切ってまた桑摘みをしていた。そういうときは狐は足もとにいて化かしているという。
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キツネ 1984年 山梨県 愛染というところに川があって、そこで女の人が川に流されていたりすると、それは狐が化けた女の人である。その人をこん棒で殴ったら狐で逃げたということが何度もあった。
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ワラウチボウ 1956年 宮城県 一年のうちに二人の死者が出た時、その家に三人目の死者が続くといって恐れ、二人目の棺の中に藁打棒(ツツ棒という)を入れるという。
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キツネ 1972年 千葉県 1920年ごろの話。男の人が2人、急病人で医者を呼びに行った帰り、夜の山道で女の人に温かい握り飯をもらった。家に帰ってから、あんなところに女の人がいるのはおかしい、狐だ、と気付いた。
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ヤマタロウ,カワタロウ,ヤマワロウ,ヤマワロ 1999年 宮崎県 山太郎は山の神で、2月1日を太郎朔日といい、山太郎と川太郎が交代する日。山太郎は山わろうともいう。
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ナランデヲアルコト 1980年 和歌山県 三人で並んで道を歩くと、真ん中の人が死ぬ。
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カッパ 1953年 鹿児島県 昔、二人が畑に行く時川の所を通ったら一人は河童に引かれた。そこで、もう一人がクシャミをかけたら、河童が消えて助かったという。
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オヘンドサン 1973年 香川県 粟島の口寄せをする人は、三歳のときに盲目になり、医者に見てもらっても治らなかった。そこへオヘンドサンが来て、一つの目だけ助けるから何でも言うことを聞くかとたずねたので聞くと答えると、からたちの根をけずり甘草の根を混ぜて煎じて飲めば助かるといった。その通りにすると、一つの目が助かったので信仰をするようになったという。
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キツネ 1976年 新潟県 1920年代のこと。ある人が小杉集落の吊橋のたもとの杉林で服を脱ぎ、風呂だと思って川に浸かっていた。われに返って着物を探すと、杉の木のてっぺんにあった。狐の仕業。
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トイレノカガミ 2001年 兵庫県 鏡に三人で映ると真ん中の一人が死ぬ。
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