ダイジャ 1981年 和歌山県 山に行って獅子頭くらい大きな頭の蛇を見て病気になり、死んだ人がいる。
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シシガシラ 1982年 香川県 泣き獅子と呼ばれる獅子頭には、次のような言い伝えがある。昔、富田八幡のお旅所は川向こうにあった。ある時何日も雨が降って洪水になり、2頭の獅子頭のうち1頭が流れて淵に沈んでしまった。残った獅子頭は悲しんで泣いたという。
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モキチノメン 1928年 愛知県 茂吉面は祭りに使われる、大国主命を現したといわれる黒面か赤い鬼の面である。翁に取り憑かれた者が面を彫刻させて寄進したと言われる。。
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アカイカミアオイカミキイロイカミシロイカミ 2001年 兵庫県 トイレで、赤い紙を選ぶと血まみれになって死に、青い紙を選ぶと真っ青になって死に、黄色い紙を選ぶと助かって、白い紙を選ぶと壁に引きずり込まれる。
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アマメハギ,(ゾクシン) 1978年 石川県 囲炉裏に足をつっこむと、アマメハギが来るといわれている。あるいは大根が割れるともいう。
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ワカモチ 2000年 高知県 若餅を食べると、夏は病気にかからない。正月14日(小正月)の夜に子供達がお面をかぶり、「カイツリ、カイツリ」と唱えながら家々を回る。訪問された家の者は、若餅を与える。
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オメンサマ 1984年 福井県 例年2月16日に区長宅でお面様の祭りが行われ、ここでは4つのお面が拝観される。この祭りはインネンといわれ、面が笑顔に見える時は豊作であり、険しい顔に見える時は凶作であるといわれる。
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オメンサマ 1984年 福井県 例年2月1日に区長宅でお面様の祭りが行われ、3つのお面がまつられ、ムラの人が参拝する。この祭りはインネンといわれ、面が笑顔に見える時は豊作であり、険しい顔に見える時は凶作であるといわれる。
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カイツリ,カユツリ 2000年 愛媛県 小正月に子供達は、藁一本で作ったカイツリ・カユツリと称する物を持って家々を回り、それと引き換えに餅を得る。家々は交換した物を神棚に供え、その数が多いほど家が栄えるとした。
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テング 1982年 群馬県 迦葉山には天狗のお面を奉納する。交通安全のお守りとして天狗面のマスコットも売られている。
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アカイカミアオイカミ 2001年 島根県 トイレで、赤い紙を選ぶとトイレの中に引きずり込まれ、青い紙を選ぶと年をとる。
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オメンサマ 1984年 福井県 お面様の祭りとよばれる、正月の行事にはお面様の礼拝が行われるが、このとき氏子一同がお面様を礼拝する。このとき面が柔和な顔に見えるときは豊作だが、怒った顔に見える時は不作だといわれている。
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シシガシラ 1984年 福井県 冬野の猿田彦神社には獅子頭が奉納してある。昔、今市の枯れ木拾いの子どもが、たわむれにその獅子頭をかぶって踊ったところ、首にくっついてとれなくなり、神主が祈とうしたがきき目がない。仕方なく仏師に頼んでのみで取ってもらった。そのために子どもは発熱して死んでしまった。
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コテング 1954年 三重県 一宮大明神の湯釜には小天狗の住地を指す猪田の名の記録がある。近年でも祭りでは近くの山々から小天狗が飛んできて、人々と交わったり、獅子頭の心神として入っているとされる。
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モチ 2000年 徳島県 正月14日(小正月)の夜に若い衆が家々を回り、ニワカと称する芸などをする代わりに餅や米をもらう。その餅で作った料理を食べると夏に病気をしない。
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テング 1975年 山形県 向川寺に昔天狗が遊んだという天狗の手まり石がある。天狗は昼は姿を隠して夜は空を飛び、子どもをさらった。姿を見た人は気を失い、翌朝体に爪の跡がついていた。ある年の祭りのときにも子供がさらわれ、次の朝杉の大木に天狗の爪跡が一面についていた。
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カミサマ 1995年 愛知県 石作神社ができる前は獅子頭をもってお祭りをしていたが、塚の前で獅子が必ず転んだ。それで獅子は壊れてしまった。神様が騒がしいことが嫌いだということになり、馬に藁で飾りをした花馬だけで祭りをするようになった。
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ケンムン 1999年 鹿児島県 ケンムンは子供のような格好で、夜に相撲を取りに来る。人間が勝つと仲間が現れるので、必ず負けてやるのだという。
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カマナリ 1979年 釜が鳴ったら、男に女の格好をさせて拝ませると止む。女に男の格好をさせて拝ませてもよい。
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シシ 1987年 山形県 昔は柳原集落にしか番楽の獅子頭はなかった。1890年ごろ、稲沢集落の人が柳原の獅子頭を奪ったらその人は亡くなり、その人が獅子頭を預けた人も亡くなり、不動堂に預けたら預けに行った人も死んだ。獅子が怒っているということで、話者の祖父が龍を彫り上げて、獅子は柳原に返した。
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ヤクシノメン 1939年 島根県 山田寺の薬師の面の漆を塗り替えるために、京都の漆屋へ送ったが、その木が大金になるというので他の木で面を作り送り返した。すると面が怒ったので、八代の山田寺へ帰れと言って面を海へ投げたところ、同郡の温泉津の濱へたどり着いた。子供が面を拾って舞を舞っているのを八代の庄屋が見た。その夜、面が庄屋の枕神に立ったので、庄屋は面を山田寺へ持ち帰ったという。
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