国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ユウレイ
1941年 新潟県
寺は元刑場で刑死した罪人を救うために建立されたものである。朝、暗いうちに読経していると青ざめた男が出てきて、後ろで聴聞していた。

類似事例(機械学習検索)

ドッキョウ,ユウレイ
1938年 青森県
寺屋敷と呼ばれ聖別されている地域では夕方や朝に読経が響いたり、夜中に幽霊が出たりする。
類似事例

ハテノハツカ,ヤマウバ
2001年 香川県
12月20日をハテノハツカという。この日は山姥が洗濯しているから山越しをしてはいけない。また、小石川で罪人の首を切った日であるとか、罪人の首が切られる日であるとも言われる。
類似事例

カニ
1961年 京都府
7歳の少女が蟹を救う。後にその父は蛇に飲まれた蛙を救うため、娘を嫁にやる約束をする。蛇が祝言のため人間に化けて来る。だが娘に拒絶され、蛇体になって這い出す。報恩のため蟹たちが来て、蛇と相打ちになる。その蟹の冥福を祈って蟹満寺が建立された。
類似事例

リュウジョ,リュウオウ,リュウジン
1970年 山形県
昔、方副寺の裏に広漠な沼地があり、竜王が主として住んでいた。住職が毎日読経すると竜神が現れて聴聞した。そこで住職が戒脈を授けると、竜神は喜んで一度池の中に入ってから女神となって現れ、光明不惑の珠と縫い目がない法衣を寺に残して去った。
類似事例

ザシキボウズ
1934年 静岡県
座敷坊主というのがいて、枕かえしをする。坊主が殺されたからだとか、暗いうちに出発させて途中で殺したため、怨霊が出るのだといわれる。
類似事例

ヤマノカミ
1967年 栃木県
朝、2人で山に入って仕事をしながら、山の神は本当にいるかいないかと言い争いをしていたら、帰り道に、背負っている籠を後ろから山の神様に揺さぶられた。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
幽霊は青ざめた顔をして、足の辺りはぼやけて見えないが、顔には三角形の紙のようなものがついている姿である。お墓に出るという。
類似事例

カッパ
1987年 長野県
えご淵にはかっぱがいる。暗くなると出てきて人を騙すという。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
祟りがあるとき、幽霊になって出てくるという。また、夜に子供を外出させないために幽霊が出ると言った。白い着物で足のない姿で出て、女性が多いという。墓・暗い道・竹やぶや寺に出るという。
類似事例

クジラノオンネン,(タタリ)
1999年 和歌山県
和歌山県東牟婁郡にある南無阿弥陀仏という墓碑は、徳本上人が鯨の祟りを逃れるために建立すべきであると言ったので、建てられたものである。捕鯨に従事していた家庭から多くの奇形児が誕生するので、それを徳本上人に相談すると、鯨の怨念に祟られていると言われた。そのため鯨の供養するために碑を建立した。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。髪を長くして足はなく、空中に浮かんで移動して出るという。暗い夜や竹やぶに出るという。
類似事例

タヌキ
1930年 兵庫県
ある男が家を新築した。ある朝修理のために大工を呼びに行ったまま帰らず、4日目に池で屍が出てきた。おまん狸の仕業とされている。
類似事例

イシニンノムクロ
1985年 愛媛県
二人の婆さんが白蜆を取りに行く途中に、宇和島藩の刑場のあった黒の背峠を通ると、桜の枝に縄をかけ、縊死人がぶら下がっていた。よけて通りすぎて目的を果たし、帰路にこことおぼしき所を通ったが、何のさわぎも無かった。「狸か狐の仕業か、あるいは刑死の怨霊の仕業か」と言って帰った。
類似事例

ユウレイ
1990年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。恐ろしい形相で、暗いところに出るという。
類似事例

ヘビ,アマゴイ
1954年 三重県
長徳寺の大器和尚が読経すると、一美女が参詣して読経の終わるや退出するのが続いた。女に問うと、門前の淵に潜む蛇が法力で姿を変えたのだった。女が礼に贈った竜鱗を持って錫杖ヶ岳へ登り雨乞いをすると旱天にも必ず雨が降った。
類似事例

フルギツネ
1990年 富山県
男が山小屋に入って寝ていると女が入ってきて、朝笑った男は血を吸い取られ殺される。ある時男が泊まっていると女が入ってきた。側にやってきたので切りかかると、女が叫んで倒れた。朝になって見ると古ぎつねが死んでいた。
類似事例

ユウレイ
1953年 新潟県
早朝に読経していると、新仏の位牌の間を舞う人影が去来し多様に見えたが、なにもなかった。幽霊だと思うと、恐ろしくなったが一心不乱に読経した。その後、幽霊に会っても怖気づかなくなった。
類似事例

ドウチヤクシニョライ
1936年 岩手県
道地薬師如来が苦病に悩む人を救おうとして川に落ちた。流れてきた仏体を持ち帰った人の夢枕に立ち、祠を建てよと言ったので、薬師神社を建立した。
類似事例

キフネミョウジン,ハクバ
1983年 京都府
山城国鞍馬寺は、藤原の伊勢人が建立した。この人物は普段から観音を信仰し、観音を安置する場所を探していた。するとある夜の夢に白髪の老人が現れて、自分は貴船明神であり、かの地に安置せよと告げる。そこで伊勢人は白馬に鞍を乗せ、この馬が留まる所に建立しようとする。そして留まった場所は夢に見た所と同じで、近くにあった毘沙門天像を安置したのが鞍馬寺の始まりだという。
類似事例

リュウジョ
1970年 新潟県
霊源寺に徳翁祖昌禅師が来て読経した時、寺の背にある稚児ヶ池の竜女が読経を聞いて昇天した。竜女はお礼に、二十五条の袈裟を残したという。
類似事例

(レイコク)
1967年 福島県
甲太明神は昔、神霊が影向し託宣したことにより建立された。一夜のうちに椋の木が生えたことにより椋生地と呼ばれる。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内