ホウリョウシン,エビス,コンピラ 1986年 全国 豊漁神として、山陰の美穂神社、東海では三島神社、瀬戸内海から西南日本各地では西宮エビスが広く祀られている。江の島の弁天信仰も金華山、厳島などを通して広く分布し、讃岐の金毘羅信仰も全国的に航海神として広がっている。
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エビス,ダイコク,リュウジン,フナダマ 1986年 岩手県 各家にエビス・大黒を祀り、災難除けの神として竜神様を祀っている。船霊信仰はなく、沖に出る船は金毘羅さんや成田さんを祭る。
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トシガミ,コンピラ,ウジガミ,コンジン,コウシン 1983年 岡山県 奥の間に神棚を設けて年神を祀るのも一般的である。殆どの場合、この神棚には皇大神宮や出雲大社、金毘羅、氏神などの神札を祀っているが、稀に勧請した小宮を祀っている場合もある。金神と庚申はこの年神のものとは別の神棚を設けて祀る。
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(ハノカミサマ) 2000年 新潟県 水の神、農耕の神として祀られていた九頭竜神社は、歯の神様でもあった。
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ドクジン 1983年 岡山県 土公神は火の神、イロリの神、カマド神、作神、牛の神、家の守護神であり、一家の中心的な神である。大黒柱や炊事場の付近で祀っている。
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ジゾウサマ 1976年 大分県 三原家の庭には防空壕跡があり、地蔵様が祀られている。これは以前は山の上に祀られていたものを下に降ろしたまま祀らなかった。すると、三原家の死んだお婆さんの所に祀ってくれと地蔵様から指示があり、今の場所に祀ったという。
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ネリヤダイミョウジン 1986年 鹿児島県 旧暦9月9日の浜御願では、ハマウガン、ハマガン、ハマジュウガン(浜漁願)などと言い、奄美大島各地で行われる。主婦や娘などが干潮時に浜に行き、儀礼を行う。願のクチはフカに襲われないように、今年1年は果報であるように、ハブにあわないようにというような内容である。この場合、竜宮の神とは言わずネリヤ大神という。
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スイジン 1968年 佐賀県 ある家で祀っている水神は、病人が出たとき法印から、井戸に金物が入っているから祀るようにと勧められて祀った。
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リュウオウ,ベンテン 1986年 鹿児島県 奄美大島にある大熊の竜王神社に「大熊竜王神社略歴」がある。これによると、1870年に廃社になり、正観音のあった叶家で祀るようになった。1933年に大熊出身の里重信が神戸で原因不明の病になり、大阪の行者に見てもらうとすぐに全治した。行者の託宣によると、古くからある尊い神が放置されていて、村びとにさわっているということであった。鑑定の結果、弁財天は中国由来の八ツ手の弁財天で相当に古いものであることがわかり、1934年に境内を整地し、社殿を建てて右に竜王神社、左に正観音を祀った。
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ミコガミ 1983年 岡山県 落合町田原では、屋敷の東端に小祠があって、そこでミコ神を祀っている。これは腫れ物の神とも、屋敷の守り神ともいう。家によっては、旦土や関にこの神を祀ったりもする。
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ヘビ,ナガガミ 1976年 三重県 長神を祀る家は、蛇の祟りを受けたので祀るようになった。毎月14日におこもりをする。
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コウボウダイシ,シミズ 1974年 滋賀県 弘法大師が杖で突いたところから湧き出た清水という伝説を持つ清水がある。地蔵さんが祀られている。
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アマミオオシマ,アマミキヨ 1973年 鹿児島県 奄美大島の人々は、自分達をアマミキヨの子孫であると考えている。アマミキヨは、まず奄美大島を治めた後、沖縄へ行ったという。
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ツキモノ,〔サルカミ〕 1986年 大分県 憑きものとしての猿神を祀っていた家があった。
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ナナツノカメ 1929年 鹿児島県 7人の子供が浜で船に乗って遊んでいるうちに流されて亡くなった。母親はどこの島へ流れ着いても神になって祀られるようにと祈って死んだ。子供らが大事に持っていた7つの瓶は村に祀られており、年の吉凶を占うことで知られる。
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ワカミヤ 1983年 岡山県 吉永町八塔寺空では、裏山の中腹に若宮を祀っている家がある。これは、この家の血縁の者が祟っているので祀れと言われて祀り始めたものなのだという。
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ムエンサマ 1943年 茨城県 大島の無縁様は女性からの信仰が篤い。無縁様は女の親子の行き倒れを祀ったとも言われ、夢に山伏が現れ祀ってくれと頼んだという。
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イナリサマ,カジ 1944年 岩手県 マキで祀るイナリ様がある。ある時、本家で火事が出たのでイダツコに見てもらうと祀り方が悪いからだと言われた。以降、一層心して祀るようになった。
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ゴトク,イヌ,コウボウダイシ 2001年 青森県 弘法大師が行脚していた頃、犬は3本足で、五徳は4本足で四徳と呼ばれていた。大師は動かない四徳の脚を、1本犬の脚にしてやった。犬は大層感謝し、その後は大師にいただいた脚を上げて小便するようになった。一方、四徳の方へは徳を1つ増やしてやり、五徳とした。
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ミコガミ 1975年 岡山県 美甘村(現・真庭市)仮倉のある家では、ミコ神とは神主の娘を嫁にもらった時、新たに神棚を設けミコ神サンとして祀り始める女の神である。居間に祀る。女の神なので気が狭く、他の神と同様に祀らなければ腹を立てるので、分け隔てなく祀る。子供にミコ神ガサができた時はミコ神様の機嫌が悪いといい米をホイトウして貰い受け、その米で赤飯を炊きミコ神に供える。
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カシワノカミ 1957年 岐阜県 カシワの神はどこにも祀られていないが、肘杖をついて御飯を食べる神だという。また、始終地震を押さえつけている神だとも言われている。
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