ロクロクビ 2001年 轆轤首は寝ている間に体を離れて首が飛び、虫を食べたり人を襲ったりする。
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ロクロクビ 2001年 鳥山石燕の描いた轆轤首。
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ロクロクビ 2001年 茨城県 ある百姓が白犬を殺した祟りで娘が轆轤首になり、夜中井戸の周りにいた抜け出た首を、白犬が噛み殺した。
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ロクロクビ 2001年 轆轤首だと噂される下女がいた。寝て居る所を見ていたら、胸から気が出て首が伸び、欄間に頭をもたれて寝ていた。
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ロクロクビ 2001年 東京都 ある裕福な家の一人娘は首の長い色白の美女だったが轆轤首で、夜になると首が5,6尺伸びた。一度は婿に逃げられたが、医師山口某と結婚したら治った。
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タマヒ 1983年 奈良県 死人の出る前にはきっと誰か血のつながった者が魂火をみるという。
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スイジンボッコ,ソコナシヌマ 1971年 福島県 細長い足跡の形をしたスイジンボッコという田は底なし沼である。
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カッパ 1986年 大分県 河童は左右の腕がつながっていて伸縮自在である。
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ロクロクビ 1976年 東京都 ある俳諧師が新吉原で轆轤首と噂される女を買ったら、夜中熟睡する女の首が1尺ほど伸びていた。騒ぐと、家の主にもてなされ、口止めされた。これは首の皮が屈伸する性質を持った女だったのだろう。
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ロクロクビ 2001年 東京都 ある俳諧師が新吉原で轆轤首と噂される女を買ったら、夜中熟睡する女の首が30㎝ほど伸びていた。騒ぐと、家の主にもてなされ、口止めされた。
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サンキガマ,マヨケ 1929年 岩手県 サンキガマと呼ばれるものがある。雫石村では、細長い木を3本立てるが、魔除けの意味がある。
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クモ 1962年 滋賀県 海辺で遊んでいると海からクモみたいなものが上がってきて、膝に糸を巻いて海に降りていった。膝の糸を外して杭に糸をかけたのも知らず、糸を引っぱったので杭が折れ海の底で笑い声がした。それ以来海には遊びに行くなと言っていた。
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カッパ 1935年 滋賀県 昼寝をしていると、河童が蜘蛛に化けて足に糸を巻きつけて川に引き込む。ある所では、水辺にいた男が突然糸に絡まり、それが太くなって水中に引きずり込まれるので、慌てて糸を鎌で切って命は助かったという。
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クモ 1977年 香川県 昔、夜に一服していたら、どこからかくもがやって来て、体に糸をまきつけていた。そして、ぼちぼち行こうと立ちあがったら、首にも糸がまきついていて死んでしまった。だから夜のくもは親に似てても殺さなくてはいけない。
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クビヅカサマ 1982年 宮城県 首を切られた坊主の首が川を溯っていった。それを祀ったのが首塚様。
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ニラミ,カサネドウ,クビ 1978年 東京都 京極家にある時、山野勘十郎という得物切りがきた時に、丹後守が勘十郎を呼び寄せ面白い話はないかと聞いたところ、勘十郎は、先日酒井左衛門尉様に重ね胴を仰せ付かり、胴を落としたところ、下の胴が首を挙げ睨み付けたという話をした。酒井左衛門尉様が一喝し睨みつけると、首は睨むのを止めたという。
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ロクロクビ 2001年 江戸小咄。轆轤首が、酒を飲むときはいいが、おからを食べるときは喉がつらい。
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イヌガミ,サルガミ,スイカズラ 1936年 徳島県 頭は猿、胴は犬、尾は蛇という怪獣、鵺(ぬえ)が武人によって退治された時、頭・胴・尾が分裂して、頭は讃岐国へ行って猿神となり、胴は阿波国へ行って犬神となり、尾は備前国へ行ってスイカヅラとなって、人々に禍をもたらす様になったと伝えられる。
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オユジゾウ 1960年 青森県 湯の沢にある「お湯地蔵」は、以前誰かの悪戯で首がもげてしまった。通りかかった人がもげた首を胴の上に載せておいたら、いつのまにかひとりでにくっついてしまった。
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ボウサン 1976年 京都府 ある晩、お葬式に行くのと同じ格好をした坊さんが、様々な衣を着てつながっているのを見た。とてもきれいだったという。
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リュウスイ 1932年 新潟県 善導寺寺域の竜神の井と青柳の池はつながっているという。
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