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検索対象事例

カミカクシ,ヤクシ,テング
1931年 愛知県
生来痴鈍の性質のある15・6歳の青年が、家を出たまま行方不明になり、翌朝話を聞いてみると山で薬師様と天狗に導かれて遊んだのだという。

類似事例(機械学習検索)

テング
1996年 神奈川県
85・6歳の人が3歳ぐらいのとき、行方不明になった。3日目に、1里ほど離れた天狗あらしで見つかったが、3つの子供の仕草とは違っていた。何を食べたかと聞いたら、饅頭を食べたと言った。天狗にさらわれたらしい。
類似事例

テング
1981年 和歌山県
行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
類似事例

テング
1988年 長野県
山には天狗が出る。
類似事例

カミカクシ
1931年 愛知県
17歳ぐらいの青年が行方不明になった。7日目になって自家の床下から発見された。本人に聞くと家を出て兄方に行く途中、白衣の人に会い追いかけられて夢中になって逃げているうちに記憶をなくしたという。
類似事例

テング
1922年 石川県
6歳の男の子が天狗に捕えられて行方不明になる。村中総出で探したところ、村の端を流れる川に八裂にして投げ込んであるのを発見した。
類似事例

テング
1981年 神奈川県
山の神をお祀りしてある山に天狗の住処といわれた大松があった。ある日美しい娘が行方不明になり天狗の仕業だということになった。松のところにさがしに行くと娘が座りこんでいて、話をきくと、やはり天狗にさらわれたということであった。
類似事例

カミカクシ
1973年 岩手県
数年前のこと。近所の子供が行方不明になった。帰ってきた後聞いてみると、何かに憑かれて1日中歩き回っていたといった。
類似事例

テングサマ
1978年 石川県
子供などが急に行方不明になると、天狗様にさらわれたという。「さばくった息子」などと呼びながら探す。
類似事例

キツネ
1975年 鳥取県
行方不明になった人を探しに行くと、山の中を狐に引っ張りまわされたあげく、行方不明になった場所とは反対の方角で発見されたが、半年ほど経って死んだ。
類似事例

カミカクシ,テング
1950年 群馬県
神隠しも天狗の仕業とされた。ある家の先祖に周平という男児がいたが、山に入ったまま行方不明になった。法印に見て貰った処、天狗に掠われて帰れないと言う事であった。
類似事例

(ヨゲン)
1974年 大阪府
難波鳥屋町で、身持ち正しい若者が行方不明になったが、叔父の神仏への祈りのおかげか、3年後に帰ってきた。しかしまた行方不明になり、今度は叔父が金比羅を深く信仰したおかげか、6年後に帰ってきた。その後、家や町内のことの預言が当たり、「天狗六兵衛」というあだ名がついた。後にまた行方不明になった。
類似事例

ヘビ
1971年 鹿児島県
川口の川上で青年が15・6歳の娘が逃げるのを捕まえて犯した。その後青年は娘のもとに通っていたが、娘が蛇を食べていることがわかり、二度と娘の家に通わなくなった。
類似事例

カミカクシ
1960年 神奈川県
神隠しにあった人が3日ほど行方不明になった後に城山のほうから戻ってきた。それからは天狗小僧と呼ばれるようになった。
類似事例

テング
1950年 埼玉県
男が行方不明になり半月ほどして馬鹿になったようにしてひょっこり帰ってきた。天狗に連れられずっと木の上にいて、食べ物は天狗が運んできてくれたという。
類似事例

タヌキ
1981年 京都府
静原の80歳の老女が9月15日前後に山へ栗拾いに行ったまま帰らなかった。翌朝帰ってきたが、山でガサ原に迷い込み動きが取れなかったという。狸に化かされたのだということになった。
類似事例

テング
1952年 神奈川県
キノコ沢で天狗さんに化かされて、男が3,4日行方不明になったり、また別の男が数日後に天井で見つかったりしたという話がある。
類似事例

タヌキ
1960年 三重県
狸に化かされて一週間も行方不明になった人がいた。青年団が鉦太鼓で探したが見つからない。帰って来たときにはコンピラ様の大きなお札を背負って帰って来た。
類似事例

テング
1970年 滋賀県
次助集落のある人が、山講の日に中の谷に行ったら天狗につままれて飛ばされ、行方不明になった。探したが見つからず、そのうち帰ってきたが、頭が変になっていた。
類似事例

ムラサキノカガミ
1999年 栃木県
「紫の鏡」という話を16歳まで覚えていると死ぬらしい。
類似事例

タヌキ,オオニュウドウ
1930年 千葉県
明治30年ごろの小雨が降る朝、青年が人家から4、5丁の山道のソウマンドウ(斃馬を埋める所)のあたりで、向鉢巻の大入道とであい、通せんぼうされた。逃げ帰った青年に話を聞いた家人が見に行ったが、そこには何もいなかったため、狸に化かされたのだろうという話になった。青年は恐怖の余り高熱を発し、数日間寝込んだという。
類似事例

キノコザワノヌシ
1952年 神奈川県
キノコ沢の主に飲まれて、行方不明になった男がいる。
類似事例

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