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検索対象事例

ダイコン,ヒゲ,ナンセン,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
大根の鬚を取らずに漬けると船に乗った際、難船するという。

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マノウミ
1975年 愛媛県
土仏は難船の多い魔の海とされている。夜に二人で船に乗り土仏を通っていたら、船が止まって動かなくなった。一人が指差す方を見ると、何かが船に乗っていた。罪はないからと押してくれと言うと、乗っていた物は消え、船は動きだした。
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(ゾクシン)
1985年 福島県
10月10日の晩は大根の年取りといい、大根の畑に入るなという。もし入って大根の割れる音を聞くと死ぬという。だから、大根が食べたい時には9日にとっておく。神棚には2股の大根を上げる。
類似事例

ボウレイセン,フナモウレン
1937年 和歌山県
流れ仏が出たときには天気の悪い夜に、死んだ人が乗っていた船が亡霊船になって現れる。これを本物の船と見間違えると難船するといわれているが、よく見れば間違う事はない。強風のときに自分の船の反対方向から帆が走ってきて、それが船の前を横切ったらそれが亡霊船であるといわれている。
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シロヒゲノロウジン
1942年 山形県
白鬚明神について万治2年の大洪水に、白鬚の老人が、水上で座禅をしつつ、流れていったという話がある。
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コウボウダイシ
1933年 京都府
弘法大師が水をくれたお礼に砂地に大根が生えるようにした。翌日になるとすでに大根ができていた。引き抜いても大根が生え、人々はまかずの大根といってありがたがった。
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フネ,アミダサマ,ムカエ
1990年 高知県
死の前に阿弥陀様が迎えに来てくれるという。紫の雲に乗ってくるとも、船に乗ってくるともいう。船に乗ろうとしたら「乗っちゃいかん」と言われて生き返った人もいたという。
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ダイコクサマ
1988年 岩手県
12月9日は大黒様の年取りで、マダカァ大根(2股大根)を供える。大根を洗っていたところへ大根を欲しい人が来たが、大根の数が少なくならないようにマダカァを切ってあげたという。
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フネ
1990年 高知県
人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくるが、生き返りそうな人が乗ろうとすると「乗られん、乗られん」といわれ、乗ることが出来ないという。
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ダイコンノトシトリ(ゾクシン)
1956年 宮城県
10月10日を「大根の年取り」または「菜の年越し」という。大根の割れる音、うなる音を聞くとまもなく死ぬといって、この日は大根畑に入ることを忌む。また、大根は食べず、大根を抜くのは翌日以降にする。
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ダイコン
1956年 宮城県
岩沼辺では十月十日を「大根の年越し」といい、大根の割れる音を聞くと不幸になるというので、この日より前に大根の取入れをしない。
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ダイコン
1971年 福島県
10月10日は大根の年とり。この日大根畑に入ったり、大根を食べることを忌む。大根をとりに行って、大根の割れる音を聞くと災難にあう。ナッパの年とりという所もある。
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ムジナ
1970年 福島県
10月10日はムジナの祝言(大根のとしとり)である。この日は大根が年をとるので大根畑に入ったり、大根を抜いてはならない。
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フナユウレイ,ウミユウレイ
1949年 長崎県
磯女が平瀬に出る。難船すると戻らないので人を食うのだろうかという。
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ダイコン
1956年 宮城県
十月十日を「大根の年取り」といい、この日に神前に二股大根を供える。大内村では大根の割れる音を聞くと不幸になるというので、この日は大根畑に入らない。
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ムジナ
1970年 福島県
10月10日はムジナの祝言(大根のとしとり)である。この日はナ(白菜)と大根が年をとるので大根畑に入ったり、大根や白菜を取ってはならない。
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(イノコノバン)
1940年 島根県
亥の子の晩に大根畑に入って大根を抜くなという。大根を抜く音を聞いた者は死ぬという。
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(ニガイダイコン)
1986年 大分県
農民が大根を洗っているとみすぼらしい僧が大根を所望した。「この大根は苦くて食べられない」と断わったため,本当に苦くなってしまった。
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ウブンディ・ヌチ
1986年 沖縄県
ウブンディ・ヌチは鬚川上流の神である。
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アカゴ,カミサマ
1939年 新潟県
婦人が乗船しようとすると赤子が泣くので一つ後の船に乗ることにした。すると乗る予定だった船のカマが破裂をして沈没した。
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マモノ
1988年 福岡県
普段、船に乗るときは、表3尺・とも3尺に乗ってはいけない。魔物が乗っている。
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(ダイコンノオト)
1978年 広島県
亥の子の日に大根を抜いて折れた場合、その音を聞くと死ぬので大根を抜いてはいけない。
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