国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ムジナ
1915年 長野県
ある人が山で狢の子を数匹捕らえて来て家で飼った。その夜から、寝静まる頃に家の周りに石油缶に砂を入れて引きずるような音がし始めた。外に出てみると音がやみ、家に入ると再び音がする。狢の子を返したら、それから物音はしなくなった。

類似事例(機械学習検索)

ムジナ
1990年 秋田県
狢は夜に、太鼓の音や木をきる音、倒す音をさせる。
類似事例

スナマキムジナ
1993年 新潟県
辻堂坂に夜くると、砂をまくような音がして砂撒き狢が出る。
類似事例

ムジナ
1935年 新潟県
えらい狢がたくさんいた。家に戻る途中は薄暗く、火の燃える音がした。近くの一軒家が焼けていると思い、近寄ってみるが、その音には落ち着きがなかった。狢だと分かると、火の音は切れた。
類似事例

ムジナ
1990年 秋田県
狢(むじな)は夜木を切る音をさせる。
類似事例

ムジナ
2001年 新潟県
狢の姿が前に見えても、本体は後ろにいる。狢に追いつこうとして倒れると、後ろの狢に憑かれて狢憑きになる。
類似事例

ムジナ
1933年 長野県
夜中に山から木を曳き降ろすような音がした。行ってみると誰もいなかった。狢の話。
類似事例

ムジナ
1923年 神奈川県
狢が人を送り、その後は林の中でがさがさと音を立てる。
類似事例

テング
1985年 高知県
天狗は様々な音を出す。木を倒す音や、鉄砲を撃つ音、太鼓をたたく音や、虫送りをする音などである。
類似事例

ムジナ
2001年 新潟県
狢が木の上で、尻尾で、木を切る音を出す。
類似事例

ムジナ
1940年 新潟県
なじみの寺の家族のために狢が他人の家から味噌を取ってきた。住持がすぐに返してくるように言うと、狢はその晩に返却しに行った。その後も、遅れてきた輪番を遅いぞといって驚かす狢であった。
類似事例

ムジナ
1933年 長野県
土蔵の下に狢の巣がある家があった。その狢は人の声の真似をするのがうまかった。近所の嘉右衛門という家の婆は、暗くなるといつも「お嘉やーぃ」と呼ぶが、狢が真似をして「オーカエツ」と言ったことがある。
類似事例

キツネ,カク
1961年 新潟県
名のある狐と狢がいた。4種の狐と狢は、それぞれ悪さをする。
類似事例

ムジナ
1935年 新潟県
夜道を歩いていると、9月というのに盆踊りの声や太鼓の音がする。おかしいと思っていると、聞こえなくなった。これは狢がいろいろな音を出していたからだろう。
類似事例

ムヂナ
1938年 岐阜県
止めているはずの水車の臼の音がするので見に行ったが、やはり動いてなかった。狢の仕業である。白昼でも音を立てることがあった。
類似事例

タヌキ,ムジナ
1933年 長野県
夜明け頃、家の中から赤子の声が聞こえてきた。けれども家の人は誰も知らないでいたという。狸か狢の仕業だという。
類似事例

ムジナ
1935年 新潟県
生け捕りにした男狢を樽の中に入れて飼っていた。人気がなくなると、麥搗(テンカラツギ)の音を真似し始める。こっそり皆でそれを聞きに行った。
類似事例

カッパ
1913年 岩手県
4歳になる子供がいた。ある易者が、この子は川の物に取られると言った。それから家の者は子を家の外に出さないようにしていたが、ある時伯母がその子を外に連れ出し、川に入ったまま見えなくなった。川童が伯母に化けて来たのだという。
類似事例

マツトムジナ
1989年 新潟県
狢の穴から木石を盗んだものが、狢に憑かれてしまった。早く返せと毎日のようにやってくるので、怖くなって元に戻した。
類似事例

オト
1980年 静岡県
雨の日に山へ行ったときに、ガシャンガシャンと音がする。音のするほうに石を投げると音がしなくなるが、また少し離れたところで鳴り出す。それが繰り返される。
類似事例

ムヂナ
1938年 岐阜県
狢が鳥毛打ちの音をまねる。
類似事例

セコゴ,(カッパ)
1976年 大分県
トチーンと山の中で木を伐る音がしたり、水に飛び込む音がする。これはセコゴがやっている音であるという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内