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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

グヒンサン
1930年 大阪府
慶応の御蔭騒動の際、行方不明となっていたある店の丁稚が、伊勢神宮の御札を背負って奔走しているのが目撃された。多分ぐびんさんに山へ連れて行かれて使奴となったのだろうと噂された。

類似事例(機械学習検索)

テング
1930年 大阪府
慶応の御蔭騒動の際、家の物干し台に降りた天狗の告げに従って嫁をとった人がいた。
類似事例

オフダ,オカゲドシ,ハラヒ
1915年 和歌山県
御蔭年は61年目に1度来る。慶応年間の御蔭年には、家々に御祓様(御札)が降り、家によっては御祓様の中に小さな玉が入っているものもあった。御札が降るにつれて世間が騒々しくなり、15・6人が一団になって「ええじゃないか」と囃しながらその家に踊りこみ、酒肴の振る舞いを受けた。
類似事例

キツネ
1975年 鳥取県
行方不明になった人を探しに行くと、山の中を狐に引っ張りまわされたあげく、行方不明になった場所とは反対の方角で発見されたが、半年ほど経って死んだ。
類似事例

テング
1981年 和歌山県
行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
類似事例

オフダ,フッタイエ
1915年 京都府
京都北郊の村々では、慶応年間の頃さかんに御札が降った。降った家に近隣の人々が集まり祝宴をして踊った。ある家では主人が酒食の費用を嫌がって降った御札を隠しておいたところ、罰があたって患ってしまった。早々に御札を披露して振る舞いをしたら全快したという。
類似事例

カミカクシ
1978年 山梨県
女の人が行方不明になり、大勢で探したら岩の上に座っていた。3日間座っていたという。その間のことは何も覚えておらず、神様に連れて行かれたのだといわれた。
類似事例

テング,カミカクシ
1978年 埼玉県
2、3歳の娘が母親と山に入った際に道に迷い、行方不明になった。3日後に1里半も離れた谷で見つかったが、その途中はとても子どもが通れるような道ではなかった。天狗にさらわれたのかはわからないが、本当に不思議だと噂された。
類似事例

モリコ,タタリ
1989年 長野県
山作をやっていた頃、いとく沢山の神という場所に守子が子供を背負って水汲みに行ったところ、行方不明になった。それが祟ってしょうがないので、山の神と言われて祀られた。
類似事例

ゴコウ
1980年
ある人が家を改築しようとして門を崩したところ、御札の裏に蜈蚣(ムカデ)が釘付けされていた。御札に書かれていた年月日を見ると、20数年生きてきたことになるという。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
ある若い女性が行方不明になった。1月以上たってから、山奥の川の側に座っているのを発見され、連れ帰られた。
類似事例

テング
1981年 和歌山県
天狗松を買って家を建てた人が行方不明になった。10日ほどして戻ってくると、「神様ににぎやかなところに連れて行かれ、木の葉の餅を食べた」と言った。
類似事例

キノコザワノヌシ
1952年 神奈川県
キノコ沢の主に飲まれて、行方不明になった男がいる。
類似事例

スッポン
1976年 京都府
中京の者が3人連れ立って鼈を食べに行ったが、店に入ったら急に食べたくなくなったと3人とも店を出た。帰り道になぜ食べたくなくなったのか尋ねると、店の炬燵で鼈が寝ていたので驚いてよく見ると、店の亭主だったのがわかり、恐ろしくなったという。
類似事例

キツネ
1943年 山形県
10年ばかり前、木挽りあがりの爺さまが、正月前に魚を買いに行ったまま行方不明になった。山狩りすると、道から10間ほど入ったブナの大木の根元に黒羅紗のマントをきたまま凍死しているのを発見された。権現森の狐に誑かされたのだろうと噂された。
類似事例

キツネ
1991年 石川県
ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
類似事例

ハナヨメギョウレツ,キツネ
1937年 秋田県
ある男が、向こうからきた花嫁行列にまぎれ込んで行方不明になった。後になって意外に近い村の山中で発見された。狐に隠されたのだろうと評判された。
類似事例

ヒノタマ
1967年 新潟県
男の家のイチョウの木の股から、火の玉が出ると噂になった。それが目撃された翌朝、その男が死んだ。
類似事例

テング
1950年 埼玉県
男が行方不明になり半月ほどして馬鹿になったようにしてひょっこり帰ってきた。天狗に連れられずっと木の上にいて、食べ物は天狗が運んできてくれたという。
類似事例

テング
1923年 長野県
もし人が天狗によって山に連れて行かれたなら、その後には履物がきれいに脱がれている。そのために、天狗に連れて行かれたことが分かる。
類似事例

テング
1970年 滋賀県
次助集落のある人が、山講の日に中の谷に行ったら天狗につままれて飛ばされ、行方不明になった。探したが見つからず、そのうち帰ってきたが、頭が変になっていた。
類似事例

オカゲドシ,オフダ
1916年 静岡県
御蔭年には不思議なことが起こった。不思議の始まりは酒屋が行燈を何かの拍子に焼いたとき「火之用心」という文字だけ焼け残った。それから火の騒ぎがいくつかあり、町中総出で神仏に参詣した。門前並木の大木の松が音もなく倒れた。そのうち御札が降ったという家が出てきて、祠を作って御札を祀り、祭礼のようにして騒いだ。
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