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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タヌキ
1996年 香川県
黄峰の水飲み場から下りてきた所のお地蔵さんの側に、たくさん狸がいた。毎日、晩になると、火がお地蔵さんの所へ下がり、10分ぐらいたつと黄峰の方へ上がっていった。

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ロクスケイナリ,キツネビ
1990年 長野県
六助稲荷の峰にはきつね火がたつといい、洞の方から来た猟師も「きれいなもんだ」と言っていた。お稲荷様に灯りがついたので行こうとしたら、他の所へ行っていたという話もある。
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フルミネジンジャ,テング
1952年 栃木県
日光の古峰ケ原にある古峰神社は、天狗を祀ると一般に言われているが、社務代行の話では、祭神は日本武尊であり、天狗は古峰神社の眷属であるという。
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テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
家に中峰様、水天宮、古峯様の三体の神様を奉っている。中峰様が追放されて水天宮に変わったのに、中峰様が中央に奉られているのは、中峰様がこの家に初めに来たからである。
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コソダテジゾウ
1987年 長野県
和の東上田にある。昔,仲のいい夫婦がいたが子供がいなかったので,家の近くの地蔵さんに子供を授けてくれるよう一日も欠かさずお参りした。何年か経ってついに女の子が生まれ,大変可愛がっていたが,3つのとき流行病で亡くなってしまった。ある夜,お地蔵様の所へ行って見ると,石の地蔵様から光が出ているように見え,何処からともなく仏様の声が聞こえた。「お前達の娘はこの地蔵に生まれ変わった。この地蔵を娘と思って育てなさい。」というので,夫婦はそれから明るくなって地蔵さんの世話をした。
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ヤナギダンサン
1998年 愛知県
家の軒下まで草が茂ってもわからないほど目の悪い人が、お地蔵さんを信仰すると目が見えるようになった。そのお地蔵さんをヤナギダン(柳谷)さんと呼んで、目の病気を治してくれるお地蔵さんとして信仰されたという。
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オジゾウサン,キツネ
1938年 長野県
お爺さんが遅くまで山で働いていると、突然お地蔵さんが現われて手招きし、連れて行ってくれと頼む。お地蔵さんをおんぶして行ったが、畑の中へ入ったり出たりして家に着かない。お爺さんがたばこに火を付けるとお地蔵さんはどこかへ行った。
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オシオリサン,シバオリジゾウサン
1941年 徳島県
人が死んだ所にある地蔵さんが、人が通る時に柴を手向けるという。
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ジゾウサン,コウボウサン,ヒカリ
1972年 岐阜県
光が中名礼のフルヤシキの井戸から出ているので、不思議に思って井戸をさらってみた。すると中から地蔵さんが出てきた。その地蔵さんを弘法さんという。
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キツネ
1985年 滋賀県
狐が地蔵に化けて道をふさぐので、人々は狐の祟りだとして稲荷神社で地蔵盆をして供養する。その時作った地蔵を化け地蔵と呼ぶようになる。
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トキワサン
1973年 奈良県
常盤さんは以前は子安の地蔵さんと呼ばれていた。
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ジゾウサマ
1966年 長崎県
ある爺さんが煮干製造所で鰯干しの竿をお地蔵様のガン首に結びつけたら、地蔵さんがひっくり返った。爺さんは地蔵さんをカワの中に投げ込んだので、ヤコ憑きのようになって口走ったという。
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ジゾウサマ
1982年 宮城県
地蔵様の別当をしている人が地蔵様の杉の木を切ったら、地蔵が怒って家に病人が出た。
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サイホウジノオジゾウサン
1983年 山梨県
西方寺にあるお地蔵さんには金網がはってあるが、これは、もっと前の方丈さんのときに、夜に地蔵様が歩いたりして困ったからだという。
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タヌキ,ジゾウソン
1933年 大阪府
ある長老は火除け地蔵に参ってから帰宅した。その夜、隣家が火事になったが、長老宅は全く無事であった。きっと、地蔵尊のおかげだと喜んだ。なお、地蔵尊の傍らには黒さんの祠があり、共に合祀してある。黒さんとは狸のことである。
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イリヤマノジゾウ,アメップリジゾウ
1971年 福島県
入山のお地蔵様にはアメップリ地蔵とも言われている。前田に住むAさんにはこの地蔵がついた。日でりのときに入山から3つの地蔵を借りてきて家の中においてその前で拝むとだんだん手が動き始め、用意させた水を頭からかぶったかとおもうと、姿が見えなくなった。このとき、前田にある地蔵をもって川に飛び込んでいたという。
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イウナジゾウ
1970年 滋賀県
栃の木峠に小さな地蔵がある。昔、その地蔵のところで男が人を殺した。男は地蔵に「誰にも言うな」と言ったところ、地蔵は「わしは言わぬが、おまえが言うな」と言った。男はその後、良心にかられて自首した。以来この地蔵を「言うな地蔵」と呼ぶ。
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(フナカタノユウレイ)
1961年 静岡県
昔、船がたくさんこの地に入ってきていた頃、時化の時に人が死んだ。その死体に壊れた船の足伝馬をかぶせて現在の船着場の上の端に埋め、地蔵をつくってまつった。夜になると死んだ船方が、毎日、イソザキ(屋号)に来て田子へ行くからワラジをくれという。そこで地蔵をコザキへ移すと、出なくなった。それでその地蔵をコザキの地蔵という。
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コブガハラ
1974年 栃木県
古峰原にお参りに行って笠を借りてきてたのを軒下においておくと、笠はひとりでに戻っていると言う。古峰原はそのくらい信仰されている。
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イリヤマノジゾウ,アメップリジゾウ
1971年 福島県
入山のお地蔵様にはアメップリ地蔵とも言われている。この地蔵が下の町にお出掛けになると雨が降る。
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カゼフキジゾウソンノオジゾウサマ
1985年 福島県
旧の3月16日は地蔵様の祭日で、風吹地蔵尊のお地蔵様は祭りの1週間前ぐらいから早い者順で小学校の子供が借りていって遊ぶ。このときは子供はお地蔵様に何をしてもよい。祭りの当日はトーナガシといって、堀に水を溜め、地蔵様を裸にして首に縄をつけてお地蔵様を流す。子供に引っ張られるお地蔵様を心配して祭りの日に地蔵をきれいに洗って神社に収めてしまった。すると、お婆さんは病気になって寝込んでしまった。
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ワライジゾウ
1922年 鳥取県
地蔵の周りを3度廻ると地蔵が笑い出す笑い地蔵の話を聞いたことがある。
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