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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コウボウダイシ
1990年 香川県
21日のお大師さんの日に、御殿の姫様に言われてカレイを取りに海に入ろうとした男がいたが、海際でお坊さんに止められた。見ると、御殿も姫様も消えていた。お坊さんはお大師さんであろうということである。

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オオキナボウサン
1976年 京都府
大きな坊さんが出る。最初に大きな坊さんが「こんばんは」と言い、2度目も大きな坊さんが通って「こんばんは」と言った話があるという。
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オカマサマ,ダイシサマ
1963年 福島県
11月4日、14日、24日の三大師があり、4日をハジメ大師講、14日をナカ大師、24日をアマリ大師という。仲作では4日にハギシコを取ってきて箸とし、オカマ様に供える。このオカマ様のところに大師様がいるといわれる。タイシとは聖徳太子のことである。
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ダイシサン
1984年 新潟県
大師さんが宿を乞うた家が貧しく、おばあさんが隣の畑からカブラを取ってきて大師さんにすすめたのを、大師さんが哀れんで、おばあさんの足跡を隠すために雪を降らせたので、オダイシコの日は雪が降る。
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キツネ
1977年 和歌山県
拝み屋さんのお大師さんがいて、狐に憑かれるとその人の所に行った。お大師さんは、狐が憑いたからそこそこに魚を置いてくるようになどと言った。よく庭やその近くに魚を置いたという。
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ダイシサマ
1982年 新潟県
11月23日は大師講の日である。汚く貧しげな大師様を泊める家もなかったが、可哀想に思って泊めた家には幸運が授かり、その後大師の姿はいつの間にか消えたといわれている。
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オダイシサマ
1964年 秋田県
11月24日はお大師様の日で、オデェシコという。この日は吹雪になるといわれている。それはこの日、お大師様が塩を買いに行って吹雪のために死んでしまったからで、オデェシコブキという。
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オダイシサマ
1941年 不明
お大師様が山の仙人に払子のようなものをもらい、「これさえ持って居れば、どんなオスゲー物も来ん」と言われた。その後お大師さまにつきまとってくる娘の兄弟がお大師様を撃ち殺そうと鉄砲を撃ったが、どうしてもあたらなかった。
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ヒメ,ヒメナグサ
1928年 新潟県
漂着した舟に美しい姫が乗っていた。村の若者達が姫に熱心になったため、村の娘達は姫を恨むようになった。姫は入水して死に、それからは川の水が濁った。河原には小さな草が生え、人々は姫の精だとして姫名草と名付けた。
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ボウサン,クセヤマ
1978年 静岡県
小判を乾かしていた坊さんにウソを言って道を教え、坊さんを殺して小判をとった。坊さんは「7代祟れ、7代祟れ」と言ってお札で血をふいた。その家の人は死に絶えたが、その場所で坊さんの姿を見た人がいる。
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ツシロヒメ
1971年 鹿児島県
数百年の昔、敵の軍勢に囲まれた津城から逃れ長瀬まで逃れた姫が海に身を投げた。毎年その時期になると姫の霊魂が白鷺になってドンドロの松の木に来るといわれる。明治中期に硫黄鉱山の仕事をしていた谷山出身の男が人知れずこの姫のもとに通っていた男がいたが、財宝を掘り当てこの男は姿を消した。また二十六年前、長瀬では姫の宝物が光を放っており、これを探しに行った男二人がどこからともなく現れた姫や侍女の乗った舟にさらわれ地球上から消えた。姫のいる幸の国に行ったものか。
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オダイシサン,ホトケ
1978年 徳島県
昔、女の人が機を織っているとお大師さんが来て、お手水てぬぐいにするからくれと言うので、切って分けた。お大師さんは毎日やって来て、女は1機分2丈8尺の布を7日間で全てあげてしまった。お大師さんが望みを聞くと、このまま仏になりたいと言った。女はそのまま端切れのむらさきちりめんに黒しゅすの着物を着たまま仏さんになってしまった。
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ショウガツサマ,ダイシサマ
1982年 新潟県
天竺から降りてきた正月様が、大師講をすませて帰る大師様とあって、大師様は屑米の団子であるチジュダンゴまで食べてきたのに、正月様はなんのなんの、別のご馳走が山程あると言い返し、別れた。
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ビッコダイシ
1967年 福島県
大師様のことをびっこだいしと呼ぶ。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は法華様である。
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ギンナン,シロヘビ,オンリョウ,タタリ
1990年 京都府
昔、殿様が糸織り姫を愛するのに嫉妬した者が、姫は他の男と約束を言い交わしたと言ったので、殿様が立腹して姫を殺した。この姫は松平家7代まで祟り、そのため子供が生まれなかった。姫が殺された日から銀杏の木に大きな白蛇が棲むようになったので、これは姫の怨霊が蛇になったものだといわれている。銀杏を食べると腹痛になるともいう。
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〔ウスグモヒメ〕
1961年 愛媛県
山内式部大輔の娘は薄雲姫という美女だった。結婚の申し入れをはねつけたために戦になり、姫は風透山に落ちのびた。そのうち姫の元に男が通うようになったが、姫が二世の契りを申し出たところ、男は立ち去った。姫は男の裾に糸をつけ、後を追っていくと、風透山の風穴に入って消えていた。姫は驚き、その後病気になって死んだ。
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ダイシ
1970年 福島県
旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師はエビス・ダイコク様である。
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カッパ
1973年 岩手県
岩の御殿橋のたもとの岩場に河童が出ると言われているが、見た者は誰もいない。
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ヘビ
1977年 山形県
峠で坊さんが昼寝をしていたところ、蛇が化けてきて関屋を湖にしてそこに住むといった。坊さんはそのことを村人に教え、鉄の針で蛇を退治する。坊さんを祀ったのがオグラ神社である。
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キヌガサノベンテンサマ,(ゾクシン)
1965年 愛媛県
重茂山の城主・岡部十郎には聡明で美しい姫がいた。城が落ちるとき、姫は落ち延びて普請中だった自分の御殿を目指した。途中で被っていた菅笠のために追っ手に見つかった姫は自害した。後に村人が祠をたて、弁天様にお祭りしたのが「衣笠の弁天様」である。一生菅笠をかぶらないと誓って願うと、加護があるといわれている。
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ダイジャ
1928年 大分県
速水姫という大切に育てられた姫がいたが、年頃になったとき、沈蛇の瀧に飛び込んでいなくなってしまった。姫が飛び込んだ日を命日にして、一周忌の日にお通夜をしていると、姫は以前のままの姿で帰ってきたので、親族は大喜びした。就寝中は声を掛けたり起こしたりするなという姫との約束を破って家人が覗くと、部屋に大蛇がのたくっていた。仰天して騒いでいると、蛇は姿を消した。
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