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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ギンナン(ゾクシン)
1938年 鳥取県
位の高い木として俗人の家には植えられない。銀杏の根は水気の吸収の変化が多く、家の床下に根を出すと、夏障子などが開閉困難となったり、冬に障子などがはずれたりする。夏水気をもつ根が床下に入ると健康上よくない。

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セコ
1985年 熊本県
冬は山にいて夏は川には入る。
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イヌガミ
1956年 大分県
犬神は床下にいる。憑かれた場合、供物をととのえてけしかけた方の家の床下にもっていって埋める。
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カリタノシライシ,キョセキ
1956年 宮城県
泉の根ノ白石から、石の根が続いているという。(直線距離にして約40キロ)
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オニ,シャカ
1973年 富山県
節分の晩に鬼が豆を拾って植える。もしも生えたら一大事なので、釈迦が鼠に豆の根を切るように教え、それから畦豆の根を切るのだという。
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〔フルツバキノネ〕
1938年 京都府
古い椿の根が、光って飛んだという話があったという。
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テング
1979年 岐阜県
下洞集落の根の松という男が行方不明になった。天狗にさらわれたのだということになり、村人が「根の松返せー」と叫んで探し回ったが、本人は何食わぬ顔で帰ってきた。
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キリ(ゾクシン)
1938年 鳥取県
桐を鳳凰の住む霊木とする。この木を植えると諸々の禍を除く。桐の木を家の近くに植えると位まけしてその家の家族の血色蒼白となる。桐の根は人間の生血を吸うから家の近くには植えられぬ。
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ニジノネ,オウゴン
1937年 秋田県
虹の根を掘ると黄金が埋まっている。
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カッパ
1985年 熊本県
冬は山に登り、夏は川に下りる。
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トウキビ,スイカナド(ノウギョウニカンスルゾクシン)
1956年 宮城県
トウキビの丈が伸びれば洪水になり、根が高く張る年は大風が吹き、根が高く出るとその年は大水が出るという。また西瓜の出来の良い年は台風が多く、縞苗(葉脈に濃淡の縞目のある稲の苗)が出ると豊作になるなど。
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シミヅ
1974年 石川県
長谷部家の表門前には清水があるが、長谷部氏がこの館に居を構えて武功があったときに、一夜にして湧き出たという。冬は湯のように水気がのぼり、夏は冷たい水だという。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
イチジクの根は水をよく吸うため人の血まで吸うといって、イチジクの木を植えるのを嫌うといわれている。屋敷にセンダの木を植えると主を狙うといって嫌うといわれている。家の北にエノキを植えると、金が貯まるといわれている。松およびモッコクは植えると良いといわれている。庭木は家の屋根より高くするべきではないといわれている。
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キ,(ゾクシン)
1960年 愛媛県
屋敷内に木を植えることを嫌う。家の中に果物の木を植えることを嫌う。木が家より高くなると左前になるとか、家が栄えないためだという。
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デエダラボッチ
1940年 千葉県
デエダラボッチという巨人の足跡だと言われているところが、あちこちにあるとされ、根郷村寺崎と太田の間に1つ、根郷村城から大篠塚へ行くところに1つあると言われている。
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ヤ,ヤマトタケルノミコト,ツチグモ,ツキ
1930年 福島県
日本武尊が槻の木をもって矢を作り、八人の土蜘蛛を退治した。その箭がここに根をおろし、巨木となった。
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シシャノコロモ,シシャ,ヒノヤマ
1948年
死者が火の山を越すので生前の普段着を一週間竿に吊るして水気がなくならないようにする。
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リュウノツノ
1970年 岡山県
新養寺に竜の骨というものがあった。根にはイボのようなものがあったという。
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ネバノカイカ
1987年 山口県
夜、漁に行くと根場のカヤが燃える。翌朝見てもなんでもない。
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リュウジン
1975年
陰々とした泉水には竜神が住んでいる事がある。その水中に大勢が入って水を打つと必ず雨が降る。これは水気が天に昇るからという。
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ダイダホウシ
1915年 長野県
それぞれ山頂にあるにもかかわらず、夏も水気が絶えない。昔、大蛇法師が一跨ぎにしたのだという。その時両手に提げていたのが、男嶽と女嶽である。そのためこの2つの山は山脈から離れたところにある。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
屋敷に椿・無果実の木を植えることは忌まれている。無果実の木は、主人の寝所の下に根がくるのを嫌うという。ざくろの木を嫌う場所もあるという。また、屋敷内に山椒の木を植えると早く家が潰れるといわれている。
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